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鱈のフィレンツェ風

鱈のフィレンツェ風

「鱈のフィレンツェ風」はなぜフィレンツェだったのか?何かを調べていて見つけた料理名でした。名前の由来はトマトか干し鱈か、使う素材から来ていたと思います。

干し鱈と言えばなんと言ってもポルトガル、数百ものレシピがあると言われています。でも、実は塩漬けの干し鱈は、イタリアやフランス、スペインなどでもよく目にする食材で、イタリアの郷土料理にもたくさん登場します。

干し鱈は昔から保存食として海のない地方でも食べられる魚であり、カトリック教徒にとってはお肉を食べることができない日の精進料理のようなものでした。

そして日本に住む私たちは、生鱈を使ってこの料理を味わうことができます。鱈とトマトソース、鍋物以外にこんな食べ方もあります。

材料(4人分)

生鱈 4切れ
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1本
トマト水煮缶 1個(内容量390g、固形量250gを使用) 
パセリ 少々
小麦粉 適量
オリーブオイル 大さじ3
小さじ1/3

作り方

  1. まずトマトソースを作ります。玉ねぎとにんにくはみじん切りにして赤唐辛子は種を取る。トマトの水煮は細かく切るかつぶしておく。
  2. 鍋にオリーブオイル大さじ2と玉ねぎ、にんにく、赤唐辛子、小さじ1/3を入れて火にかけ、玉ねぎが透き通ってやわらかくなるまで焦がさないように炒める。 
  3. トマトの水煮を加えて混ぜ、2/3量になるまで中火で煮詰める。 
  4. 煮ている間に鱈を焼きます。鱈に塩、こしょうをして小麦粉をまぶす。フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて、皮のついた方から焼く。ひっくり返して全体がきつね色にカリッとするまで焼く。
  5. 焼いた鱈をトマトソースの中に入れて少しだけ煮る。お皿にトマトソースを入れて鱈を置き、上からもトマトソースをかける。パセリのみじん切りを散らす。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

丹田さんの著書のご紹介
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