ドゥーセ(クレマン)
生没年 | 1895-1950 | 国 | |
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辞書順 | 「ト」 | NML作曲家番号 | 2545 |
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ジャズ・エイジの物語
ガーシュウィン、ラヴェル、
プーランク、シュルホフ、ヴァイル 他 [フロリアン・ノアック]Piano Recital: Noack, Florian - AKST, H. / DOUCET, C. / GERSHWIN, G. / ORNESTEIN, L. / POULENC, F. / RAVEL, M. / WALLER, F. (Tales of the Jazz Age)
発売日:2025年04月25日
NMLアルバム番号:LDV137
CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)
フロリアン・ノアックが誘う、「狂騒の20年代」への旅ベルギー出身のピアニストで、ピアノが持つ可能性を駆使しながら作品の魅力を最大限引き出すトランスクリプションで高い評価を得ているフロリアン・ノアック。La Dolce Voltaから5枚目となるこのアルバムでは、これまでロシア音楽を中心としてきたレパートリーから大きく目先を変え、1920年代のベルリンとパリを舞台に、アメリカからもたらされた自由な音楽に揺れ、ジャズ、ダダ、キャバレーに彩られた作品を集めています。 2つの世界大戦の狭間にあったこの時代、芸術はまさに狂騒の様相を呈しており、人々は第一次世界大戦の記憶を忘れようとし、やがて訪れる第二次世界大戦への不安をかき消そうとしているかのようでした。ノアックは今回のアルバムで、そんな時代への大胆な旅に聴く者を連れ出します。 彼自身の編曲により饒舌で洗練された響きを味わうウォーラー、ガーシュウィン、ヴァイルのほか、プーランク、シュルホフ、ドゥーセらによる珠玉のオリジナル作品を収録。激動の時代の詩情を、その音楽の歓びと輝きの中に見出す——魅力と超絶技巧に満ちたアルバムが、あの時代の息吹を今に伝えます。
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〈20世紀のフォックストロット集 第4集〉
フランス&ベルギー編 [ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)]Piano Music - SAINT-SAËNS, C. / SATIE, E. / MILHAUD, D. / CLIQUET-PLEYEL, H. (20th Century Foxtrots, Vol. 4: France and Belgium) (G. Wallisch)
発売日:2022年04月15日
NMLアルバム番号:GP855
CD価格:1,950円(税込)
「フォックストロット」とはアメリカで生まれたダンス音楽の一種で、ラグタイムから派生したと言われています。これらの音楽は2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「狂騒の20年代」のアメリカで、ジャズや、同じ系統であるシミー(音楽にあわせて肩を揺らすダンス)やチャールストンなどとともに大流行、ゲルマン的なワグネリズムから自由になろうとするヨーロッパの作曲家たちにも定着し、レコードや映画のヒットの波に乗って瞬く間に広まっていきました。 さまざまなフォックストロットを追求するピアニスト、ゴットリープ・ヴァリッシュは、これまでに3枚の「フォックストロットと周辺の音楽」のアルバムを発表していますが、この第4集では聴き手を当時のパリとブリュッセルへといざないます。サン=サーンスやサティ、ミヨーらおなじみの作曲家をはじめ、あまり耳にすることのないベルギーの作曲家の知られざる作品をたっぷりお楽しみいただけます。