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中からチーズがとろり「ライスコロッケ」
初めてのイタリア旅行、最初に食べたのはチキンのトマト煮と付け合わせのスパゲティ。ブリンディジという港町の食堂でおばさんが大皿にどんと出してくれました。
次の日はナポリだったか、好奇心に駆られてライスサラダを注文しました。ロングライスとミックスベジタブル、塩とビネガーとオリーブオイルの味。初体験の外国のお米料理はなんだか微妙な味でした。
ヨーロッパではイタリア、フランス、スペイン、ポルトガルなどでお米が作られており、それぞれの国に様々なお米料理があります。ライスコロッケの発祥は南イタリアだとか。本来はリゾットを使いますが、ごはんで簡単に作りました。
材料(8個分)
ごはん | 茶碗2杯分(300g) |
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玉ねぎ | 1/4個 |
にんにく | 少々 |
トマトの水煮 | 1/2カップ(100g) |
モッツァレラチーズ | 1個 |
粉チーズ | 大さじ1 |
顆粒ブイヨン | 小さじ1/2 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
卵 | 1個 |
小麦粉・パン粉・揚げ油 | 各適量 |
作り方
- 玉ねぎとにんにくはみじん切り、トマトの水煮はつぶしておく。モッツァレラチーズは8等分する。
- フライパンにオリーブオイルと玉ねぎ、にんにくを入れて中火で炒める。玉ねぎがやわらかくなったら温かいごはんを入れて炒める。
- トマトの水煮と顆粒ブイヨンを加えてよく混ぜ、2、3分煮詰める。粉チーズを入れて塩、こしょうで味を整える。バットに広げて冷ます。
- 3を8等分して手に取り(ラップを敷くと包みやすい)、中心にモッツァレラチーズをのせて包み込むように丸める。
- 小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。170度に熱した油でころがしながら揚げる。
*パン粉は細いタイプを使うと油っぽくならずにきれいに揚がります。
レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。