デマンティウス(クリストフ) Demantius, Christoph

生没年 1567-1643 ドイツ
辞書順 NML作曲家番号 84045
  • 商品番号:555583

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    デマンティウス(1567-1643)
    ヨハネ受難曲 詳細ページ
    [アレクサンダー・シュナイダー、アンサンブル・ポリハルモニーク]

    DEMANTIUS, C.: Johannes-Passion (Ensemble Polyharmonique, Schneider)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555583-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ドイツ・ルネサンス最後期の作曲家デマンティウスのヨハネ受難曲は、バッハの作品から100年以上前に作られた受難曲で、ドイツ語による聖書の言葉がルネサンス様式の全編多声音楽で歌われます。これは台詞を合唱で歌う、いわゆる「通作受難曲」というジャンルのもので、デマンティウスの「ヨハネ受難曲」はその代表的作とされています。イエス・キリストの受難の物語のリアルな再現よりも、多声音楽によるテキストの表現に重要度が置かれた受難曲なのです。 この録音では、デマンティウスのヨハネ受難曲に、デマンティウスの他の作品や、シュッツ、シャイン、シャイト、ハンマーシュミット、ゼヒリウスといったデマンティウスの後輩に当たるドイツ初期バロックの作曲家の、マドリガーレのようにテキスト表現に注力されたモテットやコンツェルト様式の教会音楽が組み込まれ、受難曲を主体となるルター派の聖金曜日の礼拝を再現するかのように構成されています。 名だたる古楽アンサンブルで主力として活躍してきた百戦錬磨のカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダー率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽、主にドイツ音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ている今注目のアンサンブルです。この録音は、当時、ドイツの一部で用いられていたa=465 Hzのミーントーンで歌われています。その高いピッチによって強い緊張感が生み出されたポリハルモニークの歌唱は、引き締まった見事なアンサンブルでデマンティウスの音楽の真髄を引き出しています。ポリフォニックな受難曲の音楽史上の重要度とその面白さを認識させてくれるまたとない一枚です。

  • 商品番号:8.551484

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドイツの受難曲
    17世紀の四旬節と復活祭の時期の音楽集 詳細ページ
    [マリト・ブルクルーロフス(指揮)/マルガレータ・コンソート(古楽声楽アンサンブル)]

    Sacred Music (17th Century) (A German Passion - 17th Century Music for the Time of Lent and Easter) (Margaretha Consort, Broekroelofs)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.551484

    CD価格:1,900円(税込)

    12世紀頃、神聖ローマ帝国の中で皇帝に直接忠誠を誓う帝国自由都市が連合し、14世紀中頃までの最盛期には100以上の都市が加盟していた「ハンザ同盟」。北海・バルト海沿岸と内陸の北ドイツから西はフランドル、東は現在のポーランド・バルト諸国・ロシアにおよぶ地域の商業都市が結成したこの同盟は16世紀に衰退しましたが、ハンザが築いた巨大な富は各地の壮大な大聖堂に反映されました。 この聖堂の空間の豊かな音響を満たすために書かれた創意工夫に溢れた復活祭を中心とする教会音楽を集めた1枚。即興演奏や、様々な作曲家が「キリストは死の絆につかせたまえり」などの元の譜面を翻案し、テキストを強化した作品など多彩な曲が収録されています。 演奏は、2009年設立のオランダを拠点に活動する「マルガレータ・コンソート」。精鋭の奏者たちによる演奏です。