キンダーマン(ヨハン・エラスムス) Kindermann, Johann Erasmus
生没年 | 1616-1655 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「キ」 | NML作曲家番号 | 21688 |
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キンダーマン(1616-1655):
オピシアン・オルフェウス
(マルティン・オーピッツの詩による歌曲集) [イナ・ジードラチェク(ソプラノ)/ヤン・コボウ(テノール)/ユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブル]KINDERMANN, J.E.: Opitianischer Orpheus (excerpts) (Siedlaczek, Kobow, United Continuo Ensemble)
発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:555123-2
CD価格:1,920円(税込)
「ドイツ語浄化運動」に参加し、バロック文学の理論的思想者として同時代の芸術家たちに大きな影響を与えたドイツの詩人マルティン・オーピッツ。友人に勧められてオーピッツの書を読んだ作曲家キンダーマンは、ここからテキストを選び美しい音楽を付けました。 キンダーマンはこの歌集を「Musical Delights=音楽の喜び」と呼び、嘆かわしい時代であっても、聴き手に知的な刺激と喜びを伝えたいと考えました。そこで、彼の曲を聴くために集まった人々にテキストが素直に伝わるように、全体的に過度な装飾を付けることをせず、すべてを簡潔な歌に仕上げています。その多くは愛の喜びと悲しみがテーマで、時に牧歌的な歌もありますが、ほとんどの内容はつつましく、幾分宗教的な荘厳さも備えています。また、器楽の伴奏は簡素でありながらも、歌の特徴を存分に引き出しています。
収録作曲家:
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オルフェウス -
17世紀の歌、アリアとマドリガル集 [プレガルディエン/テアトロ・デル・モンド/キュッペルス]Vocal Music (Tenor) (Orpheus - Songs, Arias and Madrigals from the 17th Century) (J. Prégardien, Teatro del mondo, Küppers)
発売日:2018年03月23日 NMLアルバム番号:555168-2
CD
通常価格:1,800円→ 特価!:690円(税込)17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付された「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了されたと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一体化していました。 このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリアの歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。