マッテゾン(ヨハン) Mattheson, Johann
生没年 | 1681-1764 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 15986 |
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マッテゾン(1681-1764):
歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》 [オリヴィエ・グルディ(バス)/ジュリー・グソー(ソプラノ)/スレーテン・マノイロヴィッチ(バス) 他/アンドレア・マルキオル(指揮)/テレジア(古楽アンサンブル)]発売日:2022年11月11日
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
ヘンデルの親友として知られ、数多くの声楽曲を遺し音楽理論家としても活躍したドイツ後期バロック音楽の作曲家ヨハン・マッテゾン。彼は生涯に8曲の歌劇を書きましたが、その中の一つがこの喜劇《ボリス・ゴドゥノフ》です。 1710年、ハンブルク歌劇場のために書かれた歌劇で主人公はムソルグスキーの歌劇と同じく、実在したロシアのツァーリ、ボリス・ゴドゥノフ(在位1598-1605)をモデルにしています。ただし内容はムソルグスキーの歌劇のようにシリアスなものではなく、2人の皇帝の滑稽な陰謀に巻き込まれるロシア、デンマーク、スウェーデンの貴族の物語です。 しかし、初演前に突然マッテゾン自身により取り下げられ、以降彼の存命中に上演されることはありませんでした。当時のハンブルクとロシアの関係悪化が理由と推測されていますが、真相は謎に包まれています。 作品の総譜はハンブルク市立図書館に収められた後、第2次世界大戦時に紛失しましたが、かろうじてソ連に持ち込まれた写本がアルメニアで発見され、こちらがハンブルクに返却されたことで、2005年におよそ300年の年月を経てようやく初演が行われました。後にボストンにてスティーブン・スタッブスも作品の上演を行いましたが、この2021年のインスブルックでの新演出による上演はヨーロッパ初の舞台公演となります。 指揮はチェンバロ奏者としても知られるアンドレア・マルキオル。素晴らしい歌手たちと古楽アンサンブル「テレジア」が鮮烈な演奏を披露しています。
収録作曲家:
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マッテゾン(1681-1764):
オラトリオ『ヨゼフ』(1727年) [コーネリア・ファーリオン(ソプラノ)/ヤン・イェルリチュカ(アルト) 他/アンサンブル・パウリヌム(声楽アンサンブル)/プルクラ・ムジカ・バロック・オーケストラ/クリスティアン・ボナート(指揮)]MATTHESON, J.: Joseph [Oratorio] (Ensemble Paulinum, Pulchra Musica Baroque Orchestra, C. Bonath)
発売日:2022年03月04日 NMLアルバム番号:C5448
CD価格:2,475円(税込)
演奏会の途中でヘンデルと決闘になりかけたものの、和解して親友になったというエピソードが伝わるドイツの作曲家ヨハン・マッテゾン。本業は外交官として活躍しながら1715年にはハンブルクの聖マリア大聖堂の音楽監督に就任、難聴に苦しみながらも13年間奉職し、その期間には祝祭日のための24曲のオラトリオを作曲しました。 このドイツ語で書かれたオラトリオ『ヨゼフ』は1727年、マッテゾンの指揮の下で初演された作品。宗教音楽と演劇のスタイルが融合された彼の作品は、どれも声楽パートに対して要求が厳しく、これらを歌いこなすのは並大抵のことではなかったようです。 このアルバムの演奏は小編成の声楽アンサンブルと古楽器オーケストラによるもの。ヨゼフ役のメルクナーの清々しい声と、闊達な器楽アンサンブルが魅力です。
収録作曲家:
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ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ小品と断片集 [セルジオ・ガッロ(ピアノ)]BEETHOVEN, L. van: Piano Pieces and Fragments (Gallo)
発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:8.574131
CD価格:1,900円(税込)
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マッテゾン:
12のハープシコード組曲集 [ローランド]MATTHESON, J.: Pièces de clavecin, Vol. 2: Suites Nos. 1-12 (G. Rowland)
発売日:2017年06月30日 NMLアルバム番号:ATH23301
CD 3枚組価格:4,080円(税込、送料無料)
バロック時代の鍵盤音楽を得意とするハープシコード奏者、ギルバート・ローランド。中でも、ヘンデルと同時代の作曲家アントニオ・ソレルの演奏で高く評価されています。 このアルバムでは、ヘンデルの親友として知られるマッテゾンの組曲を演奏。これは1714年に作曲された12曲からなる組曲で、ローランドは、この時代の作品を演奏する際に行われることの多い「反復」を一切カットすることなく、全曲を丁寧に演奏しています。
収録作曲家:
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マッテゾン(1681-1764):
良く響く指使い(12のフーガ) [ベネケ]MATTHESON J.: Wol-klingende Finger-Sprache (Die) (Benecke)
発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:OC1837
CD価格:2,475円(税込)
ヨハン・マッテゾン(1681-1764)はドイツのバロック期の作曲家です。音楽理論家でもあり、作家、外交官としての顔も持つ多彩な才能を有した人でした。6曲のオペラと33曲のオラトリオ、膨大な室内楽曲と鍵盤音楽を残し、ヘンデルの親友(けんか友だち?)としても知られ、ヘンデルとの友情についてのいくつかのエピソードも伝えられています。そして、実は本業が外交官で、作曲は副業であったともされています。 そんなマッテゾンの代表作の一つがこの「良く響く指使い」と名付けられた鍵盤曲集です。1735年から1737年に書かれたこの作品には当時の最先端の技法が用いられており、演奏家にとっても興味深い曲集なのです。もちろんバッハの影響も感じられますが、マッテゾンはバッハとはあまり気が合わなかったのだそうです。とは言え、「フーガの技法」を高く評価していたという資料もあり、やはりバッハの作品からインスパイアされた部分もありそうです。 ピアニスト、ベネッケはマッテゾンの作品を深く研究し、現代のピアノでその曲を演奏することで、この忘れられた作曲家の復権に勤しんでいます。
収録作曲家:
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『わたしはあなたさえいてくだされば』
テノール独唱による17世紀ドイツ北部の教会音楽 [アンサンブル・ラ・シッラ、リヒャルト・レッシュ]Vocal Recital (Tenor): Resch, Richard - BRUHNS, N. / BUXTEHUDE, D. / FLOR, G.P. (Wenn ich nur Dich hab)
発売日:2022年11月11日 NMLアルバム番号:CD-16330
CD価格:2,475円(税込)
静謐さと躍動感。
ドイツ古楽の真骨頂を実力派たちとともにルネサンス~バロックに軸足を置きながら19世紀に至る宗教曲の演奏でも注目を集めるドイツ新世代のテノール歌手、リヒャルト・レッシュを中心に、バッハ以前の重要な音楽潮流であるドイツ17世紀の小編成教会音楽を集めたプログラム。リューベック、ハンブルク、メクレンブルクなど、ドイツ北部各地で活躍した作曲家たちが知名度にかかわらずバランスよく集められ、ベッシュの丁寧かつ安定感ある歌唱と対話する古楽器奏者たちの細やかな解釈で、作品の持ち味が最大限に引き出されてゆきます。 バッハの教会カンタータのような大規模な音楽が生み出される前の、祈りの詩句を細やかに伝えてゆくことに心を砕いて作曲された独唱作品の数々は、奏者各員の個性が際立つ室内楽編成でこそ映えるということが改めて実感される名演。ドイツ語圏内外で多忙な活動を続ける名手たちが集うアンサンブル・ラ・シッラの妙技を隅々まで、Carpe Diemの自然な佇まいを活かしたエンジニアリングで収めている好感度抜群のアルバムです。 -
バッハ作品集 第2集(ストコフスキー編) [ボーンマス響/セレブリエール]
BACH, J.S. / PALESTRINA, G. / BYRD, W. / CLARKE, J. / BOCCERINI, L. / HAYDN, J. / MATTHESON, J.: Stokowski Transcriptions, Vol. 2
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2009年03月25日 NMLアルバム番号:8.572050
CD価格:1,900円(税込)