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バスク人がカタプラーナを知っていたら
タラのバスク風カタプラーナ
スペインとフランスの国境地帯、ピレネー山脈の麓にバスク地方というところがあります。
言わずと知れた美食の地ですが、タラとあさりやホワイトアスパラを使った「タラのバスク風」という郷土料理があります。
海と山と野の食材に恵まれた土地ですから、この組み合わせから考えても間違いなくおいしいことでしょう。でも、この料理をポルトガル人のようにカタプラーナで作ったら、もっとおいしいはず。赤パプリカやさやいんげんも加えて、彩り豊かなカタプラーナに仕上げました。
材料(4人分)
タラ | 4切れ |
---|---|
あさり | 1パック(砂抜きする) |
アスパラ(缶詰) | 4本 |
さやいんげん | 8本 |
赤パプリカ | 1個 |
エリンギ | 2本 |
玉ねぎ | 1/2個 |
ニンニク | 1かけ |
パセリ | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
ブイヨン | 1カップ(お湯にインスタントブイヨンを適量とかしておく) |
小麦粉 | 少々 |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
作り方
- アスパラは三等分に、さやいんげんは筋を取って半分に切る。赤パプリカは一口大に、エリンギは食べやすい大きさに切る。玉ねぎ、にんにく、パセリをみじん切りにする。
- タラに塩、こしょうして小麦粉をつける。カタプラーナにオリーブオイル大さじ2を入れて熱しタラの両面を焼く。だいたい火が通ったら取り出す。
- 2の鍋にオリーブオイルを大さじ1足してみじん切りにした野菜を入れて炒める。
- 玉ねぎがやわらかくなったら、上に他の野菜とタラとあさりを並べる。ブイヨンを注いで塩、こしょうで味を調える。カタプラーナの蓋をして火にかける。
- 湯気が出てきたら中火にしてあと7、8分加熱する。(あさりの口が開いてくると音がするので火が通ったかどうかの目安にして下さい)
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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。