耳鼻科の先生と違ったアプローチをします
近代医学は専門性が高くなっているので、脳外科の先生や耳鼻科の先生はどんどん患者様の局所の症状に近づき改善します。そして、患者様の生命に関係する症状を見逃しません。私たち鍼灸師は、患者様の症状を少し離れたところから全体的に見渡します。現代医学を基盤としながら、身体全体を見渡す東洋医学的な発想で診断と治療を勧めます。
顔の血流を上げる
首の交感神経を調整することで顔の血流を整えます。顔面神経が再生しやすい状態を作ります。
治療前
治療後
首の交感神経を治療してバランスを整えることで、血流を改善して、免疫力を高めます。血流の改善状態は医療用サーモグラフィーを使いながら確認します。被ばくの恐れがないので、安全に何回でもできる検査です。
顔面神経に直接電柱を流します
筋肉を動かそうとして低周波を使うと、病的な異常運動が出やすくなります。神経の血流を改善する目的で低周波を使うと、神経の回復が早まります。私たちは長年顔面神経麻痺の治療に取り組んだ中で、顔面神経用のパルスクリップを開発しています。一般的な鍼灸院で使われているワニ口クリップ(左)に比べ、顔面神経の再生をすすめることができます。
身体の曲がりを整える
治療前
治療後
鍼治療をすると、筋肉の緊張が取れて自然に重心がそろいます。筋肉の緊張がとれるので体の末梢まで血流がよくなります。
治療前
治療後
ふくらはぎが動かなくなると血栓ができやすくなります。鍼治療をすることで血栓ができない体質を作ります。
自律神経のバランスを整える
スーパーライザーを使って首の前にある星状神経を治療します。星状神経は首から上の血流を調整する神経です。星状神経にストレスがかかると内耳や顔の温度が低下します。
内耳の血管の緊張が取れて血液循環やリンパの流れが改善します。
ペインクリニックの先生は星状神経に麻酔をかけますが、私たちは、より安全な方法でスーパーライザーと使います。状況に応じて1日に数回治療することも可能です。
身体を治療する
身体を治療することで、側弯や血流の異常を改善します。ふくらはぎの運動能力を上げて筋肉ポンプの能力を取り戻します。インナーマッスルを治療することで側彎を治して内耳に血液を運ぶ血管の血流を改善します。自律神経のバランスを整えることで首から上の血管の痙攣を無くします。
内リンパは脳脊髄空のリンパに流れ込みます。
筋肉が柔らかくなるので、息む動作でも脳脊髄圧の上昇がおされられ内リンパの逆流を防ぎます。