ブオナメンテ(ジョヴァンニ・バッティスラ) Buonamente, Giovanni Battista

生没年 -1642 イタリア
辞書順 NML作曲家番号 26797
  • 商品番号:RIC419

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    『皇帝の騎士たち』
    ゼノービとサンゾーニ、コルネットの偉大なる名手 詳細ページ
    [ランベール・コルソン、インアルト]

    Cornett Music (Early) - CASTELLO, D. / LASSUS, O. de / RORE, C. de / SCHMELZER, J.H. (Cavalieri imperiali) (InAlto)

    発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:RIC419

    CD価格:2,475円(税込)

    名手コルソンによる、ルネサンス期イタリアのコルネットの名手2人を讃えるアルバムイタリアのアンコーナに生まれたルイジ・ゼノービ(1547/48-1602より後)は、ウィーンでマクシミリアンII世のハプスブルク家に宮廷コルネット(ツィンク)奏者として雇われ、続くルドルフII世の治世には「コルネットの騎士」とまで呼ばれた名手。その後フェラーラでエステ家に仕えたのちウィーンに戻り、さらに晩年はスペインの貴族フランシスコ・ルイス・イ・カストロのナポリの邸宅に召し抱えられていたという具合に、当時ヨーロッパ中に名声を轟かせていました。 もう一人の名手ジョヴァンニ・サンゾーニ(1593-1648)はヴェネツィアに生まれ、サン・マルコ大聖堂でコルネット、サックバット、ファゴット奏者として名をあげた後、グラーツでフェルディナントII世の礼拝堂に仕え、モテットなどの作品も残しています。 ルネサンス期のイタリアを代表する二人の名手を讃え、彼らがコルネットで演奏したであろう当時のモテットや、器楽合奏曲を収めたアルバムがこちら。現代の名手ランベール・コルソンと、彼が主宰するインアルトのメンバーにより、雅な旋律や華やかな音の綾が再現されています。

  • 商品番号:CVS019

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    『愛の気まぐれ』
    1600年前後、メディチ宮でのオペラの誕生
    詳細ページ
    [ピグマリオン(古楽器使用)、ラファエル・ピション、レア・デザンドル、エヴァ・ザイシク(ソプラノ)、リュシル・リシャルド(アルト)、ダヴィ・コルニロ、エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、ザッカリー・ワイルダー(テノール)、ニコラ・ブローイマンス(バス)]

    発売日:2020年02月28日

    DVD日本語字幕なし価格:3,975円(税込、送料無料)

    ピションが描く、『オルフェオ』に先行するオペラの始まりルネサンス以降、フィレンツェのメディチ宮で行われる様々な出し物は、その豪華さでヨーロッパ中に有名なものでした。それらの幕間では音楽と詩を組み合わせた質の高い劇が行われ、イタリア・オペラの土台が築かれたといえるでしょう。これを受け継ぎ、さらに深い表現と内在的な美しさ、高い完成度で組み上げられたものが、1607年にモンテヴェルディが作曲した『オルフェオ』です。今回ピションは1600年頃の音楽から特に華麗なものを選び、当時メディチ宮で行われた幕間劇を再現することを試みています。さらにはヴェルサイユ宮殿の鏡の間で収録されたことで、さながら当時の栄華の只中にいるような感覚を味わうことの出来る、素晴らしい作品となっています。 一般に音楽史をひもとくと、1600年前後にフィレンツェの芸術同人会カメラータがオペラを誕生させ…と語られますが、本作はそれよりもさらに手前、1589年に行われたメディチ家の結婚式での音楽幕間劇『ラ・ペッレグリーナ』まで時間を遡り、オペラ前史が16世紀もかなり早い段階から始まっていたという前提でプログラムを構成、モンテヴェルディはオペラ史がかなり展開したあと登場したことを示す選曲にしている点が注目です。そうしたオペラ誕生の物語をライヴ映像で確認できる好企画です。

  • 商品番号:NYCX-10094

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    四つのヴァイオリン、ヴェネツィアにて
    ~17世紀イタリアの弦楽芸術~
    詳細ページ
    [クレマチス]

    Chamber Music (Italian) - BUONAMENTE, G.B. / GABRIELI, G. / MARINI, B. / ROSSI, S. / UCCELLINI, M. (Quattro violoni a Venezia) (Clematis)

    発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:RIC404

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    4本の弓、16本の弦が豊潤な通奏低音とくりひろげる、「ヴィヴァルディ前夜」のガット芸術バロックのヴァイオリン音楽がイタリアで大きな発展をとげた17世紀。その頂点としてローマのコレッリ(1653-1713)がとくに有名ですが、実は重要な弦楽芸術の拠点は他にもいくつかありました。南のナポリ、北のモデナやボローニャ……そして18世紀にはヴィヴァルディを排出したヴェネツィアも、17世紀を通じてヴァイオリン音楽の発展には大きく寄与した都市だったのです。 老舗古楽レーベルRicercarで初期ヴァイオリン音楽の知られざる世界を解き明かしてきたクレマチスの面々は、モンテヴェルディやカヴァッリらオペラの大家たちを横目に、かの水の都でどれほど豊かなヴァイオリン音楽が紡がれていたか、何挺もの楽器が響きを交わしあう独特の作品を丁寧に選びながら瑞々しく伝えてくれます。 なにしろタイトルは「四つのヴァイオリン」。一見かなり珍しい編成のようですが、実は世紀初頭のガブリエーリによる副合唱形式の応用(トリオ・ソナタ編成×2部)をはじめ、ヴィオラを用いず4挺が対等に音を交わしあう曲が意外に多い17世紀。初期バロックの中軸を担うマリーニやカステッロ、ウッチェリーニといった定番の異才たちによる思わぬ編成の曲のあいだ、カヴァッリやロッシら声楽の天才たちの作品も盛り込まれ、歌をめざしたヴァイオリン音楽の至芸にも心そそられること間違いなし。 鍵盤のヨアン・ムーランやブリス・サイーら、Ricercarでソロ録音もリリースしてきた俊才が居並ぶ、頼もしい演奏陣での録音です。

  • 商品番号:OC826

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴェスペレ ~ 十字架称讃の祝日 詳細ページ [ハイリゲンクロイツ修道院シトー会修道士/ヴィーニンガー]

    Vocal Music - EBNER, W. / MAZAK, A. (Vesperae: Baroque Vespers at Stift Heiligenkreuz) (The Cistercian Monks of Stift Heiligenkreuz, Wieninger)

    ■室内楽 ■声楽曲

    発売日:2011年05月11日 NMLアルバム番号:OC826

    CD価格:2,475円(税込)

    世界で2番目に古いシトー会修道院である、ハイリゲンクロイツ修道院シトー会はウィーンの森にあり、数年前「Chant - Music for Paradise」のCDが、UKチャートに入ったことをきっかけに、世界中で聴かれるようになり、その静謐な歌声が「究極の癒し」として高く評価されたのは記憶に新しいところです。このアルバムは、彼らの美しく神聖な声を聴くのはもちろんのことですが、それにもまして、典礼規定に準拠するヴェスペレの一連の流れを楽しむことに主眼が置かれています。中心となるのはバロック時代のアルベリヒ・マザーク神父の晩課の音楽で、いくつかの他の17生気の作曲家の曲が追加されています。アンサンブル・ドルチェ・リゾナンツァの甘美な楽器の響きと、心に浸み渡る歌声が溶けあい、一つの儀式が完結していきます。知られざる作品を聴く喜びをお届けいたします。