モニューシュコ(スタニスラフ) Moniuszko, Stanislaw
生没年 | 1819-1872 | 国 | ポーランド |
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辞書順 | 「モ」 | NML作曲家番号 | 22458 |
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モニューシュコ(1819-1872):
歌劇《パリア》 [ドミニク・ストヴィチ(テノール)/イヴォナ・ソボトカ(ソプラノ)/ピオトル・フリーベ(テノール)他/ヤチェク・カスプシク(指揮)/ポズナン国立モニューシュコ・オペラ管弦楽団&合唱団]MONIUSZKO, S.: Paria [Opera] (Sutowicz, Sobotka, Friebe, Korpik, Kuflyuk, Kiedrowska, Poznań Opera House Chorus and Orchestra, Kaspszyk)
発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:8.660516-17
CD 2枚組価格:2,900円(税込)
《ハルカ》(CD:8.660485-86)や《幽霊屋敷》などの作品で「ポーランド歌劇の父」とも呼ばれるスタニスワフ・モニューシュコ。この《パリア》は彼が完成させた最後の歌劇で、南インドを舞台に不条理な身分差別と闘い翻弄される人々を描く悲劇です。 カーストの最下層に生まれたイダモールは新たな人生を歩むために故郷も家族も捨て、別人になりすまして屈強な戦士に成長。戦いの功績により神官アケバルの娘ニーラとの結婚を許されます。祝賀ムードに包まれた村に現れたのがイダモールの父ジャレス。彼はかつてカーストの掟を破って森に踏み込み、神聖な場所を汚すという重大な罪を犯して追放されたのでした。アケバルはジャレスに死刑を宣告しますが、イダモールが自分はジャレスの子であると名乗り出て、激昂した人々により殺されてしまいます。ニーラはイダモールへの愛が真実であったと気づき、自らジャレスの娘であると宣言して追放の刑を受けて村を去るのでした。 凄惨な結末ゆえか、初演時には不評でしたが、不条理な社会体制がもたらす悲劇というテーマは現代世界で強い訴求力を発揮します。指揮者ヤチェク・カスプシクの下、歌手たちが渾身の歌唱を聴かせます。
収録作曲家:
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ポーランドの弦楽四重奏曲集
ノスコフスキ/モニューシュコ/クルピンスキ [ルトスワフスキ四重奏団]String Quartets (Polish) - KURPIŃSKI, K.K. / MONIUSZKO, S. / NOSKOWSKI, Z. (Lutosławski Quartet)
発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:8.573978
CD価格:1,900円(税込)
このアルバムは、ポーランドの民族主義を追求した作曲家たちの半世紀にわたる業績をたどるものです。 カロル・クルピンスキはショパンよりも一世代前の作曲家。ポーランド音楽の国民的なスタイルの基礎を築いた人で、彼の弦楽四重奏のための幻想曲は整った形式を持つ作品です。 スタニスワフ・モニューシュコは《ハルカ》や《幽霊屋敷》などのオペラを作曲し、“ポーランド・オペラの父”と称えられています。彼の四重奏曲は賛美歌などシンプルな旋律を採り入れた、活気に満ちた力強い作風が魅力です。 ジグムント・ノスコフスキはポーランド有数の作曲家・教師として活躍し彼に続く世代の音楽家たちを数多く育てあげました。アルバムに収録されているのはヴィオッティの旋律をテーマにした変奏曲とフーガで、先鋭的ではないものの、機知に富んだ作風が窺えます。 演奏はポーランドを代表するアンサンブル、ルトスワフスキ四重奏団。共感溢れる演奏を聴かせます。
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モニューシュコ(1819-1872):
歌劇《ハルカ》 [マルガレーナ・モレンドフスカ(ソプラノ)/ドミニク・ストヴィチ(テノール)/ルーカス・ゴリンスキ(バス=バリトン)/ラファウ・コルピク(バス)/ポズナン国立モニューシコ・オペラ管弦楽団/ガブリエル・フムーラ(指揮)]MONIUSZKO, S: Halka [Opera] (Sutowicz, Molendowska, Goliński, Poznań State Moniuszko Opera House Chorus and Orchestra, Chmura)
発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:8.660485-86
CD 2枚組価格:2,900円(税込)
領主ヤヌシュに弄ばれた村娘ハルカ。彼女はヤヌシュと名門の令嬢ゾフィアとの婚約発表の席に現れ、彼の不実を訴えますがヤヌシュに言葉巧みに追い払われてしまいます。ハルカを思う青年ヨンテックはあきらめるように彼女を諭し、村人たちも彼女に加勢します。ヤヌシュを思うあまり正気を失ったハルカは教会に火を放とうとして、…
ポーランドを代表する作曲家の一人、スタニスラフ(スタニスワフ)・モニューシュコ。ショパンより9歳年下であった彼は、決してオペラを作曲しなかったショパンとは違い、ポーランド語を巧みに用いたオペラと声楽曲を数多く作曲し「ポーランド歌劇の父」と呼ばれています。 この歌劇《ハルカ》はモニューシュコの最もよく知られる作品の一つで、村人たちが歌う力強いマズルカなどのポーランドの民族舞踊が散りばめられた聴き応えのある仕上がりとなっています。 作曲家の名を冠したポズナン国立モニューシコ・オペラ管弦楽団と合唱団による演奏と、ポーランド出身の歌手たちを中心とした見事な演奏は、作品の真価を知らしめるものです。収録作曲家:
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クルピンスキ(1785-1857):
エレジー ハ短調
ドブジンスキ(1807-1867):
交響曲 第2番 ハ短調 Op.15「性格的」
モニューシュコ(1819-1872):
おとぎ話(冬物語) [ヤロスワフ・ティエル(指揮) /ヴロツワフ・バロック管弦楽団]発売日:2021年04月09日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
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モニューシュコ(1819-1872):
合唱作品集 [コラール・アカデミー・プロジェクト合唱団 - シンギング・ポーランド/NFMレオポルディヌム管弦楽団/アグニェスカ・フランコフ=ゼラズニー(指揮)]発売日:2020年09月25日
CD価格:2,850円(税込)
モニューシュコは19世紀を代表するポーランドの作曲家の一人。決してオペラを作曲しなかったショパンとは違い、彼はポーランド語を巧みに用いたオペラと声楽曲で知られており、なかでも伝承物語を題材にした《ハルカ》や《パリア》はポーランドの国民的作品として広く愛されています。 このアルバムは、彼が書いた300曲ほどの歌劇、声楽曲の中から、美しい旋律を持つ合唱曲を集めたもの。可憐な有節歌曲から、壮大な叙事詩、オペラの中の合唱曲など様々な作品が収録されています。
収録作曲家:
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モニューシュコ(1819-1872):
弦楽四重奏曲 第1番・第2番
ザレンプスキ(1854-1885):
ピアノ五重奏曲 Op.34 [プラヴナー五重奏団]MONIUSZKO, S.: String Quartets Nos. 1 and 2 / ZARĘBSKI, J.: Piano Quintet (Plawner Quintet)
発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:555124-2
CD価格:1,800円(税込)
2019年に生誕100周年を迎えるポーランドの作曲家モニューシュコ。同郷のショパンが手掛けかなった歌劇の分野で活躍、《ハルカ》や《パリア》などはポーランドの国民的作品として愛されています。いくつかのバレエ音楽も知られていますが、ここに収録された弦楽四重奏曲は演奏の機会もほとんどなく、録音もほんの僅かしかありません。これらはモニューシュコがベルリンで学んでいた時代に作曲され、古典的なフォルムの中に美しい旋律とユーモアが込められたもので、後の歌劇の作風が伺える充実作です。 併せて収録されているザレンプスキの作品も聴きもの。31歳で早世したザレンプスキはフランツ・リストの信奉者であり、このピアノ五重奏曲もピアノの技巧が存分に生かされた華やかな雰囲気を持っています。
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モニューシコ(1819-1872):
カンタータ「幽霊」 [ブレク/クバス=クルク/ブトリン/ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック合唱団/ヴロツワフ・バロック管/コセンジャク]MONIUSZKO, S.: Widma (Phantoms) [Cantata] (Bręk, Kubas-Kruk, Butryn, National Forum of Music Choir, Wrocław Baroque Orchestra, Kosendiak)
発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:CDAccordACD243
CD価格:3,525円(税込、送料無料)
「ポーランド歌劇の父」と称されるモニューシコ。同じくポーランドの国民的詩人のアダム・ミツキエヴィチの詩を愛し、12冊にも及ぶ歌曲集を書いています。このカンタータもミツキエヴィチの台本によるもので、詩と音楽が見事に融合した壮大な作品に仕上がっています。ただし、現在知られているのは作曲家の死後に、彼の友人たちによって改訂された版であり、演奏者コセンジャクは作品の形を正しく伝えるために、音楽学者マチェイ・プロハスカに総譜の再構築を依頼、他の人が加えた改訂を全て取り除き、作品の元々の形を洗い出すことに成功しました。もちろんこのヴァージョンでの世界初演、初録音盤です。
収録作曲家:
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モニューシュコ(1819-1872):
〈バレエ音楽集〉
伯爵夫人/ハルカ/幽霊屋敷他 [ワルシャワ・フィル/ヴィト]MONIUSZKO, S.: Ballet Music (Warsaw Philharmonic, Wit)
発売日:2017年02月24日 NMLアルバム番号:8.573610
CD
通常価格:1,900円→ 特価!:1,290円(税込)19世紀ポーランドを代表するオペラ作曲家であり、ショパンとシマノフスキーのギャップを埋める存在であるスタニスワフ・モニューシュコ。4歳でピアノを始め、18歳の時にベルリンのジングアカデミーに留学。2年間学んだ後にポーランドに帰国、結婚、ビリニュスでピアノ教師と劇場オーケストラの指揮者として活躍した人です。彼は作曲家として、歌劇だけでなく、バレエ音楽をはじめとした管弦楽作品もいくつか残しましたが、そのどれもが大衆的な題材に基づく、ポーランドの愛国主義精神を賛美、聴衆からも大きな賛同を得ました。1863年から64年にかけて、ワルシャワに起きた「1月蜂起」の影響で、劇場での職を失ってしまいましたが、亡くなるまで歌劇の作曲を手掛けていたとされています。 このアルバムでは、ポーランドを代表する指揮者ヴィトの演奏で、モニューシュコの有名な歌劇《ハルカ》《伯爵夫人》のバレエ音楽と、単独の舞曲など、ポーランドの民族意識を強く感じさせる作品を楽しめます。
収録作曲家:
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『究極のレコーディング 40』
ORFEOレーベル40周年記念 [さまざまな演奏家]発売日:2020年06月19日
CD 2枚組価格:2,025円(税込)
ORFEOレーベル40周年の歴史を彩った名録音の数々1979年にミュンヘンで設立されたORFEOレーベル。40周年を記念し、その歴史を彩った名録音の数々を一度に楽しむことの出来る見本市のようなアルバムが登場します。CD1には器楽奏者と指揮者による20の名演、CD2には20の名唱、40周年に合わせ合計40の素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。