フィンガー(ゴットフリート) Finger, Gottfried

生没年 1660-1730 チェコドイツ
辞書順 NML作曲家番号 23225
  • 商品番号:RAM1802

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    フィンガー(1655頃-1730)作品集
    ~ヨーロッパ大陸の宮廷と、英国の新しい演奏会のあいだで~ 詳細ページ
    [ザ・ハーモニアス・ソサエティ・オブ・ティクル=フィドル・ジェントルメン(古楽器使用)、ロバート・ローソン(総指揮)]

    FINGER, G.: Fantasia / Sonatas / The Mourning Bride (Music for European Courts and Concerts) (Harmonious Society of Tickle-Fiddle Gentlemen, Rawson)

    発売日:2019年12月20日 NMLアルバム番号:RAM1802

    CD価格:2,475円(税込)

    美麗!バロック全盛期多国籍に活躍したフィンガーの多彩な作品集モラヴィア(現チェコ東部)のオロモウツに生まれたフィンガーは、当地で学び17世紀中はロンドンで活躍、18世紀に入ってドイツに渡り、ベルリン、インスブルックなどの楽長を歴任した後、マンハイムで亡くなりました。ビーバー、パーセル、テレマン、ヴァイスほか当時の大作曲家たちと交流を持ち、当時最先端とされたイタリアの音楽を基本としながらも、イギリス、ドイツ、フランスまでの幅広い地域の音楽的特性を自らの作風に取り込み、まさに汎ヨーロッパ的と言える色彩豊かな作品を多数残しました。 ここに収められた12の作品の多くが世界初録音となります。イギリスでの最後の数年に書かれた英語による声楽作品で前後を挟み、彼の華やかな作風を様々な編成で楽しむことが出来ます。 ザ・ハーモニアス・ソサエティ・オブ・ティクル=フィドル・ジェントルメンは、17世紀から18世紀にロンドンの大衆に親しまれながら、今は忘れられてしまった作品を再評価することを目的に、2006年にロンドンで結成されたピリオド楽器による合奏団。この長い名前は、英国の風刺的詩人ネッド・ウォード(1667-1731)が、ロンドンで大衆のために初めて演奏会を開いた音楽家を描写した言葉から取っています。 これまでRaméeレーベルからヨハン・クリストフ・ペプシュの作品集2枚(RAM1109、RAM1502)、Chandosレーベルからヨゼフ・アントニーン・グレツキーの協奏曲集をリリースしており、有名作曲家の陰に隠れた名作を水際立った演奏で魅力的に紹介して高い評価を得ています。このアルバムでもその本領を発揮し、煌びやかな演奏を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555061

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    劇場のための音楽集 -
    王政復古時代、英国の作品集
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    [フェルミューレン/カペラ・オルランディ・ブレーメン/イーレンフェルト]

    ECCLES, J.: Mad Lover (The) (Vermeulen, Capella Orlandi Bremen, Ihlenfeldt)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:555061-2

    CD通常価格:2,475円特価!:690円(税込)

    16世紀から17世紀、エリザベス朝の時代には、女性が舞台に上がることは禁じられていました。そのため、シェイクスピアの戯曲は女性役を少年が演じることが多く、倒錯的な場面も数多く見られたようです。しかし17世紀後半の王政復古の時代には現代のような女優が登場し、舞台上で魅力を存分に発揮しました。中でもアン・ブレイスガードルは幅広い人気を獲得、英国の作曲家エクルズ(エックレスとも)や、当時この国で活躍していたモラヴィア出身の作曲家フィンガーが、彼女のために何曲かの作品を書き、これらが評判を呼んだことで知られています。 作品はイタリアのソロ・カンタータとフランスの宮廷音楽の特徴を併せ持ち、なかでも、情熱的で激しい感情表現が描写された「怒りの歌」は大変人気を博しました。フェルモイレンの歌唱は当時の雰囲気をあますことなく伝えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A527

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    『女王のお気に入り』
    ~1700年前後の英国王室におけるアン女王のオーボエ楽団 詳細ページ
    [ラ・プティット・エキュリー]

    Chamber Music (17th Century) - FINGER, G. / PAISIBLE, J. / MORGAN, T. / PURCELL, H. (The Queen's Favourites) (La Petite Écurie)

    発売日:2022年04月22日 NMLアルバム番号:A527

    CD価格:2,475円(税込)

    英国に根づいてゆくフランス式オーボエ音楽の味わいをそのままに!ヴィヴァルディやアルビノー二の協奏曲、バッハの教会カンタータなどで大々的な活躍の場があるため、比較的バロック音楽の世界でもなじみ深いオーボエ。しかしその歴史は弓奏弦楽器や鍵盤楽器ほど古くはなく、ショームやボンバルド属などに代わる本格的なオーボエがフランスで誕生したのはバロック後期、17世紀もかなり後になってからのこと。そして同国以外では英国が、1670年代からいち早くフランス風オーボエの導入が見られた地域でした。 フランスに亡命中チャールズ2世が同地の洗練された文化を吸収した後、王政復古で英国に返り咲いたことも大きかったようですが、その姪で英国王室最後のステュアート家出身者となったアン女王(1665-1714、在位1707-)は、王位継承前からフランス流オーボエ楽団を雇っていたほどこの楽器を愛した君主。本盤でCDデビューを飾るラ・プティット・エキュリーは彼女の時代に光を当て、「パーセル以降、ヘンデル以前」の英国におけるオーボエ音楽の魅力に迫ります。 彼らは当時のオーボエ楽団を構成した3種の管楽器と打楽器という編成で、フランス風組曲仕立てに書かれた英国の作曲家たちの室内楽を続々披露。コントラスト鮮やかな舞曲のリズムもさることながら、各楽器の伸びやかで味わい深い響きも聴きどころ。リコーダー作品で知られるペイジブルや近年密かに再評価が進むチェコ出身のフィンガーなどに交じり、歿後なお人気の衰えなかったパーセルの傑作選まで楽しめるのも嬉しい選曲です。

  • 商品番号:CD-16326

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    発売日:2021年11月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    17世紀から殆ど手が加えられていない貴重なオルガンが、
    17世紀オリジナルのガンバと交わす妙音
    指板やボディの構造の違いから、ヴァイオリン属のヴィオラやチェロとは微妙に違う、鼻にかかったような美しい音を奏でる弓奏弦楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ。 倍音豊かなその音色が、こもりすぎず響きすぎない短めの残響の教会堂に設置された歴史的オルガンと相性の良いデュオを聴かせるこのアルバムのテーマは「宇宙の音楽」。天文学にも通じた博覧強記の学者アタナシウス・キルヒャー(1602-1680)の著名からタイトルを取り、キルヒャーが生きた17世紀のドイツ語圏に花開いた弦楽芸術の粋を示す重要作品を中心に、オルガン独奏曲の傑作を交えた厳選選曲を、ほぼ当時の姿のまま今に残るガンバとオルガンでお送りします。 既に当時はドイツ語圏でもヴァイオリンが新たな器楽作法の中軸を担う存在になりつつあり、本盤にもシュメルツァーやアルベルティーニ、ビーバーといった名演奏家≒作曲家たちによるヴァイオリン音楽が多数選ばれていますが、ここでは17世紀当時ないし奏者自身による編曲を通じてガンバの響きに置き換えられており、原作を知る人にも新鮮な感覚で味わえる演奏となっています。 ガンバ奏者テペルマンは世界的に知られた古楽器演奏の2拠点ロンドンとケルンで学んだミュンヘン出身の俊才で、本盤では弦楽器の里フュッセンからウィーンに移り住んだ17世紀の名工ケークルによる響きの良いオリジナル楽器を使用。 対するオルガンも1662年建造時からほぼ手が加えられていないオーストリアの一段鍵盤楽器。こちらも同じくミュンヘン出身で近年ますます多忙になりつつある新世代奏者ニートハンマーの的確な音使いにより、残響にぼかされない美音がガンバの味わいと好適な調和とコントラストを描き出します。

  • 商品番号:ATH-23211

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    FLORISH IN THE KEY
    1650-1700年ロンドンの無伴奏ヴァイオリン曲集 詳細ページ
    [ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン)]

    Violin Recital: Skaerved, Peter Sheppard - BALTZAR, T. / CORELLI, A. / HAYM, N. / GASPARINI, F. / PURCELL, H. / TORELLI, G. (Florish in the Key)

    発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:ATH23211

    CD価格:2,250円(税込)

    17世紀から18世紀にかけて書かれたヴァイオリンのための作品を、当時の銘器を用いて演奏する「The Great Violins」シリーズで知られるピーター・シェパード・スケアヴェズ。このアルバムはシリーズには含まれておりませんが、やはり同時期に出版業者ジョン・ウォルシュによって出版された珍しい曲集を中心に、オリジナル楽器の演奏で紹介しています。 どれも1分から2分程度の短かさながら、パーセル、ビーバー、ペープシュ、コレッリ、トレッリなどの高名な作曲家から、恐らく王室に仕えていたと思われる無名の作曲家まで多彩な魅力を持つ曲が集められており、歴史的にも重要な1枚となっています。使用楽器はイングランド王チャールズ2世の宮廷楽団で用いられていた楽器です。 同時に収録されているのはリューベック出身、イングランドのチャールズ2世の有名な楽団「24のヴァイオリン」の団長として活躍したトーマス・バルツァーの作品。彼のドイツ仕込みの演奏技術はイングランドの作曲家たちに強い影響を与えたとされています。こちらは1629年製のアマティで演奏されています。

  • 商品番号:RES10220

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    A Courtly Garland for Baroque Trumpet -
    バロック・トランペット、宮廷の栄誉
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    [ロバート・ファーレイ/アンドリュー・アーサー/オルフェウス・ブリタニクス]

    発売日:2018年10月31日

    CD価格:2,100円(税込)

    ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの音楽学部でオルガンと作曲の講師を務めるアンドリュー・アーサー。彼を指揮者とする「オルフェウス・ブリタニクス」は17世紀から18世紀の楽器を用い、バロック時代の音楽を演奏するアンサンブルです。 今回のアルバムにはバロック・トランペットの名手ロバート・ファーレイが参加、17世紀に書かれた知られざるトランペット作品を演奏、楽器の魅力を伝えています。ナチュラルトランペットにいくつかの穴を開けただけの「バロック・トランペット」は音程を取るのが難しいのですが、ファーレイは究極の超絶技巧を披露、どの曲もやすやすと演奏しています。現在、ファーレイはロンドン・フィルやバーミンガム市交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタなどイギリス主要オーケストラと共演するだけでなく、コンチェルト・コペンハーゲンやハノーヴァー・バンドなど名だたるバロック・オーケストラにも登場。バッハやヘンデルの名曲を華麗に演奏することで知られています。