エングルンド(エイナル) Englund, Einar
生没年 | 1916-1999 | 国 | フィンランド |
---|---|---|---|
辞書順 | 「エ」 | NML作曲家番号 | 26031 |
-
エングルンド(1916-1999):
ピアノ作品全集 [ミッコラ]ENGLUND, E.: Piano Music (Complete) (L. Mikkola)
発売日:2017年08月25日 NMLアルバム番号:TOCC0356
CD価格:1,950円(税込)
20世紀フィンランドにおける主要な作曲家の一人、エングルンド。自作をシベリウスに評価してもらい推薦状を得たことで渡米し、コープランドに師事できたというエピソードで知られています。ピアニストとしても卓越した才能を持っていましたが、ロシアとの戦闘の際、指を怪我したことでキャリアを断念。残されたピアノ曲は決して多くありませんが、プロコフィエフ風の強烈な皮肉とユーモアを有した作品は、管弦楽作品とは違った風合いを持っています。
収録作曲家:
-
クラミ(1900-1961)&
エングルンド(1916-1999):
ヴァイオリン協奏曲集 [シュミット/オウル響/グスタフソン]Klami/Englund: Violin Concertos
発売日:2016年10月21日 NMLアルバム番号:ODE1278-2
CD価格:2,475円(税込)
シベリウスの次世代を担う2人の作曲家、エングルンドとクラミのヴァイオリン協奏曲集。この2曲はともに20世紀フィンランドを代表する名協奏曲として知られ、第二次世界大戦中に作曲されたクラミの作品は、1944年にストックホルムで初演されています。彼の作品にはフランス音楽~ラヴェルや六人組からの影響も指摘されていますが、この協奏曲ではクラミ自身の作風が確立されており、更に晩年に改訂されたこの版は伴奏部分がよりシンフォニックになっています。 また2016年に生誕100年を迎えるエングルンドは、20世紀後半のフィンランドを代表する作曲家の一人。大戦後しばらくは、ショスタコーヴィチやプロコフィエフとの親和性を感じさせる作風でしたが、晩年になるとこの協奏曲も含め、抒情的な作風を好むようになります。作品は初演こそ成功しましたが、その後はあまり演奏されることがありませんでした。これら2つの作品を演奏するのは、名手ベンヤミン・シュミット。OEHMSレーベルへの一連の録音や、ONDINEレーベルへのリゲティ、ショスタコーヴィチ、レーガー作品の録音で高く評価されています。
-
発売日:2017年02月24日
CD 5枚組価格:5,925円(税込、送料無料)
2017年はフィンランド独立100周年にあたります。「フィンランド独立宣言」はフィンランドの立憲君主制国家としてのロシア帝国からの独立と、完全自治を宣言、1917年12月6日に議会によって採用されました。この日はフィンランドの独立記念日であり、フィンランドの人々が自らの手で運命を勝ち取った日でもあります。 このBOXは、1917年に独立後の100年間に書かれたフィンランドのクラシック音楽を、ジャンルに分けて5枚のCDに収録。フィンランドの風景の持つ孤高の美しさと、各作曲家の持つニュアンスと個性を伝えています。フィンランドを代表するオーケストラ、奏者たちによる共感あふれた演奏です。