プロシア王フレデリック2世 Frederick II (King of Prussia)
生没年 | 1712-1786 | 国 | |
---|---|---|---|
辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 80233 |
-
プロイセン王 フリードリヒ2世(1712-1786):
フルート・ソナタ集 [クラウディア・シュタイン(フルート)/アンドレアス・グレーガー(チェロ)/アレッサンドロ・デ・マルキ(フォルテピアノ)]Frederick II (Frederick the Great): Flute Sonatas, SpiF 14, 82, 84, 114, 116 and 118 (C. Stein, Greger, De Marchi)
発売日:2020年09月25日
NMLアルバム番号:8.574250
CD価格:1,600円(税込)
プロイセン王として国の強大化を実現する一方、当時の先進的な文化芸術も取り入れて啓蒙専制君主として国を治めたフリードリヒ2世(1712-1786)。その功績から『フリードリヒ大王』と呼ばれ称えられました。音楽をこよなく愛した王の宮殿には、クヴァンツやグラウン、C.P.E.バッハらが集い、王自身も自らフルートを演奏して妙なるアンサンブルを楽しんだという記録が残っています。 宮廷を訪れたバッハに即興演奏のテーマを与え、それが後に「音楽の捧げ物」の主題となったことは有名ですが、王は自身で演奏するためのソナタも多数作曲、その数は100曲を優に越えています。このアルバムでは王のソナタを6曲収録してその作曲の才能の片鱗を伝えると共に、曲の合間にはアレッサンドロ・デ・マルキが書いた即興的な小品が演奏されており、これがまた当時の宮廷での一場面を彷彿させるような絶妙な効果をあげています。
収録作曲家:
-
〈Capriccioレーベル 40周年記念名演集〉
40 GREATEST RECORDINGS [さまざまな演奏家]Capriccio 40th Anniversary - 40 Greatest Recordings
発売日:2022年01月14日
NMLアルバム番号:C5470
CD 2枚組価格:1,575円(税込)
Capriccioレーベル創設40周年企画第1弾!Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCapriccioは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。 代表的な録音にはヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン: 交響曲全集や、シャーンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのモーツァルト、ヘルマン・マックス指揮ライニッシェ・カントライによるドイツ・バロックの声楽作品、コンチェルト・ケルンによるバロックから古典派の作品、白井光子のドイツ・リート、ウィーン少年合唱団の一連のアルバムなどがあります。 その後NAXOS傘下に移りウィーンに拠点を移し、新ウィーン楽派から「退廃音楽」に至る時代の作品の録音を継続して発表。最近ではハンス・ロットの管弦楽作品全集(全2巻)の録音が高く評価されました。2021年からは国際ブルックナー協会と組んでブルックナーの交響曲の全ての版と稿を録音するプロジェクト“#bruckner2024”を開始するなど、「ウィーンのレーベル」として特色ある活動を意欲的に続けています。 この2枚組にはCapriccioの過去の録音からレーベル・プロデューサーが選んだハイライトを収録。レーベルの歩みを一望できる内容となっています。 2022年には「宗教作品」「交響作品」「器楽曲」「声楽曲」のジャンルごとに各10枚組のBOXが予定されています。