ヴァンハル(ヨハン・バプティスト)
Vanhal, Johann Baptist
| 生没年 | 1739-1813 | 国 | オーストリア |
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| 辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 21127 |
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ヴァンハル(1739-1813):
交響曲集 [イヴァン・レプシッチ、ミュンヘン放送管弦楽団]発売日:2025年08月22日
NMLアルバム番号:555433-2CD価格:2,775円(税込)
ヴァンハル(ヴァニュハルとも)は、ウィーンを拠点に作曲家として高い名声を得た人物で、音楽教師の活動を経て、作曲のみで生計を立てた最初の作曲家の一人とされています。彼の交響曲は短期間でヨーロッパからアメリカまで広まり、極めて高い需要に応じる形で交響曲73曲以上、弦楽四重奏曲100曲ほど、宗教曲90曲以上などを残しました。 この録音に収められた4つの交響曲は、構成の巧みさ、豊かな色彩感、劇的効果、記憶に残る旋律を兼ね備え、ヴァンハルの才能をよく示しています。作品番号を付した研究家ブライアンによると、ト短調とヘ長調の作品は1769年のイタリア渡航前、イ長調とイ短調はドイツに帰国した1770年以降の作品と推定され、これらはヴァンハルの作風の変化を検証する資料ともなります。特に短調の2作品は、ハイドンの「シュトゥルム・ウント・ドラング」期の作品と比較されてきました。 また、ヴァンハルのホルンの使用は非常に革新的であったことでも知られており、彼のオーケストレーションの柔軟性と響きの豊かさを際立たせています。彼の交響曲は、同時代のディッタースドルフやモーツァルトにも影響を与え、18世紀ウィーンの交響曲発展において重要な位置を占めています。
収録作曲家:
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ヴァンハル(1739-1813):
交響曲集 第5集 [パヴラ・ホンソヴァー(ヴィオラ)/チェコ室内管弦楽団パルドビツェ/ヴォイチェフ・ポドロウジェク(オーボエ)/ミヒャエル・ハラース指揮]VAŇHAL, J.B.: Symphonies, Vol. 5 - Bryan f1, Eb4, C7b / Oboe Concertino (Czech Chamber Philharmonic Orchestra, Pardubice, M. Halász)
発売日:2022年02月25日
NMLアルバム番号:8.574305CD価格:1,900円(税込)
ボヘミア出身の作曲家ヴァンハル。生地のオルガニストや教会楽長を務めたのち、庇護者を得てウィーンに留学、ディッタースドルフに作曲を師事するとともに、各地を回って見聞を広めます。ヴァイオリニストとしても優れており、モーツァルト、ハイドン、ディッタースドルフとともに弦楽四重奏曲を演奏したエピソードも知られています。また音楽史家のチャールズ・バーニーは「イギリスではハイドンの交響曲よりもヴァンハルの交響曲のほうが広く知られている」と報告するほど、彼の作品は当時のヨーロッパ中で称賛されていました。 このアルバムには、3曲の交響曲と、オーボエがコンパクトな編成のアンサンブルと絶妙な対話を聴かせる「オーボエ・コンチェルティーノ」を収録。どの曲もヴァンハルの豊かなオーケストレーションと印象深い旋律をたっぷり味わえ、ヘ短調の交響曲の第2楽章カンタービレではヴィオラ独奏による伸びやかな歌が聞かれます。 NAXOSでは1998年からヴァンハルの交響曲録音シリーズを開始。指揮者、オーケストラを変えながら2008年までに第4集がリリースされていましたが、今作はチェコを代表するチェコ室内管弦楽団パルドビツェとミヒャエル・ハラースが演奏を担当。作品の魅力を伝えています。
収録作曲家:
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ヴァンハル(1739-1813):
ミサ・ソレムニス
スターバト・マーテル
交響曲 [マルタ・フィロヴァ/マルタ・ベニャチコヴァー/イェルク・デュルミュラー/イジー・スルツェンコ/ヴァーツラフ・ノイマン/プラハ室内合唱団/ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ/ナタリア・メルニーク]発売日:2019年04月26日
CD 2枚組価格:1,800円(税込)
ウィーン古典派ヴァンハルの宗教声楽作品に、交響曲を収録した2枚のアルバムを低価格でカップリング。ボヘミアに生まれ、当時国際的な成功を収めた作曲家の作品を、チェコの巨匠ヴァーツラフ・ノイマンが深い共感を持って描いた名盤です。
収録作曲家:
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FORGOTTEN VIENNA
ウィーン古典派の知られざる作品集 [ジョージ・クリフォード/ドミニカ・フェール]発売日:2017年07月21日
CD価格:2,100円(税込)
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ヴァンハル(1739-1813):
鍵盤のためのカプリース集 [ツァルカ]VANHAL, J.B.: 3 Neue Caprice-Sonaten, Op. 31 / 3 Caprices, Op. 36 (Tsalka)
発売日:2015年02月25日
NMLアルバム番号:GP680CD価格:1,710円(税込)
ボヘミアに生まれ、古典から初期ロマン派への橋渡しを担った重要な作曲家の一人、ヴァンハル(1739-1813)の作品集です。モーツァルトより少し早く生まれ、ウィーンで音楽教師として活躍。同時に作曲家としても名声を得て、膨大な作品を書き上げました。70曲以上の交響曲、100曲の弦楽四重奏曲、多数の宗教曲など本当に数え切れないほどの作品を残しています。その中において、残念なことに彼の器楽曲はあまり重要視されていません。 しかしここで聴くことのできるカプリース(奇想曲)は、どれも即興性に満ちた実に楽しいものばかりです。これらのカプリース、形式はある程度固定されており、まずは重厚なイントロダクションで始まり、その後快活な部分が来る第1楽章、ゆったりとした第2楽章、そして活発な終楽章。もしくは第1楽章と第2楽章ロンドのみ。という短縮形を取りますが、ここに見られる楽想はきらりと光るものばかり。名手ミハエル・ツァルカの冴え渡る技巧でお聞きください。
収録作曲家:
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ヴァンハル(1739-1813):
弦楽四重奏曲集 [ロータス弦楽四重奏団]VANHAL, J.B.: String Quartets, Op. 1, No. 4 and Op. 33, No. 2 / String Quartet in G Major / 6 Quatours: No. 2 in E-Flat Major (Lotus String Quartet)
発売日:2014年11月26日
NMLアルバム番号:777475-2CD価格:1,710円(税込)
ボヘミアの農家に生まれ、地方の音楽家から早期教育を受け、村のオルガニスト、教会楽長として活躍を始めたヴァンハル(1739-1813)。彼のヴァイオリン演奏をきいたシャフゴーチュ伯爵夫人によって、彼はウィーンで学べるようになり、その後も支援を受けたおかげで、ヴァンハルの才能は見事に開花したのでした。ウィーンで音楽教師として生活しながら、1000曲を超える作品を生み出し、その作品は大いなる賞賛を受けたと言われ、彼の新作はヨーロッパだけでなく、遠く離れたアメリカ合衆国でも演奏されるほどの人気を博したため、彼は常に作品を生み出さなくてはならず、結局はその重圧に耐えかねたのか、ウィーンを離れることになってしまったと言われています。 ハイドンやモーツァルトの作品に匹敵するほどの霊感に満ちた彼の作品を、1992年に設立された「ロータス弦楽四重奏団」が演奏します。1993年 大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞、ヨーロッパで幅広く活躍しているこのアンサンブルは、ドイツの伝統的精神を受け継ぐ稀有な存在として評価されています。
収録作曲家:
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ヴァンハル(1739-1813):
交響曲集 [ヴァルダイ/グリフィス]VANHAL, J.B.: Symphony in C major / Cello Concerto in C major / Symphony in E minor (Vardai, Griffiths)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2012年01月18日
NMLアルバム番号:777612-2CD価格:2,608円(税込)
ウィーンで活躍した古典派の作曲家ヴァンハル(チェコ名はヴァニュハル)は、少なくとも77曲の交響曲と60曲のソロのための協奏曲を書いたことで知られています。早いうちから才能を開花させ、多くの作品を創り上げて順風満帆の人生を送るかに見えたのですが、40歳近くの時に生じた金銭トラブルが元で、作曲を止めてしまい、その際、自筆譜をほとんど破棄してしまったため、現在に至るまで彼の作品の全貌を知ることはできていません。彼の作品は、古典派の端正な作風を持つものから、疾風怒濤の精神を反映したベートーヴェンばりの激しいものまで、本当に多彩であり、かつユニークなもので、このグリフィスの演奏は、そんな特筆を前面に押し出しています。隠れた名作としてファンの多い作曲家だけに、続編のリリースも期待したいところです。
収録作曲家:
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ヴァンハル(1739-1813):
交響曲集 第4集 [マロン]VANHAL: Symphonies, Vol. 4
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2008年05月09日
NMLアルバム番号:8.570280CD価格:1,900円(税込)
ベートーヴェンがこの世に生を受けた頃、ウィーンで最も人気を博していたのはこの人でした近年評価が高まりつつある、知られざる古典派の大家ヴァンハルの交響曲集です。彼が残した交響曲は90以上ありますが、ここに収録されているのはハイドンが称賛したというホ短調と初期の作品3曲、併せて4曲です。大胆で力強く時には叙情的、なんとも想像力に富んだこれらの作品は聴けば聴くほどに面白く、ひとたび足を踏み入れたなら熱烈な愛好家への道を突き進むしかありません。
収録作曲家:
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ヴァンハル (1739-1813):
ヴァイオリン協奏曲集 [西崎崇子]VANHAL: Violin Concertos in G major, B flat major, and G major
■協奏曲
発売日:2006年12月01日
NMLアルバム番号:8.557815CD価格:1,900円(税込)
あのモーツァルトも弾いた曲ハイドンとほぼ同時代、すなわち音楽家が王侯貴族の庇護の下で生計を立てていた時代にあって、史上初のフリーランス音楽家であったといわれるヴァンハルのヴァイオリン協奏曲です。いずれの曲も、過剰な名人芸に耽るというよりも、協奏的な魅力のツボは押えながらも、優雅さが前に出ている、といった作風になっています。また、変ロ長調の1曲には、モーツァルトがソリストとして演奏したという記録が残っているということでも注目されます。現在の知名度に反して、いかに彼が人気のあった作曲家であったか、同時代の音楽家か高く評価されていたかを示すエピソードといえるでしょう。
収録作曲家:
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モーツァルトの時代の巨匠たち
同時代の器楽作品を集めて
ロゼッティ、ベンダ、コジェルフ、ヴァンハル、ホフマイスター、ソレール、サリエリ、クラウス [クリストフ・カンペストリーニ ウィーン・フォルクスオーパー室内管弦楽団/アンドラーシュ・アドリアン ミラン・ムンツリンゲル/プラハ・アルス・レディヴィヴァ管弦楽団/コンソルティウム・クラシクム/ヴァーツラフ・ノイマン プラハ室内管弦楽団/ディーター・クレッカー ミラン・ラジック プラハ室内管弦楽団/マルティン・ジークハルト シュトゥットガルト室内管弦楽団]発売日:2019年04月05日
CD 2枚組価格:1,800円(税込)
ORFEOレーベルの名盤の数々から、モーツァルトと同時代の器楽作品を集めた企画盤。2枚組でたいへんお手頃価格なのが嬉しいところ。昨今ブームとなっているサリエリの作品は、歌劇の曲を管楽合奏に編曲したハルモニームジークのシンフォニア(序曲)のみですが、それ以外のあまり有名とは言えない作曲家のものまで幅広く収めているという点で、むしろ歓迎される内容といえるでしょう。 ペドロ・エティエンヌ・ソレールは当時のクラリネットの名手でスペインの出身。ここに収められた協奏曲のフィナーレでは、カスタネットとタンバリンが鳴り響く「ファンダンゴ」が登場します。
