モーレス(マリアーノ) Mores, Mariano
生没年 | 1918- | 国 | アルゼンチン |
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辞書順 | 「モ」 | NML作曲家番号 | 17201 |
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TANGO IN THE NIGHT
タンゴ・イン・ザ・ナイト [ダニエル・ビネッリ(バンドネオン)/ポリー・ファーマン(ピアノ)/リアン・ニコルス(オーボエ)/ヘルマン・アウグスト・グティエレス(指揮)/香港市室内管弦楽団]Tango in the Night - BINELLI, D. / PIAZZOLLA, A. (Tango in the Night) (D. Binelli, P. Ferman, City Chamber Orchestra of Hong Kong, G.A. Gutiérrez)
発売日:2021年03月26日 NMLアルバム番号:ORC100160
CD価格:1,950円(税込)
現代におけるアルゼンチン・タンゴの第1人者として知られるダニエル・ビネッリ。彼の師アストル・ピアソラの生誕100年を記念してリリースされるこのアルバムでは、1905年に初演された名曲「エル・チョクロ(とうもろこし)」をはじめ、ピアソラの数々の名曲やその他の作曲家の作品、そしてビネッリ自身のタンゴを収録。およそ1世紀にわたるタンゴの歴史を、ビネッリが奏でるバンドネオンで辿ることができます。ほとんどの曲はビネッリ自身によってアレンジが施されており、バンドネオンとオーケストラによる濃厚な掛け合いが楽しめます。またビネッリと長年デュオを組むポリー・ファーマンも登場。絶妙な対話を繰り広げます。 ダニエル・ビレッリは1946年アルゼンチン生まれのバンドネオン奏者・作曲家、アレンジャー。1989年にピアソラが結成した六重奏団のメンバーであり、晩年のピアソラとともに国際的なコンサート・ツアーを行いました。以降、数多くの指揮者、オーケストラと共演し、アルゼンチン・タンゴの魅力を広めています。
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20世紀のタンゴ集 第1集 [ミリアン・コンティ(ピアノ)]
Tangorama - An Anthology of 20th Century Tango, Vol. 1 (M. Conti)
発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:GP856
CD価格:1,950円(税込)
世界中で広く愛されている「タンゴ」。18世紀後半にイベリア半島で発祥した舞曲を起源としていますが、スペイン帝国による植民地政策の結果として、アルゼンチンとウルグアイの間を流れるラプラタ川の河口地域にこのダンスパターンが伝わり、人々に愛されるようになります。19世紀後半には「タンゴ」と題された譜面が書かれ、同じ頃にはバンドネオンを用いた楽団が出現、そして1903年頃にアンヘル・ビジョルドが作曲した「エル・チョクロ(とうもろこし)」が大流行。この曲は世界中のタンゴ楽団によって演奏され、ビジョルドはタンゴの創始者の一人として広く讃えられました。以降、アルゼンチンを中心に多彩なタンゴが生まれ、そのスタイルも変化していきます。 この「20世紀のタンゴ集」はアルゼンチン出身のピアニスト、ミリアム・コンティが100曲を超えるタンゴを紹介するシリーズ。第1集では前述の「エル・チョクロ」を含む25曲が演奏されています。 初期のシンプルなタンゴから、1960年代のモダンタンゴまでざまざまな作品を存分にお聞きください。
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ミュージック・フロム・アルゼンチン -
タンゴ&フォーク・ミュージック [インスティトゥート・エル・シマロン]Music from ARGENTINA - FOLK MUSIC & TANGOS / INSTITUTO EL CIMARRÓN
発売日:2020年07月31日
CD価格:1,575円(税込)
アルゼンチンのインスティトゥート・エル・シマロンによる情熱的なタンゴとフォーク・ミュージック集。 ピアソラの「リベル・タンゴ」「アディオス・ノニーノ」やフリアン・プラサの「ノクトゥルナ」、マリアーノ・モレスの「タンゲーラ」などアルゼンチン・タンゴの名曲と、「パハロ・カンパーナ(鐘つき鳥)」「エル・コンドル・パサー(コンドルは飛んで行く)」などラテン・アメリカのフォルクローレをギターとアコーディオンのアレンジで美しく奏でています。 ラウル・バルボーザの「トレン・エクスプレッソ(急行列車)」でのリズミカルでキレのあるアコーディオン演奏は注目です!
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20th Century TANGO
20世紀のタンゴ [クラウディオ・コンスタンティーニ(バンドネオン)/ルイザ・ハマディ(ピアノ)]Bandoneon and Piano Recital: Constantini, Claudio /Hamadi-Ovskaya, Louiza - ALBÉNIZ, I. / PIAZZOLLA, A. / RAVEL, M. / SATIE, E. (20th Century Tango)
発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:IBS-32020
CD価格:2,250円(税込)
タンゴはブエノスアイレスの郊外で誕生したと言われていますが、そこは売春宿やナイフ、悪党、そして失恋で傷ついた英雄などであふれる、ローカル性と外国からの影響が交差する、特殊な環境でした。 そんな環境で生まれたタンゴが、ヨーロッパの貴族のサロン文化ばかりでなく、20世紀の最も重要な作曲家にも影響を与えたことはあまり知られていません。官能的で躍動感あふれるリズムに誘われ、多くの作曲家がタンゴの曲を作ったほどです。 彼らはピアノ独奏、室内アンサンブル、そしてオーケストラと、さまざまな編成で、タンゴを自分たちのヴィジョンと音楽語法に変換しました。アルベニスやストラヴィンスキーのタンゴは定番作品となり今でも演奏家を魅了していますが、シュニトケ、サティ、ミヨーなどの多くの作品は、あまり演奏される機会がないままです。そこに、タンゴを代表する楽器であるバンドネオンを投入すると、一気に20世紀のクラシック音楽と革新的なタンゴの世界観が融合され、ピアノとの珍しくも素晴らしい掛け合いが響いてきます。
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アルゼンチンのタンゴ [ビジャダンゴス]
Tango Argentino
■器楽曲(ギター)
発売日:2004年03月01日 NMLアルバム番号:8.555721
CD価格:1,900円(税込)
ギター一本だけで紡ぐタンゴがこんなにいいなんて!ブエノス・アイレス生まれで来日経験もあるビリャダンゴスという理想的な演奏家を得て、アルゼンチンのタンゴが真の輝きを見せる、これは感度の高い貴方に特にお薦めします! あまりのカッコ良さにホレボレ、時に切なくノスタルジックで、飽きさせません。大人気の「リベルタンゴ」や名曲「アディオス・ノニーノ」も含め、ピアソラも6曲が収録されていますが、彼以外の名前を知らないタンゴ初心者でも大丈夫。20世紀後半生まれの作曲家までの幅広い世代に受け継がれているタンゴには、良い曲がこんなにあることに、そしてギターという楽器の可能性に、あらためて驚嘆させられます。