Phi

およそ1980年代からharmonia mundi franceでフランス・バロック声楽曲やバッハの教会音楽などの名盤を連発、古楽器演奏シーンに新たな一石を投じた指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘ。2010年に立ち上げたレーベルPhi(フィー)では、広範にわたる演目を時代に合った奏法で披露してきた彼の「解釈の集大成」が、続々と新録音でリリースされています。日本でもレコード・アカデミー賞に輝いたハイドン『四季』や美術館提携でも好評を博したヴィクトリア『レクィエム』他、ルネサンスからストラヴィンスキーに至る音楽史上の大作声楽曲の数々に、ロマン派以降の交響曲の古楽器録音も。ヘレヴェッヘの楽団コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやシャンゼリゼ管弦楽団のメンバーによる室内楽もあります。

  • 商品番号:NYCX-10171

    Phi

    ブルックナー(1824-1896)
    ミサ曲 第2番 ホ短調
    テ・デウム 詳細ページ
    [フィリップ・ヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、シャンゼリゼ管弦楽団]

    BRUCKNER, A.: Mass No. 2 / Te Deum (Collegium Vocale Gent, Orchestre des Champs-Élysées, Herreweghe)

    発売日:2020年10月30日 NMLアルバム番号:LPH034

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き 価格:2,970円(税込)

    ブルックナー解釈の鍵となる重要作2編、古楽器の特質を生かしたヘレヴェッヘ新録音壮大・深遠な交響曲の数々で知られるブルックナーですが、彼はもともと教会オルガニストとして音楽修業を始め、長く合唱指揮者としても活躍した作曲家。その作風を読み解くうえでの重要な鍵となるのが教会音楽作品ですが、そのなかでもとくに重要な2作が、同じく合唱指揮で注目を集めてきた古楽器系指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘによる新録音で登場します。 ミサ曲第2番は3編ある大作ミサのなかではやや異色の、管楽アンサンブルが合唱を支える編成。屋外での演奏を意識した作品で、ヘレヴェッヘは30年前にこれをアンサンブル・ミュジーク・オブリークを器楽陣営に迎えて録音していますが、古楽器専門のアンサンブルとの録音はこれが初。管楽器と同じ機構で音が出るオルガンとの相関関係も意識した音作りで、その音楽展開に引き込まれること必至です。 他方『テ・デウム』の古楽器録音はきわめて貴重。交響曲第7番のすぐ後に書き上げられたこの作品は、最終的に完成しなかった交響曲第9番について作曲家自身が、「終楽章が未完に終わった場合は代わりにあのテ・デウムを」と語ったほどの重要作です。 演奏時間は短いながらもたいへん充実した内容を持つこの大作を、求心力抜群のヘレヴェッヘのタクトで、作曲家が知っていたであろう19世紀の音に迫る解釈で聴けるのは、まさに貴重なブルックナー体験。ロマン派音楽の知られざる背景としての教会音楽の重要さに、改めて気づかされる録音と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LPH033

    Phi

    コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
    50周年BOX
    (ビクトリア、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク) 詳細ページ
    [フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、シャンゼリゼ劇場管弦楽団、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2020年03月13日

    CD 6枚組 価格:4,125円(税込、送料無料)

    結成50周年記念!
    幅広いレパートリーをカバーした珠玉のBOX
    フィリップ・ヘレヴェッヘにより、ヘントで学んでいた友人たちを中心として1970年に結成されたコレギウム・ヴォカーレ・ヘント。その50周年を記念したBOXセットが登場。 ヘレヴェッヘが2010年に立ち上げた自主レーベル「φ(PHI/ファイ)」への録音より、ビクトリアからドヴォルザークという幅広いレパートリーを収録。それは、ルネサンス・バロックの音楽を突き詰めていた結成当初の演目から、ロマン派までも手中に収めた近年の活動までを俯瞰するものでもあります。ヘレヴェッヘが手塩に掛けたヴォーカル・アンサンブルの美しさはまさに鉄壁。様々な時代の音楽から、その声の美しさを引き出す手腕には思わずため息がもれるほど。人間の声の表現力に酔いしれるBOXです。

  • 商品番号:NYCX-10124

    Phi

    J.S.バッハ(1685-1750)
    ヨハネ受難曲 BWV 245(全曲) 詳細ページ
    [フィリップ・ヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ・ヘン、マクシミリアン・シュミット(テノール/福音史家)クレシミル・ストラジャナツ(バス/救世主イエス)ドロテー・ミールズ(ソプラノ/アリア)ダミアン・ギヨン(カウンターテナー/アリア)ロビン・トリッチュラー(テノール/アリア)ペーター・コーイ(バス/総督ピラト/アリア)フィリップ・カーヴェン(バス/使徒ペトロ)シュテ―ファン・ゲーラー(テノール/大祭司の邸宅の男)マグダレーナ・ポトコシチェルナ(ソプラノ/召使いの女)]

    BACH, J.S.: St. John Passion, BWV 245 (M. Schmitt, Stražanac, Mields, Guillon, Tritschler, Collegium Vocale Gent Choir and Orchestra, Herreweghe)

    発売日:2020年02月14日 NMLアルバム番号:LPH031

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き 価格:4,400円(税込、送料無料)

    ヘレヴェッヘの究極形としての「ヨハネ」。バッハの時代の作法が紡ぎ出す迫真の受難物語フィリップ・ヘレヴェッヘの自主レーベルから『ヨハネ受難曲』が完全新録音で登場します。齢70を記念してのインタビュー本『フィリップ・ヘレヴェッヘとの対話』(カミーユ・デ・レイク編著/LPH026)で「これからの時間は自分にとって本当に必要と思える作品の演奏に使いたい」と語ったヘレヴェッヘが、自らのレーベルで世に問うバッハの新録音は、一つ一つに大きな意義があるところ。そして事実、この『ヨハネ』新録音は同作究極の解釈と呼びうる気合い充分な内容に仕上がっているのです。 さまざまな異版が残り、作曲家自身による決定稿と呼びうるものがないバッハの『ヨハネ受難曲』。ヘレヴェッヘはharmonia mundi franceで既に1987年と2001年にこの作品を録音、とくに後者はマーク・パドモアを福音史家に起用し、『マタイ受難曲』第1部終曲が冒頭にあしらわれている異例の1725年第2稿を採用したことで大きな話題となりました。今回は最初の録音と同じ版を基調にしているようですが、冒頭曲はむしろ1987年盤よりもアップテンポで始まる、時に熱に浮かされたような迫真の音作り。演奏者同士の堅い信頼感から生まれるコレギウム・ヴォカーレ・ヘントならではの一体感とあいまって、えも言われぬエキサイティングな受難物語が展開してゆきます。 福音史家は、近年ヘレヴェッヘの名演に続々参加しているマクシミリアン・シュミット。末永く聴き深められそうな『ヨハネ』の新名盤、お見逃しなく!

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10111

    Phi

    シューマン(1810-1856)
    交響曲 第2番 ハ長調 Op.61
    交響曲 第4番 ニ短調 Op.120 詳細ページ
    [フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮アントワープ交響楽団]

    SCHUMANN, R.: Symphonies Nos. 2 and 4 (Antwerp Symphony, Herreweghe)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:LPH032

    CD国内仕様 日本語解説付き 価格:2,970円(税込)

    ヘレヴェッヘ、モダン・オケとシューマンを再録音!古楽と合唱指揮の世界から徐々にレパートリーを広げ、シンフォニックなレパートリーでも注目されるようになって久しいヘレヴェッヘ。彼がドイツ・ロマン派の作品に相対するときには、圧倒的な古楽研究の経験値が大きな意味を持つことが少なくありませんが、さらに言うなら、彼が何よりもまず合唱指揮で頭角をあらわし、ロマン派作品でも「ことば」のある合唱作品で名演を刻んだのが先だったことも忘れてはならないポイントです。 そうした音楽との向きあい方がとくに意味をもつのがシューマンの演奏解釈。長くピアノ曲しか書かなかったシューマンが交響曲を書くまでの間、徹底的に歌曲ばかり書いていた時期を挟んでいることを考えれば、ヘレヴェッヘのアプローチは最適な経験の重ね方と言ってよいかもしれません。 ヘレヴェッヘはすでにharmonia mundi franceでシューマン交響曲を全曲録音していますが、そのときには自らのピリオド楽器楽団であるシャンゼリゼ管弦楽団との共演だったのに対し、今回はピリオド奏法の発想を取り入れた現代楽器の楽団であるアントワープ交響楽団(旧称ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団)を指揮しての録音。長年の共演歴がもたらした信頼関係のもと「残された時間は自分にとって意味ある作品の解釈に使いたい」と語るヘレヴェッヘが新たに問うシューマン像に期待が募ります。 同様にピリオド楽器での全曲録音のあと、改めてロンドン交響楽団とシューマン・ツィクルスを録音したガーディナーの解釈と聴き比べながら、ピリオド解釈ありきの21世紀のシューマン像に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LPH029

    Phi

    モンテヴェルディ(1813-1901)
    聖母マリアの夕べの祈り 詳細ページ
    [コレギウム・ヴォカーレ・ゲント/ヘレヴェッヘ]

    MONTEVERDI, C.: Vespro della Beata Vergine (Collegium Vocale Gent, Herreweghe)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:LPH029

    CD 2枚組 価格:4,080円(税込、送料無料)

    モンテヴェルディが初めて作曲した宗教音楽「聖母マリアの夕べの祈り」。この作品は彼がマントヴァ宮廷の楽長をしていた時代、有名な歌劇《オルフェオ》が初演された後に作曲され、1610年に出版。ローマ教皇パウルス5世に捧げられましたが、作曲の動機はわかっておらず、現代でも学者たちが議論を重ねています。16世紀後半はトレント公会議以降,反プロテスタントの立場からマリア信仰が高まりを見せていたこともあり、その様式に従ったとも言われています。グレゴリオ聖歌の定旋律とルネサンス様式のポリフォニーを用いられたこの作品は、モンテヴェルディが提唱したセコンダ・プラティカ(言葉の意味に沿った自由な表現を目指す)の粋が集められており、壮大なマニフィカトで締めくくられています。 ヘレヴェッヘにとって1986年以来の、30年にわたる経験をへたひとつの回答としての新録音。旧録音はコレギウム・ヴォカーレの合唱に加えシャペル・ロワイヤルのフランス勢、器楽合奏にもトゥルーズのサックブーティエ(単独でもERATOに録音、その他マルゴワールなどとも共演するフランスの古楽金管勢)を加え、Harmonia Mundi Franceからリリースされました。 今回はヘレヴェッヘの熟考とコレギウム・ヴォカーレの信頼できるパートナーたちとの協力のもとで、いわば満を持してヘレヴェッヘ自身のペースで録音に臨んだ企画といえます。そのほか演奏陣では、コルネットのブルース・ディッキーやテオルボのマティアス・シュペーターらのヴェテランの名手たち、チェンバロのローラン・ステヴァールや首席弦のヴェロニカ・スクプリク(ラルペッジャータのヴァイオリニスト)など、後続世代の著名な奏者たちの名前が見受けられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LPH951

    Phi

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    スターバト・マーテル[LP 2枚組] 詳細ページ

    発売日:2018年07月27日

    LP 2枚組 価格:4,800円(税込、送料無料)

    以前発売された名演が高音質のLPにて復活!1875年から1876年にかけて、愛するわが子たちを相次いで失うという悲劇に見舞われたドヴォルザーク。沈痛な気持ちを慰めるために作曲されたのが、このスターバト・マーテル(悲しみの聖母)です。わが子イエス・キリストが十字架にかけられ死んだ際の聖母マリアの悲しみを歌った内容は、過去から現代まで様々な作曲家が音楽にしていますが、ドヴォルザークの曲はペルゴレージと並ぶ傑作とされています。 2012年のヘレヴェッヘの録音は、総譜の細部に目を配り、合唱の透明感溢れる響きと、素朴な情感を漂わせたオーケストラの音色が相俟った感動的な演奏として知られています。CD発売時よりGramophone誌のEditor’s Choiceなど数多くのメディアで高い評価を受けていますが、今回のリリースは、演奏に加え、更にLPならではの素晴らしい音が期待できます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10001

    Phi

    モンテヴェルディ(1813-1901)
    聖母マリアの夕べの祈り
    [日本語解説付き] 詳細ページ
    [コレギウム・ヴォカーレ・ゲント/ヘレヴェッヘ]

    MONTEVERDI, C.: Vespro della Beata Vergine (Collegium Vocale Gent, Herreweghe)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:LPH029

    CD 2枚組、日本語解説付き 価格:4,400円(税込、送料無料)

    1610年、モンテヴェルディ齢47の年に楽譜出版された『聖母マリアの夕べの祈り』は、ルネサンスの伝統をふまえながら、独唱主体の新しいスタイルを縦横無尽に使いこなしてみせた、初期バロック教会音楽屈指の重要作。その解釈をめぐる諸問題を、ヘレヴェッヘは最新の音楽学的知見にもとづき新たに徹底解明。自身の旧録音から30年の時をへて、員数を絞り込んだ歌唱パート、コルネットのB.ディッキーやリコーダーのP.ファン・ヘイヘンらをはじめとするヴェテラン揃いの器楽編成で、比類ない一体感を誇る演奏にたどりつきました。

    収録作曲家: