グリーン(モーリス) Greene, Maurice

生没年 1696-1755 イギリス
辞書順 NML作曲家番号 19425
  • 商品番号:CHSA0408

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    グリーン(1695-1755)
    オラトリオ「ジェフサ(イェフタ)詳細ページ
    [クリスティアン・カーニン、アーリー・オペラ・カンパニー]

    GREENE, M.: Jephtha [Oratorio] (Staples, Bevan, Mofidian, J. Budd, Early Opera Company, Curnyn)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHSA0408

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    ヘンデルの主要作品を中心に、18世紀イギリスの歌劇作品を数多く録音しているクリスティアン・カーニンとアーリー・オペラ・カンパニーが、18世紀イギリスの作曲家モーリス・グリーンのオラトリオ「ジェフサ(イェフタ)」を世界初録音! 牧師の子として生まれたモーリス・グリーンは、幼い頃よりセント・ポール大聖堂の聖歌隊員として音楽を学び、やがて同大聖堂のオルガニストに就任。その後、チャペル・ロイヤルのオルガニスト兼作曲家、ケンブリッジ大学の音楽教授にも就き、最終的には、王室音楽師範(Master of the King’s Music)にもなったイギリス音楽史上の重要な作曲家です。グリーンが1737年に作曲した「ジェフサ」は、ヘンデルが隆盛させたジャンルである英語によるオラトリオにおいて、イギリス出身の作曲家としての初の成功作となりました。旧約聖書の士師記のエフタの物語に基づくオラトリオで、台本は、詩人であり、やがて英国国教会で重要な役職に就くことになるジョン・ホードリーが担当、旧約聖書のエフタの物語にほぼ忠実なストーリーとなっています。これは、新たな登場人物を加え、話が大きく改変されたヘンデルの同名のオラトリオ(グリーンの作品から約15年後の1751年に作曲)とは対照的です。色彩的なオーケストラ、変化に富んだ合唱、英語の語感が活かされた、感情を強く揺り動かす劇的なアリアや二重唱は、グリーンのすばらしい才能を示しています。 18世紀イギリスの劇作品を現代に復活させる重要な上演・録音を行ってきたクリスティアン・カーニンとアーリー・オペラ・カンパニーが、サイモン・ラトル、ダニエル・ハーディング、イヴァン・フィッシャーらと世界中のコンサートホール、歌劇場で共演し、ベルリン・フィルにも何度も登場するイギリス人テノール歌手アンドルー・ステイプルズをジェフサに、ヘンデルなどバロック・オペラやオラトリオの分野で目覚ましい活躍を示しているイギリス人ソプラノ、メアリー・ベヴァンをジェフサの娘に迎えた、充実の布陣による演奏です。現代でも取り上げられることの少ないモーリス・グリーンの作品の貴重な録音となるだけでなく、18世紀のイギリス人の作曲家の再評価につながる内容でしょう。ヘンデルの陰に隠れてきた音楽の復活にご期待ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDR90000152

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    モーリス・グリーン(1699-1755)
    序曲集 詳細ページ
    [シュレーダー/バロック・バンド/クラーク]

    GREENE, M.: Overtures / Collection of Lessons (A) (Schrader, Baroque Band, Clarke)

    発売日:2014年12月26日 NMLアルバム番号:CDR90000-152

    CD価格:1,824円(税込)

    英国生まれのバロック・ヴァイオリニスト、指揮者ゲイリー・クラークと、シカゴのピリオド・オーケストラ「バロック・バンド」が演奏する18世紀の作曲家、モーリス・グリーン(1699-1755)の珍しい序曲集です。グリーンは聖職者の息子としてロンドンに生まれ、セント・ポール大聖堂の少年聖歌隊員となり、その後は大聖堂のオルガン奏者を務めます。1730年からはケンブリッジ大学の音楽の教授と英国王室学長も務めた人です。残念なことに、彼の音楽は現在ほとんど聞く機会がありませんが、この徹底的に楽しい序曲を一度でも聴けば、この作曲家の復興を願う人が増えることは間違いないでしょう。ドイツやフランスのバロックとは一味違う「イギリス・バロック」をお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCN0018

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    In Handel’s Shadow - ヘンデルの影で
    18世紀ロンドンの声楽曲集 詳細ページ
    [Lux et Umbrae(古楽声楽アンサンブル)]

    Vocal Music (18th Century) - GALLIARD, J.E. / GAMBARINI, E. de / CLARKE, J. / GREENE, M. / BLOW, J. (In Handel's Shadow) (Lux et Umbrae)

    発売日:2023年09月29日 NMLアルバム番号:TOCN0018

    CD価格:2,175円(税込)

    18世紀前半のロンドンではイタリアを経てやってきたヘンデルが圧倒的な人気を誇っていました。彼は1719年に貴族たちによって設立された「王立音楽アカデミー」で演奏するための大部分の歌劇を担当した他、ジョージ2世のための「戴冠式アンセム」を上演するなど大活躍。イタリアから優れた歌手を呼び寄せ、ロンドンにおける歌劇文化の興隆をもたらしました。もちろん同時代のロンドンにも優れた作曲家たちは存在していましたが、彼らのほとんどはヘンデルの名声の影に隠れてしまい、その作品の多くは忘れられてしまったのです。 このアルバムでは6人の作曲家の作品を収録。曲の多くは神話や旧約聖書から題材が取られており、演奏者や歌手たちには高い技巧が要求されます。なかでも注目はヘンデル作品の歌手として活躍し、後に自作を発表したという、当時では珍しいイタリア系の女性作曲家エリザベッタ・デ・ガンバリーニの作品でしょう。イタリア・バロックの様式に基づく美しい歌曲は上品な味わいを持っています。 演奏する「Lux et Umbrae=光と影の意」は2014年にソプラノ歌手ロバート・クロウとリュート奏者シグルン・リヒターによって設立されたアンサンブル。17世紀から18世紀のほとんど知られていない声楽作品の研究と演奏に尽力しています。

  • 商品番号:555168

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    オルフェウス -
    17世紀の歌、アリアとマドリガル集
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    [プレガルディエン/テアトロ・デル・モンド/キュッペルス]

    Vocal Music (Tenor) (Orpheus - Songs, Arias and Madrigals from the 17th Century) (J. Prégardien, Teatro del mondo, Küppers)

    発売日:2018年03月23日 NMLアルバム番号:555168-2

    CD通常価格:1,800円特価!:690円(税込)

    17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付された「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了されたと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一体化していました。 このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリアの歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。