レシピトップ > 料理から探す > 前菜
レシピトップ > 料理から探す > 魚介料理
レシピトップ > 料理から探す > ポルトガル料理
レシピトップ > 材料から探す > オリーブオイル
レシピトップ > 目的から探す > ワインに合う

たこのラガレイロ風

たこのラガレイロ風

9月下旬から二週間ほどポルトガルに行って来ました。ほとんどリスボンにいたのですが、途中数日間は北ポルトガルとスペインのガリシア地方を旅して来ました。
ポルトでもスペインのビーゴでも、レストランのメニューにたこ料理が結構ありました。たこのサラダやたこのフリット、今回ご紹介する「たこのラガレイロ風」などです。そう言えば、北ポルトガルではクリスマスイブに干し鱈ではなくたこを食べる習慣もあります。「なぜたこか?」説明すると長くなるので省略しますが、たこは塩蔵や干しだこにして海から離れた地域でも昔から食べられていました。

ラガレイロ風は、生だこをやわらかくなるまでゆでて(1時間)、軽くつぶしたじゃがいもといっしょにたっぷりのオリーブオイルをかけてオーブンで焼きます。このレシピでは、生ではなくゆでだこを使いました。たこはゆですぎない方が美味しいのですが、やわらかくしたい方は文末をご覧下さい。

材料(4人分)

ゆでだこの足 4本
じゃがいも(小) 4個
にんにく 1かけ
ローリエ 1枚
イタリアンパセリ 適量
オリーブオイル 大さじ4
プレミアムシーソルト 少々
こしょう 少々

作り方

  1. じゃがいもはよく洗い皮付きのままやわらかくなるまでゆでる。粗熱が取れたら手のひらで軽く押さえてつぶす。
  2. ゆでだこの足は食べやすい大きさに切る。にんにくはみじん切りにする。
  3. 耐熱容器にじゃがいもとたこを入れて、にんにく、プレミアムシーソルト、こしょうを全体にふりかけ、ローリエをのせてオリーブオイルを回しかける。
  4. オーブントースターか180度に予熱したオーブンで15分焼く。仕上げにイタリアンパセリのみじん切りをかけて熱い内にいただく。
  5. 〇ゆでだこをやわらかくする
    鍋に水と玉ねぎ1/4個とゆでだこ(切らずにそのまま)を入れ沸騰したら、弱火にして1時間煮る。

この料理に使っている食材はこちら

人気のレシピ

  • ツナとほうれん草とカッテージチーズのコロッケ

    カッテージチーズは、自己主張はそんなにないけれど、やんわりと優しくツナやほうれん草とのからみよし。

  • 鶏のスパイシー焼き定食

    カレー粉とガラムマサラの香りがとてもスパイシー。しっかりとした味。

  • 新じゃがのアンチョビポテト

    スナック感覚でつまめる。フレッシュなじゃがいもを丸ごと味わって下さい。

  • 牡蠣の豚肉巻き

    白でも赤でもいけるワインのおつまみに。ご飯にもあいます。

  • イタリアコロッケ

    粉チーズとフレッシュバジルがたっぷり入った楕円形のクリ-ムコロッケ。

レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

丹田さんの著書のご紹介
家庭で作れるポルトガル料理
家庭で作れるポルトガル料理・魚とお米と野菜たっぷり(楽天ブックスで購入)
ポルトガル小さな街物語
ポルトガル「小さな街物語」(楽天ブックスで購入)