OMF
2010年に設立された日本のインディペンデントレーベル。チェンバロ/ヒストリカルハープ奏者-西山まりえとパートナーであるレコーディングエンジニアによって、13世紀から17世紀までの音楽の探求の為に作られた。濱田芳通率いるアントネッロのプライベートレーベルとしての性質を持つ。これ以外の18世紀以降の音楽のレパートリーも持っている。
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バリトン・トリオとニコラウスの館 [トリオ・シュタットルマン]
発売日:2023年09月22日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
世界でも珍しい弦楽器バリトンを擁した、スイスで結成し活動する日本人による三重奏、トリオ・シュタットルマン。結成10周年を迎え、ハイドン作曲のバリトン・トリオ作品全曲演奏プロジェクトを行っている東京雑司ヶ谷拝鈍亭の協力を受け、初の録音作品をリリース。現存する唯一のホルン2本を含む五重奏曲も収録!
収録作曲家:
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スプレッツァトゥーラ
~さりげなく~ [イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ]発売日:2023年06月16日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
2人が操る4種類の楽器の魅力
16-17世紀イタリアの作品―『イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ』の初アルバム。2人が操る4種類の楽器の魅力が活きる、16世紀後半から17世紀のイタリアの作品に焦点を当て、リサーチの先にある自由な表現を追求する1枚。 ― イ・フィラトーリ・ディ・ムジカは東京藝術大学で出会った中島恵美(リコーダー/フラウト・トラヴェルソ)、曽根田駿(チェンバロ/古楽ハープ)の2人によって結成されたデュオ。2014年から活動を開始し、中世からバロックまでの音楽をレパートリーとしている。「歴史的演奏法;Historically informed performance」の追及に力を入れ、資料を研究することによって、より自由でより豊かな演奏を目指して活動している。 -
J.S.バッハ(1685-1750):
インヴェンションとシンフォニア BWV 772-801 [福田ひかり(ピアノ)]BACH, J.S.: 2 and 3-Part Inventions (Hikari Fukuda)
発売日:2023年02月24日
NMLアルバム番号:KCD-2096
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
音楽雑誌への連載を行うなど研究者・執筆者としても積極的な活動を繰り広げる福田ひかり。前作『ゴルトベルク変奏曲』(KCD-2074)に続き取り組むのは『インヴェンションとシンフォニア』。 本録音でも「C. Bechstein Model D-282」を使用し、調律は「不等分平均律」を採用。カバー・アートは、松尾采奈が福田の演奏からインスピレーションを得て描き下ろした『鉱石』をモチーフとした作品。
収録作曲家:
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かへろかへろと
山田耕筰歌曲集 阿部雅子(ソプラノ) [阿部雅子(ソプラノ)/西山まりえ(バロックハープ)/ハマ(パーカッション)]発売日:2022年12月23日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
―子供時代の追憶の中に『からたちの花』『この道』『赤とんぼ』といった名曲のルーツを見つけることができる― ―『かへろかへろと』『ほういほうい』『夜中』など、まだ広く知られていない小曲を多く収めている― ―素朴であたたかく、山田の子供時代に、そして聴く者の子供時代に心を巡遊させてくれる愛らしい歌たち―
収録作曲家:
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柳田茄那子(ヴァイオリン)
スオノ・エテルノ [柳田茄那子]発売日:2022年09月30日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
ロンドンの英国王立音楽院と同大学院で学び、すでに数々の協奏曲やリサイタルで客席を魅了してきた柳田茄那子さんが、名ピアニスト居福健太郎さんとともに、さらなる高みに羽ばたく。20世紀を代表するヴァイオリニスト、ハンガリー出身のジョルジュ・パウクのもとで磨きをかけた基礎的なメカニック、音楽的なテクニックが花開いたと評すべきか。日本音楽財団貸与の銘器ストラディヴァリウス Samazeuilh サマズィユの音色も、シューベルトと時空を超えた小品を組み合わせた選曲も素敵だ。 曲の様式美を嫌味なく、無理なく紡ぐヴァイオリンで、音楽の句読点に意を払ったフレージングが心地よい。古典組曲の構成に想いを寄せた鮮やかなイザイ、ドビュッシーの世界とも相愛の若き日の武満徹。いずれも聴かせる。彼女は、私が私がと主情を強く掲げた恣意(しい)的なヴァイオリンを弾かない。曲の表面をなぞることでよしとしない。 (奥田佳道)
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発売日:2021年11月19日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
計算し尽くされた構造の中で自由に息をし、躍動感に溢れる多彩なバッハを表現したい音楽雑誌への連載を行うなど研究者・執筆者としても積極的な活動を繰り広げる福田ひかりが満を持して発表するゴルトベルク変奏曲。 国立音大、東京学芸大院、東京芸大院を修了。修士論文のテーマにも取り上げた福田がバッハの研究に本格的に取り組み始めたのは学生時代。ヨーロッパ各地で資料を収集するだけでなく、トロントでグールドの足跡をも巡るなど徹底した研究ぶりを見せる彼女が一作目としてとりあげたゴルトベルク変奏曲。『自分の考えるバッハ像をもっとも自由に表現できる作品』と言う点が大きな魅力であると語る。 録音で使用したピアノは「C. Bechstein Model D-282」。同社の楽器は長年福田が愛用する。調律を担当した加藤正人氏の提案により、調律は不等分律・ピッチc1=256Hzと設定された。『バリトン、バスの声部が朗々と聴こえ、ポリフォニーの響きを立体的に表現出来る』と言う。軽やかなバロックボウでの弦移動を連想させる分散和音、うごめく通奏低音、バッハの音世界を体現したかのような響きにも耳を傾けて頂きたい。 松尾采奈によるカバー・アートは福田の演奏からインスピレーションを得て書き下ろされた、色彩のイメージと「襞」。
収録作曲家:
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ギロヴェッツ(1763-1850):
3つの弦楽四重奏曲 Op.42 [クァルテット・オチェーアノ]発売日:2021年11月19日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
ハイドンともベートーヴェンとも異なる、忘れられたウィーンの天才ギロヴェッツガット弦やオリジナル楽器による演奏スタイルを特徴とするクァルテット・オチェーアノ。第一作目のアルバムはハイドンから受け継ぎ、シューベルトに繋がっていく、忘れられたウィーンの天才作曲家アダルベルト・ギロヴェッツ (1763‒1850)後期の傑作『弦楽四重奏曲作品42』。 ハイドン、 モーツァルト、ベートーヴェンの三人と同時期に活動したギロヴェッツは、チェスケー・ブジェヨヴィツェの聖堂合唱隊の指導者を父に持ち、プラハ・ウィーン・ローマ・ロンドンやパリ・ ドイツの諸都市で活躍し、ウィーン宮廷劇場楽長にまで登りつめた。オペラ・ブッファを想起させる多彩な舞台の転換、予期しない転調の連続、突然の休止など世紀変わり目の室内楽の創作を巡る状況や様式的特徴を濃厚に持ち、19 世紀初めのヨーロッパの多様性を活き活きと伝える傑作が21世紀に蘇る。 世界初録音。
収録作曲家:
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富川勝智
TÚ Y YO ― あなたとわたし
スパニッシュギター秘曲集 [富川 勝智(クラシックギター)]発売日:2021年05月20日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
フランシスコ・タレガ。フェレール、ボッシュ、マンホン、プラッテン夫人など、近代ギター奏法の父と呼ばれる彼と同時代に活躍したギタリスト達の作品を通じて、“スパニッシュギター” におけるロマン派音楽がどのような変遷を遂げたかを見ていく。“スパニッシュギター” のロマン派は試行錯誤の連続であった。彼らの作品には必ずギターらしさが存在し、それは“スペイン的なもの” と同義であった。彼らが求めた“スパニッシュギター” 音楽の書法や美学はその後も“ギターらしさ” として命脈を保ち続ける。 マヌエル・デ・ファリャによる“ギタリスト以外による初の本格的なギター作品”(讃歌『ドビュッシーの墓に捧げる』)の登場によって、クラシックギター音楽は20 世紀以降、数多くの近現代作品が生み出される。だが、このファリャでさえも、この時点までにギタリスト作曲家達が目指してきた“スパニッシュギター” の美学を忘れてはいない。 近現代以降のクラシックギターというジャンルを理解する上でも、タレガとその前後の時期に活動したギタリスト達の作品を知ることは必須である。彼らの葛藤と試行錯誤の過程こそが、近現代ギター音楽への《道しるべ》となったのだから……
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バスクラリネットアルバム
アマービレ
船木喜行 [船木喜行(バスクラリネット)/野代奈緒(ピアノ)]発売日:2021年04月23日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
独特の渋みと存在感のある音色の低音域、温かさをたたえる中音域、パッションと張りが特徴的な高音域……こうした『広い音域それぞれに違う表情を持つ多彩な表現力』は、バスクラリネットの特筆すべき魅力の一つである。この魅力を遺憾なく発揮できる音楽性を有する作品として、クラリネット室内楽の白眉である『ブラームスのソナタ』に挑む。 バスクラリネットのオリジナル作品からは、20世紀前半のスイスの作曲家O.シェックによる当時のダンスミュージックやバロック音楽に影響を受けた『ソナタ』。ベルギーの作曲家A.ヴェルベッセルトが当代随一のソリストのために書いた十二音技法による近現代音楽『シクルス』。現代アメリカ気鋭のプレイヤーであるJ.ラッセルのジャズやフュージョンのテイスト香る『ソナタ』という、いずれも楽器の特性を存分に発揮した良曲を収録。さらに、楽器特有の音色を紹介できる作品として、美しい旋律を持つ『愛の小径』『さくらのうた』が入っている。 バスクラリネット。その新たな境地とさらなる可能性を追求した、希少なオリジナル作品を収録含むバスクラリネット作品集。
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-★『レコード芸術』特選盤(2021年7月号)★-
ラ・ノスタルヒア
バリオス作品集
池田慎司 [池田慎司(クラシックギター)]発売日:2021年03月26日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
収録作曲家:
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河西麻希
『風の旋律』 [河西麻希(クラシカルサクソフォーン)、 石橋衣里(ピアノ)]発売日:2020年08月21日
CD国内盤価格:2,800円(税込)
邦人作曲家に焦点をあてた、大切なレパートリー河西麻希(かさいまき) サクソフォーン 昭和音楽大学卒業。同時に特別賞受賞。昭和音楽大学音楽専攻科修了。同時に学長賞受賞。第12回日本クラシック音楽コンクール第1位。その他受賞歴多数。2004年初のソロアルバム「風の旋律」をリリース。2007年ラトビアで行われた第5回国際サクソフォーンフェスティバル「サクソフォニア」に日本人初で招聘される。オープニングコンサートではソリストとして演奏。またラトビアの各地でリサイタルを行い好評を得る。2008 年ラトビアで行なわれた国際宗教音楽祭に出演。自身のユニット「Laluna」オリジナルのミニアルバム「Naturalious」をリリース。 2010年作曲家である船橋登美子氏との新曲アルバム「猫・ねこ・ネコ」をリリース。2011年「Laluna」セカンドアルバム「ワイデンワールド」をリリース。2015年プラハ音楽院(チェコ)に短期留学。2017年T-TOCRECORDSより2ndソロアルバム「音楽の鳥~pássaro de música~」をリリース。サクソフォーンを渡辺美輪子、岡崎美絵子、宗貞啓二、福本信太郎、田中靖人、Pavel Fiedler の各氏に師事。室内楽を彦坂眞一郎、武藤賢一郎の各氏に師事。 現在、ソロ活動の他、自身のユニット「ハッピー☆マッキーSAXカルテット」(サクソフォーン4重奏)、「トリオ・リラ」(サクソフォーン・チェロ・エンジェルハープ)、「ラルナ」(サクソフォーンとピアノ)等でも活動中。昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師。
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ハッピー☆マッキー SAX カルテット
『アイム・ソー・ハッピー』 [ハッピー☆マッキー SAX カルテット]発売日:2020年08月21日
CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)
ハッピー☆マッキーSAX カルテット サキソフォンカルテット 2010年に結成された女性サクソフォーンカルテット。同時期に昭和音楽大学と洗足学園音楽大学で研鑽を積んだ、河西麻希・木藤良朝子・北嶋恭子・石岡公恵により構成。 カテゴライズされない演奏スタイルと100曲を超える豊富なレパートリーから生み出される幅の広い音楽こそが最大の魅力。結成当時からこだわり続けている“女性としての華やかさと優しさのある演奏”が、聴衆のハッピーな気持ちを創り出すとして好評を博している。 当カルテットの為に委嘱・編曲された作品も多く、特にジャズサクソフォーン奏者松元啓祐氏の編曲作品を中心に「取り組みやすいポピュラーアレンジ」としてフォスターミュージックより発売している。
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W. A. モーツァルト(1756-1791):
バリエーション ソナタ [稲岡千架(ピアノ)]発売日:2020年05月29日
CD国内盤価格:2,800円(税込)
モーツァルトピアノソナタ全曲に取り組む稲岡千架の第二弾
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年9月号)★-
W. A. モーツァルト(1756-1791):
ファンタジー ソナタ [稲岡千架(ピアノ)]発売日:2020年05月29日
CD国内盤価格:2,800円(税込)
モーツァルトピアノソナタ全曲に取り組む稲岡千架の第三弾
収録作曲家:
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藤枝守(1955-):
ルネサンスの植物文様 [藤枝守(作曲)/西山まりえ(ルネサンスハープ、イタリアンチェンバロ)]Marie Nishiyama plays PATTERNS OF PLANTS on the Renaissance. Harp and the Italian Harpsichord
発売日:2020年03月06日
CD国内盤価格:2,800円(税込)
アルカイックな音色によって奏でられる「植物文様」のなかに秘められた植物の神秘の声……。 その声の始原の運動を聞くには、私たちの耳を古代人の耳へと調律し直さなければならない。 今福龍太(文化人類学者)
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年5月号)★-
朝吹園子(バロックヴァイオリン)
G.B.ヴィヴィアーニ(1638-1692):
教会と室内のための
カプリッチョ・アルモニコ 作品4
[朝吹園子(バロックヴァイオリン)/西山まりえ(チェンバロ、バロックハープ)/懸田貴嗣(バロックチェロ)]G. B. VIVIANI:CAPRICCI ARMONICI, DA CHIESA, E DA CAMERA, OP. 4
発売日:2020年02月07日
CD国内盤価格:2,800円(税込)
17世紀後半ハプスブルク宮廷楽長ヴィヴィアーニ。
秘曲のヴァイオリンと通奏低音のための作品集収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年3月号)★-
富川勝智(クラシックギター)
組曲 プラテーロとわたし [富川 勝智(クラシックギター)]発売日:2019年12月18日
CD価格:2,800円(税込)
「プラテーロとわたし」はノーベル文学賞の同タイトルの散文詩をベースメントにしたものであるが、デ・ラ・マーサの作曲作品ではテキストとの明確な参照がとられています。テデスコ版は散文詩そのものを朗読で担当するという手法をとっておりますが、デ・ラ・マーサ版ではギターの音だけで詩的な世界観を表すのに成功しています。スペインのカスティーリャ地方の乾いた空気を感じさせるトローバの「特性的小品集」や、セゴビアの心象風景を描いた「光のない練習曲」などにも、ギターだけでしか表現できない音世界があります。 間奏曲的に挿入されているタレガの小品群には、ロマン派から近代にかけてのクラシックギターの書法の変化がはっきりと感じとれるでしょう。このアルバム中ではデ・ラ・マーサやトローバの作品の橋渡しとして強い意味を持っています。 ギターの音でどのような風景を描きだせるのか…近現代に活躍した名匠達の軌跡が感じとれるアルバム内容となっています。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2019年10月号)★-
J.S.バッハ(1685-1750):
トッカータ集 BWV 910-916 [西山まりえ(チェンバロ)]発売日:2019年07月26日
CD国内盤価格:2,750円(税込)
17世紀には教会のミサや典礼の最初に演奏され、ファンファーレ風な役目を負うこともあるトッカータ。 オルガンやチェンバロなど鍵盤楽器のみならず、ハープのような撥弦楽器などの様々な発音機構の音色を操り、バッハ以前の中世・ルネサンス音楽のレパートリーを持ち、実際に即興演奏や17世紀宗教曲でトッカータを演奏してきた西山。彼女ならではの「切り口」は、楽譜からの音楽を受け身として弾くだけではない、生命を宿した音の連なりと力強い響きに満ちている。 若さみなぎるバッハの情熱と野望を感じずにいられない7つの傑作トッカータ集。
収録作曲家:
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ラ・モッラ
ドゥルチェード [ラ・モッラ(古楽ユニット)… コリーナ・マルティ(クラヴィシバルム)/ミハウ・ゴントコ(中世リュート)/ 西山まりえ(中世ハープ)]発売日:2019年05月24日
CD国内盤価格:3,056円(税込、送料無料)
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『ギターラ』 林 祥太郎 [林祥太郎(クラシックギター)]
発売日:2019年04月12日
CD価格:2,547円(税込)