レシピトップ > 料理から探す > スープ
レシピトップ > 材料から探す > オリーブオイル
レシピトップ > 目的から探す > ハロウィン向け

ハロウィンにポルトガルの秋のスープを~かぼちゃとにんじんのスープ~

かぼちゃとにんじんのスープ

家にあるポルトガル料理の分厚い本には、スープのレシピがたくさん載っています。野菜の組み合わせはパズルのようですし、魚介のスープや、ボリュームたっぷりのパン入りなど、ものすごくバリエーションが多いのです。ブイヨンの種類も様々ですが、水と塩とオリーブオイルをベースにしたシンプルなスープもたくさんあります。

最近よく作っているのは、かぼちゃとにんじんのスープです。かぼちゃと言えば、10月31日はハロウィンの日ですね。アメリカではクリスマスに次ぐ楽しいお祭りですが、ハロウィンは万聖節の前夜に当たります。ポルトガルでは、万聖節はすべての聖人の日であり、日本のお盆のように、亡くなった家族や友人を偲んでお墓参りをする日なのです。

これから寒くなっていく季節には、カロチンやビタミン、食物繊維がたっぷりのこんな美人スープがうれしいもの。かぼちゃだけだと甘く感じるので、にんじんを加えることで野菜の味も引き立ち、牛乳を少し入れてバランスのよい味にしました。仕上げに入れるナツメグの香りがアクセントになります。

材料(4人分)

かぼちゃ 1/4個(皮と種を除いて250g)
にんじん 小1本(約100g)
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
牛乳 1/2カップ
生クリーム 適宜
顆粒野菜コンソメ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
少々
ナツメグ 少々
3カップ

作り方

  1. かぼちゃは種を取って半分に切り、ざく切りにして緑色の皮の部分をそぎ落とす。
  2. にんじん、玉ねぎ、にんにくは皮をむいて薄切りにする。
  3. 鍋にオリーブオイルと2、塩小さじ1/2を入れて玉ねぎがやわらかくなるまで炒める。
  4. 鍋に水と顆粒野菜コンソメ、かぼちゃを加えて煮る。沸騰したら中火にして野菜が全部やわらかくなるまで煮る。
  5. 4が冷めたらミキサーにかけてピュレ状にする。
  6. 鍋に戻して牛乳を加えて温め、塩で味を整える。器に注いであれば生クリームをかけてナツメグをふる。

この料理に使っている食材はこちら

人気のレシピ

  • マッサ・デ・ピメント(赤パプリカペースト)で豚肉炒め

    旨みたっぷりの赤パプリカ・ペーストを使って。簡単だけど奥行きのある味です。

  • おもてなしローストポーク

    準備が楽、しかも付け合わせも一緒に焼ける手間のかからないおもてなし料理。

  • 豚肉とじゃがいものパプリカワイン煮

    味付けした豚肉とじゃがいもを煮たポルトガル料理。

  • ホウレンソウのキッシュ
    ほうれん草とベーコンのキッシュ

    冷凍パイシートで手軽に。手作りキッシュは経済的でリッチ、持ち寄りパーティーにも大好評。

  • きのこのパエリャ

    鶏肉とベーコンが少し、それにきのこがあればボリュームたっぷりのパエリャの出来上がり。

レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

丹田さんの著書のご紹介
家庭で作れるポルトガル料理
家庭で作れるポルトガル料理・魚とお米と野菜たっぷり(楽天ブックスで購入)
ポルトガル小さな街物語
ポルトガル「小さな街物語」(楽天ブックスで購入)