顔面神経麻痺は、鍼灸治療で治りますか？

顔面神経麻痺にはいろいろなタイプがあります。顔面神経麻痺のタイプに合わせて、顔面神経麻痺の治療、血流を改善する治療、ストレスの治療を組み合わせておこないます。必要な組み合わせは検査の結果でご提案します。

■顔面神経麻痺の鍼治療／顔の自然治癒力を高める鍼治療をします。

■血流を改善する鍼治療／顔面の血液循環を改善する鍼治療をします。

■ストレスの鍼治療／ストレスで乱れた自律神経のバランスを整える鍼治療をします。

夜に耳が痛かったので痛み止めを飲んだそうです。
翌朝、目が痛むのと水を飲むと口から出てしまうので気が付いたそうです。

こんな時は、おでこにしわがよるか調べます。
おでこにしわがよるなら脳が原因ではないので一安心。
手足の動きも問題なかったので、9時になってから総合病院に連れて行きました。

病院では脳神経外科にかかります。

脳腫瘍や脳出血、脊髄炎が原因の顔面神経麻痺もあるので、脳外科や神経内科での診察を受けます。顔面神経麻痺を起こす障害や病気が発見できなかったので、ベル麻痺で入院することになりました。

麻痺は3日程度かけて進行して完成します。

顔面神経が通る管の中で顔面神経が徐々に腫れて壊れるので、麻痺も時間をかけて徐々に悪化します。おおむね3日程度で麻痺がピークになりました。

治療は、ステロイドの点滴がメインです。

体の炎症を急激に抑えなければならないので、ステロイドの点滴をしました。ウイルスが原因と言われていますが、ウイルスを特定するのに時間がかかることと、抗ウイルス剤はウイルスの増殖を抑える作用しかないので、ベル麻痺では使わない先生も多いようです。

麻痺が治らず退院しました。

片側がほとんど動かなくなる完全麻痺状態が続いたまま退院しました。翌日から1日2回鍼治療をしました。退院後4週間(発症から6週間)でわからないまでに完全回復しました。

ベル麻痺は、そのままでも70パーセントは1カ月程度で治癒すると言われていますが、2週間たっても回復の兆しが見えないものは注意が必要です。

鍼治療は大変効果がありました。
鍼をすることで、ご飯を食べやすくなり、顔が動かしやすくなるとのことです。

通院ごとに耳鼻科の先生がびっくりしたそうです。

これは今から20年も前の話ですが、それからベル麻痺の治療は進歩していません。
お医者様は命に関係あるかを真剣に考えてくださいます。ただ・・・。命に別状がないとわかると、あとはあまり真剣になってくれないようです。

こんな経験から、ベル麻痺を治す鍼灸治療に取り組むことになりました。

聴力検査ができる鍼灸院を選びましょう

顔面神経麻痺の治療には、オージオグラムの検査が必須となります。事前にオージオグラムの検査ができる鍼灸院かを確かめましょう。顔面神経麻痺の治療についての取り組みと専門性の高さの判断になります。

治る力が目を覚ます！

現在準備中です。

私たちは、耳鼻咽喉科の先生とは違った角度から検査をします。 顔面神経麻痺になった原因を全身の症状から調べます。原因を調べて治療をすることで顔面神経麻痺の治療をすることだけでなく、将来、起こる可能性のある病気も未然に防ぐことができます。

モアレトポグラフィー

背骨のゆがみ状態を確認します。顔面神経麻痺の患者様は、頭の位置が重心線上にないので、耳に血液を運ぶ椎骨動脈を圧迫したり、耳の血流を調整する星状神経節に負担がかかったり、頭を支えるため体の筋肉が緊張して脊髄圧が上がったりします。

サーモグラフィー

手足の筋肉の発熱状態や、自律神経のバランス状態、腎臓のデルマトーム上の温度を確認します。顔面神経麻痺の患者様は、ふくらはぎの温度が低下したり、腎臓のデルマトーム上に温度が低下します。第二の心臓と言われるふくらはぎの筋肉ポンプが働かないことや腎臓回りが低温になることで、利尿作用が低下したり、リンパの流れが滞ったりします。

オージオグラム

一般的に病院で行われる聴力の検査をします。顔面神経麻痺の場合、低音の聴力が落ちます。通常は片耳と言われますが、両耳が落ちることも多くあります。

耳鼻科の先生と違ったアプローチをします

近代医学は専門性が高くなっているので、脳外科の先生や耳鼻科の先生はどんどん患者様の局所の症状に近づき改善します。そして、患者様の生命に関係する症状を見逃しません。私たち鍼灸師は、患者様の症状を少し離れたところから全体的に見渡します。現代医学を基盤としながら、身体全体を見渡す東洋医学的な発想で診断と治療を勧めます。

耳鼻咽喉科の先生はあまり勧めません

保険医療機関の先生は、エビデンスを大切にされます。エビデンスは根拠。公的なお金を使って治療をするには根拠がなければ治療ができないという考えです。

鍼治療は確かな効果があります

ベル麻痺は、もともと体の中にある単純ヘルペスウイルスが活性化して顔面神経が腫れ、顔面神経管の中で、圧迫されることで二次的に神経線維が壊れて麻痺をします。

腫れる原因はウイルスの神経炎ですが、麻痺の原因は圧迫して神経線維が壊れるためなので、ヘルニアや脊柱管狭窄症で圧迫され傷んだ坐骨神経が鍼治療で改善するように。神経線維の回復には鍼治療は効果的です。

顔面神経を直接鍼で刺激することで神経の再生を促進して、筋肉の萎縮を防いで治療をします。
だと思います。胃が悪いということで退院後は、病院の処方された薬は飲んでいません。入院によるステロイドの点滴で神経の腫れを早急に引かすことができたのが一番の要因ですが・・・・その後の神経線維の回復には、鍼治療が大きく関係していると思います。

顔の血流を上げる

首の交感神経を調整することで顔の血流を整えます。顔面神経が再生しやすい状態を作ります。

ストレスや疲れがあると顔や耳の血流が低下します。免疫力も低下するため顔面神経麻痺が発症しやすくなります。鍼治療をすることで顔や耳の血流を改善させて免疫力を上げることができます。

顔面神経に直接電柱を流します

表情筋に低周波を流すと病的な顔の運動が出てしまうので、顔面神経に直接電流を流します。特定の周波数の電流を流すことで顔面神経の再生が早くなります。当院では研究開発した結果、効果的に顔面神経にパルス波を流す方法を開発しました。左が一般的な鍼灸院で使うクリップです。左側が私たちが開発した顔面神経用のクリップです。重量が全くないので、顔面神経に負担をかけずに効果的な治療ができます。

身体の曲がりを整える

鍼治療をすると、筋肉の緊張が取れて自然に重心がそろいます。筋肉の緊張がとれるので体の末梢まで血流がよくなります。

ふくらはぎが動かなくなると血栓ができやすくなります。鍼治療をすることで血栓ができない体質を作ります。

当院独自の治療

当院オリジナル 軽量クリップ

当院は、電流刺激療法用に独自の軽量クリップを開発しました。市販のワニ口クリップに比べずっと軽量のため、治療中の電気鍼抜け落ちの恐れがなく、顔面神経など繊細な治療に適しております。顔面神経を専用に治療する先生方に、患者様の治療効果を上げるために、軽量クリップを販売致します。

自律神経のバランスを整える

スーパーライザーを使って首の前にある星状神経を治療します。星状神経は首から上の血流を調整する神経です。星状神経にストレスがかかると内耳や顔の温度が低下します。
内耳の血管の緊張が取れて血液循環やリンパの流れが改善します。

ペインクリニックの先生は星状神経に麻酔をかけますが、私たちは、より安全な方法でスーパーライザーと使います。状況に応じて1日に数回治療することも可能です。

身体を治療する

身体を治療することで、側弯や血流の異常を改善します。ふくらはぎの運動能力を上げて筋肉ポンプの能力を取り戻します。インナーマッスルを治療することで側彎を治して内耳に血液を運ぶ血管の血流を改善します。自律神経のバランスを整えることで首から上の血管の痙攣を無くします。

内リンパは脳脊髄空のリンパに流れ込みます。
筋肉が柔らかくなるので、息む動作でも脳脊髄圧の上昇がおされられ内リンパの逆流を防ぎます。

治療回数について

発症から2か月は、顔面神経の再生力をあげるため毎日の治療をおすすめします。
毎日の治療ができない場合、患者様の通院できる範囲内で治療を計画します。
集中的に1日数回、鍼治療をすることも効果的な方法です。
1か月ごとに検査をして、その後の治療計画を立てます。

費用について

顔面神経麻痺の治療 と、顔面神経麻痺を引き起こす原因となった 頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療 をします。治療が必要な箇所については モアレトポグラフィー・ サーモグラフィーで検査のうえご提案します。

治療費は、顔面神経麻痺の治療費（3,240円）＋頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療費となります。
初診時に、4,860円の検査費用（モアレ1＋サーモ4）と560円の初診料がかかります。
※頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療は条件がそろえば5部位までは保険の対象になります。
※保険を適用できない場合、5部位までは1部位600円、以降、1部位300円となります。
※別途、1本20円前後の鍼材料費がかかります。
※事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

顔面神経麻痺の治療費

頚椎の側彎・ストレス・ふくらはぎの血流の治療

対症療法（鍼灸院の療養費）と、原因療法（鍼灸院の療養費＋整骨院の療養費＋自費での治療21部位）の治療例

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  おかげさまで

  長野市 A.S.様

  どうもおかしい・・・。先生がいた通り3か月くらいから顔のツッパリがはじまりました。でも、思っていたよりもずっと調子がよくなりました。ありがとうごさいます。唇はとがらすことがまだできませんが、耳鼻科の先生は完治ということで治療を終了になりました。鍼治療まだ続けたいのでお願いします。

  わかりました。顔面神経麻痺は目がつぶれるかが大切です。耳鼻科の先生が目がつぶれるようになると治療を終了にされる先生が多いようです。笑顔が取れることが大切なので、まだ治療を続けましょう。

  院長がお答え致します。

  院長 吉池 弘明

  

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  やっと写真がとれるように

  上田市 T.M.様

  自分の顔を見るのがつらかったのですが、ようやく写真を撮れるようになりました。ありがとうごさいます。

  良かったです。耳鼻咽喉科の先生は耳鼻科的な診断基準で治療判定をされるのですが、女性の場合や若い男性は美容整形外科的な診断基準で判断される方が多いです。Mさまはほとんどの表情で左右対称に筋肉がうごくので完全に良くすることができました。ただ、右目の温度がまだ高いのでしばらくは眼科の先生と相談して目薬を使われたほうがいいと思います。またなにかありましたらご連絡ください。

  院長がお答え致します。

  院長 吉池 弘明

  

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  良い感じです

  長野県 T.T.様

  遠いので、先生が言われる半分しか通院できないのですが、わりといい感じです。病院の先生には3か月くらいで良くなると言われたのですがあまり良くならず、4か月目からの治療になったのが少し悔やんでいます。ただ、どうも目がごろごろするので、先生が紹介してくれた花粉メガネがかけています。少し日が開いてしましますが今後ともお願いします。

  了解しました、そろそろ後遺症の異常運動がでるじきなので、ご飯を食べるときは目と口を一緒に動かすことがまだ注意してください。目のほうがサーモグラフィーで見ても瞳の温度がいっしょなので大丈夫だと思います。

  院長がお答え致します。

  院長 吉池 弘明

  

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  私こんな顔なんだ！

  長野県 A.Y.様

  写真を撮ると、ちょっと違っていいるのでまだ心配です。よくなりますか？

  大丈夫です。よくなっています。ただ、少し瞼が小さくなっていますので、今後はそちらのほうをよくしていきます。首を冷やすと症状が悪化するのでスカーフを首に巻くのもいいとおもいますので、首を温めるようにしてください。

  院長がお答え致します。

  院長 吉池 弘明

  

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  いまひとつです

  新潟県 K.T.様

  思っているほどほくなりません。麻痺していたのに、この頃は突っ張った感じがします。どうも涙も出やすいのですが、わにの涙になるのか心配です。遠いのでなかな通院できないのも原因かと思うのですが、近くの鍼灸院を紹介してもらえますか？

  鍼灸院ならどこでも顔面神経麻痺の治療はできるのですが、経験の少ない先生もいるのが実情です。T様は後遺症が少し出だしているので、もう少し時間が取れたら通院してください。どうしてもだめなら前回、説明した表情筋を直接ストレッチする方法を続けてください。涙については顔面筋がかたくなって涙腺を圧迫するためなので心配ないと思います。

  院長がお答え致します。

  院長 吉池 弘明

  

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-薬用オンセンス発送までの流れ-

1 .治療のご感想を受付までお寄せください。
2 .掲示することになりましたらスタッフから事前にご確認を致します。
3 .ご了解を頂いた方に薬用オンセンスをお送りします。