お薬で効果が無かったら
早めに鍼治療をしましょう

お薬で効果がなかったら早めに鍼治療をしましょう

脊髄小脳変性症

脊髄小脳変性症のよくある質問|鍼灸師 吉池弘明

●更新 2025.01.09

脊髄小脳変性症の鍼灸治療について教えてください。

脊髄小脳変性症の質問|富山県 Y.A.さん

父親からの遺伝の脊髄小脳変性症(SCA6)です。子供達に迷惑をかけたくなくて、できる治療は何でもやりたいと思っています。

鍼治療をすれば、ふらつきや呂律は良くなるのでしょうか?疎遠になった姉はだいぶ症状が進んでしまったようなので、自分も進まないか心配です。

富山県 Y.A.さん

SCA6は、比較的ゆっくりと進行する脊髄小脳変性症ですが、めまいや糖尿病などの他の疾患が重なると、急激に進行することもあるので注意が必要です。

医療用サーモグラフィで筋肉の発熱量を診ながら鍼治療をすると、ふらつき改善や呂律の維持に役立つことが多いので、当院にご相談ください。

分からないことは、私たちの経験した範囲で色々とお答えできると思うので、少しでもこの記事が、ご本人様やご家族様の不安の解消になればと存じます。

院長 吉池 弘明

脊髄小脳変性症の鍼灸外来

お医者様とは違った角度から検査をして鍼治療に活かしています。

脊髄小脳変性症の治療に取り組む 長野県 森上鍼灸整骨院スタッフ集合写真

西洋医学的に治療法が確立されていないような難病や、保険医療で良くならなかった患者様、お薬の副作用でかえってお体を壊してしまった患者様を専門に治療する鍼灸整骨院です。初診では十分な時間を取って患者様の問診をするので、お困りのことは何でもご相談ください。

当院独自の検査

  • 脊髄小脳変性症|重心のバランスを調べる検査

    カラダの傾きを検査する

    脊髄小脳変性症の患者様は、重心の傾きが大きいほどふらつきが出ることが多いので、カラダの傾きを検査します。傾く原因を作っている姿勢筋を確認しながら鍼治療を進めます。

  • 脊髄小脳変性症|自律神経の異常を調べるサーモグラフィの検査

    自律神経の状態を検査する

    自律神経のバランスを崩してしまうと、症状の進行が早いことが多いです。自律神経中枢の障害は体表温度に現れるので、悪化の予兆を調べて鍼治療を進めます。

  • 脊髄小脳変性症|脳へ向かう動脈の血流を調べる検査

    脳への血流を検査する

    脊髄小脳変性症が進行する方は脳の血流が悪化していることが多いです。寝た姿勢と起きた姿勢では血流が変化するので、日常生活で一番多い姿勢で脳の血流状態を調べ、鍼治療を進めます。