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「締めご飯」が絶品、みんなで楽しめるトマト鍋

「締めご飯」が絶品、みんなで楽しめるトマト鍋

今回、トマト鍋を作ってみて、意外と子供さんからお年寄りまで食べやすい鍋料理だと思いました。洋風なのですが、鱈やあさり、野菜がたっぷり入ると馴染みのある味になるのです。ベースは簡単に、トマトジュースと水とインスタントのブイヨンで作りました。

カタプラーナは、元々スピード料理です。魚介なら火にかけて蓋をしてからだいたい7分で火が通ります。食卓で蓋を開けた時には、いつも歓声が起こるのですが、簡単で豪華なカタプラーナは、パフォーマンス的にも人気があります。

そして、このトマト鍋の一番おいしい食べ方は、実はすべての具を食べ終わった後。残ったトマトスープにご飯を入れて、溶けるチーズをたっぷりかけて下さい。とろとろのチーズがお米にからみ、魚介のだしが沁みたリゾットが絶品です。この、「締めご飯」のためだけにでも作りたいトマト鍋でした。

材料(4人分)

生鱈 4切れ *他の白身魚でもよい
有頭えび 4尾
あさり 1パック
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
カリフラワー 1/3個
水菜 適量
トマトジュース 1缶(1カップ)
1カップ
オリーブオイル 大さじ2
野菜ブイヨン 小さじ1/2 *マギーの無添加野菜ブイヨンを使用
適量
こしょう 少々

作り方

  1. 生鱈は食べやすい大きさに切る。有頭えびは背わたを取り、あさりは砂抜きして洗う。
  2. 玉ねぎは薄切りにする。にんにくは半分に切って芽を取り除く。カリフラワーは食べやすい大きさに、水菜は5cm長さに切る。
  3. カタプラーナ鍋を中火にかけ、オリーブオイル大さじ1とにんにく、玉ねぎを入れて軽く炒める。トマトジュースと水、塩小さじ1、野菜ブイヨンを加える。
  4. 魚や野菜を入れて(水菜の葉は出来上がってから入れてもよい)、塩少々とこしょうを振り、オリーブオイル大さじ1をまわしかける。蓋をして沸騰したら火を少し弱め、7分煮る。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

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