クルピンスキ(カロル・カジミェシュ) Kurpiński, Karol Kazimierz
生没年 | 1785-1857 | 国 | |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 143891 |
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ポーランドの弦楽四重奏曲集
ノスコフスキ/モニューシュコ/クルピンスキ [ルトスワフスキ四重奏団]String Quartets (Polish) - KURPIŃSKI, K.K. / MONIUSZKO, S. / NOSKOWSKI, Z. (Lutosławski Quartet)
発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:8.573978
CD価格:1,600円(税込)
このアルバムは、ポーランドの民族主義を追求した作曲家たちの半世紀にわたる業績をたどるものです。 カロル・クルピンスキはショパンよりも一世代前の作曲家。ポーランド音楽の国民的なスタイルの基礎を築いた人で、彼の弦楽四重奏のための幻想曲は整った形式を持つ作品です。 スタニスワフ・モニューシュコは《ハルカ》や《幽霊屋敷》などのオペラを作曲し、“ポーランド・オペラの父”と称えられています。彼の四重奏曲は賛美歌などシンプルな旋律を採り入れた、活気に満ちた力強い作風が魅力です。 ジグムント・ノスコフスキはポーランド有数の作曲家・教師として活躍し彼に続く世代の音楽家たちを数多く育てあげました。アルバムに収録されているのはヴィオッティの旋律をテーマにした変奏曲とフーガで、先鋭的ではないものの、機知に富んだ作風が窺えます。 演奏はポーランドを代表するアンサンブル、ルトスワフスキ四重奏団。共感溢れる演奏を聴かせます。
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クルピンスキ(1785-1857):
エレジー ハ短調
ドブジンスキ(1807-1867):
交響曲 第2番 ハ短調 Op.15「性格的」
モニューシュコ(1819-1872):
おとぎ話(冬物語) [ヤロスワフ・ティエル(指揮) /ヴロツワフ・バロック管弦楽団]発売日:2021年04月09日
CD価格:2,700円(税込)
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シャロン・カム(クラリネット)
ウェーバー/クルピンスキ/クルーセル:
クラリネット協奏曲集 [シャロン・カム(クラリネット)/ウィーン放送交響楽団/グレゴール・ビュール(指揮)]Clarinet Concertos - WEBER, C.M. von / KURPIŃSKI, K.K. / CRUSELL, B.H. (S. Kam, Vienna Radio Symphony, G. Bühl)
発売日:2020年03月20日 NMLアルバム番号:C995201
CD価格:2,325円(税込)
世界有数のクラリネット奏者の一人、シャロン・カム。1971年にイスラエルで生まれ、最初はリコーダー奏者を志すも12歳の時にクラリネットに転向。16歳でズービン・メータが指揮するイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団をバックにモーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏したことで、この曲は彼女の大切なレパートリーになりました。やがて1992年にミュンヘン・コンクールに優勝して以来、彼女は20年以上に渡りアメリカ、ヨーロッパ、日本のオーケストラと共演し人気を博しています。 この2019年に録音された最新アルバムでは、ウィーン放送交響楽団とともに、彼女が最も得意とするウェーバーの協奏曲と、ポーランドの作曲家クルピンスキ、クラリネット奏者にはおなじみのスウェーデン系フィンランド人作曲家クルーセルの協奏曲を演奏。卓越した技術と温かくまろやかな音色が全体に漂う魅力的な1枚です。
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第2回ショパン・フェスティバル
ハンブルク2019
ショパン、クルピンスキ、ペテルソン、
ラフマニノフ、シューマン [トビアス・コッホ(ピアノ)/エレン・ティスマン(ピアノ)/ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)/トマシュ・リッテル(ピアノ)]Piano Music - CHOPIN, F. / SCHUMANN, R. / RACHMANINOV, S. / KURPIŃSKI, K.K. (2nd Chopin Festival Hamburg 2019) (Koch, Tysman, Olejniczak, Ritter)
発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:8.579068
CD価格:1,600円(税込)
2018年、ハンブルクで開催された「第1回ショパン・フェスティヴァル」は、モダン・ピアノとヒストリカル・ピアノを用いてショパンを演奏するというコンセプトを掲げた音楽祭。このアルバムはその翌年に開催された2回目の音楽祭の模様を収録した1枚です。 前年はモダン・ピアノの代表として2015年製のスタインウェイが用いられましたが、2019年に演奏されたのは「Shigeru Kawai」の最新モデル。ヒストリカル・ピアノは制作年代による音色の対比を楽しめるように、1832年と1847年製のプレイエルに加え、1872年製のスタインウェイとバラエティに富んだ楽器が選択されています。 2018年にポーランドで開催され、川口成彦が2位に入賞したことで一躍注目が高まった「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」の優勝者トマシュ・リッテルを始め、腕に覚えのある奏者たちの競演も聴きどころです。