グリーン(モーリス) Greene, Maurice
生没年 | 1696-1755 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 19425 |
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モーリス・グリーン(1699-1755):
序曲集 [シュレーダー/バロック・バンド/クラーク]GREENE, M.: Overtures / Collection of Lessons (A) (Schrader, Baroque Band, Clarke)
発売日:2014年12月26日
NMLアルバム番号:CDR90000-152
CD 価格:1,824円(税込)
英国生まれのバロック・ヴァイオリニスト、指揮者ゲイリー・クラークと、シカゴのピリオド・オーケストラ「バロック・バンド」が演奏する18世紀の作曲家、モーリス・グリーン(1699-1755)の珍しい序曲集です。グリーンは聖職者の息子としてロンドンに生まれ、セント・ポール大聖堂の少年聖歌隊員となり、その後は大聖堂のオルガン奏者を務めます。1730年からはケンブリッジ大学の音楽の教授と英国王室学長も務めた人です。残念なことに、彼の音楽は現在ほとんど聞く機会がありませんが、この徹底的に楽しい序曲を一度でも聴けば、この作曲家の復興を願う人が増えることは間違いないでしょう。ドイツやフランスのバロックとは一味違う「イギリス・バロック」をお楽しみください。
収録作曲家:
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A Giant Reborn - 巨人の生まれ変わり
18世紀のオルガン作品集 [ジェラール・ブルックス(オルガン)]発売日:2020年09月11日
CD 2枚組 価格:3,225円(税込、送料無料)
イングランド国教会が1714年から1729年に建設したクライスト・チャーチ。この教会のオルガンを製作したのは、1735年に当時の名オルガン・ビルダー、リチャード・ブリッジ(生年不明-1758)で、2000本を超えるパイプを備えた堂々たる楽器は、現代イギリスに於いても最大規模を誇っています。100年以上の長きに渡り、様々な改修が加えられながら大切に扱われてきましたが、教会の老朽化に伴い、1960年代に一旦オルガンも解体され別の場所に保存、教会の改装後の2014年、オルガン・ビルダー、ウィリアム・ドレイクの手で修復され元の場所に設置されました。 名手ジェラール・ブルックスの演奏で聴くこの2枚組は、この楽器の美質を最も生かす18世紀当時の作品で構成されており、中にはプレルールやリーディング、キープルなどあまり知られていない曲も含まれています。
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オルフェウス -
17世紀の歌、アリアとマドリガル集 [プレガルディエン/テアトロ・デル・モンド/キュッペルス]Vocal Music (Tenor) (Orpheus - Songs, Arias and Madrigals from the 17th Century) (J. Prégardien, Teatro del mondo, Küppers)
発売日:2018年03月23日
NMLアルバム番号:555168-2
8)
CD
通常価格:1,800円→ 特価!:690円(税込)17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付された「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了されたと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一体化していました。 このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリアの歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。