ツィーラー(カール・ミヒャエル) Ziehrer, Carl Michael
生没年 | 1843-1922 | 国 | オーストリア |
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辞書順 | 「ツ」 | NML作曲家番号 | 22764 |
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ツィーラー(1843-1922):
喜歌劇「放浪者たち」 [ベーレ/デヴァルト/レイヤー/西ドイツ放送響/フロシャウアー]ZIEHRER, C.M.: Landstreicher (Die) [Operetta] (Behle, Dewald, Leyer, West German Radio Symphony, Froschauer)
発売日:2016年03月30日
NMLアルバム番号:C5261
CD価格:2,438円(税込)
オーストリア生まれのツィーラー(1843-1922)は、オペレッタの黄金時代を築いた作曲家として知られます。最盛期にはヨハン・シュトラウス2世のライバルの一人として活躍していましたが、第一次世界大戦時に財産のほとんどと職を失い、失意のまま世を去り、その作品も一部のワルツ、ポルカ以外は忘れられてしまいました。しかし当時はこの「放浪者たち」こそが彼の代表作であり、笑いと涙を程よく散りばめた軽妙な音楽は人々の心を捉えていたことは間違いありません。 この演奏は、主役のローランドを名歌手ベーレが担当。他の歌手たちも親密なアンサンブルを聞かせます。
収録作曲家:
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ツィーラー(1843-1922):
オペレッタ・フェスティヴァル [ホルム/セラフィン/ザイフェルト/デルモータ/コルマン/ミニヒ/テルカル/プリコパ]ZIEHRER, C.M.: Grosse Operettenfestival (Das) (The Great Operetta Festival) (Holm, Serafin, Seiffert, Dermota, Kolmann, Minich, Terkal, Prikopa)
■オペラ
発売日:2013年04月24日
NMLアルバム番号:C7147
2)
4CD価格:2,985円(税込)
オーストリアの作曲家、指揮者カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)は1863年にダンス・オーケストラの指揮者として活動を開始、1893年まで歩兵連隊の楽隊指揮者を務め、1908年オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。彼は70曲の行進曲、120曲を超えるワルツ、約240曲の舞踏曲と24曲の喜歌劇を書いています。最盛期には素晴らしい人気を誇っていたのですが、大戦が始まった頃から創作意欲をなくしてしまい、その上戦時のインフレによって資産を失い、最期は貧困のうちに生涯を閉じてしまった人です。 この4枚組はツィーラーの14曲の宝石のような喜歌劇作品からのハイライト集で、本当に心から楽しい音楽を聞いていると、ツィーラーの本格的復興を心待ちにしたくなるのではないでしょうか。
収録作曲家:
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Fruhling in Wien - ウィーンの春
(ツィーラー/スッペ/ベートーヴェン/シェーンヘル/R.シュトラウス 他) [ウィーン響/ホーネック]Orchestral Music - BEETHOVEN, L. van / SCHÖNHERR, M. / STRAUSS, E. / STRAUSS, R. / SUPPE, F. von (Frühling in Wien) (Vienna Symphony, Honeck)
発売日:2017年02月24日
NMLアルバム番号:WS011
CD価格:1,950円(税込)
ウィーン音楽院でヴァイオリンを学び、1983年からウィーン国立歌劇場管弦楽団のヴィオラ奏者を務めた後、指揮者として活動を始めたマンフレート・ホーネック。このアルバムはウィーン交響楽団が春を告げる恒例のコンサート「Fruhling in Wien(ウィーンの春)」2016年の演奏会の模様がそのまま収録されています。ウィーンにまつわる数々の作品の中には、リヒャルト・シュトラウスの「ホイップ・クリーム」のように、現在ではほとんど演奏されることのない曲も含まれており、聴き手に新たな発見と喜びを与えてくれそうな楽しい1枚です。
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シュトラウス一族の同時代の作曲家たち 第1集 [チェコ室内フィル/ジョージアディス ]
CONTEMPORARIES OF THE STRAUSS FAMILY, Vol. 1 (Czech Chamber Philharmonic, Georgiadis)
発売日:2015年08月26日
NMLアルバム番号:8.225365
CD価格:1,936円(税込)
その優雅さと軽やかさ、そして耳あたりのよさのおかげで、19世紀から20世紀初頭にかけて、シュトラウス・ファミリーの音楽がヨーロッパ中を席巻していたことは良く知られていますが、同時に、多くの作曲家たちが、この分野…ワルツ、ポルカ、行進曲など…を手がけ、たくさんの知られざる名作を書いていたのでした。 当時、どれほどこれらの「軽音楽」がもてはやされたのかは想像する他ありませんが、英国のヨハン・シュトラウス協会が所有する数多くのアーカイブから復元されたこれらの有名、無名の作品は、夢のようなその時代を思い起こすために一役買うことでしょう。シュランメルやイヴァノヴィチなどの比較的知られた作曲家から、一部の曲だけが知られるリンケや、音楽隊の隊長として活躍したグングルなど、名前を見ているだけでも楽しいものです。もちろん音楽も素晴らしいものばかりです。