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いつもの素材で秋のパエリャを作ろう~きのこのパエリャ~

いつもの素材で秋のパエリャを作ろう
~きのこのパエリャ~

鶏肉とベーコンが少し、それにきのこがあればボリュームたっぷりのパエリャの出来上がり。そして、スペイン料理をおいしくする野菜ソース"ソフリト"を作っておけば30分でできるのもうれしい。

以前、シーフードのパエリャをご紹介したことがありますが、その時の香辛料はターメリックで手軽に作りました。でも、きのこのパエリャは、ぜひサフランをお使い下さい。鶏肉やきのこから旨みはしっかり出ますが、素材の香りは控えめなので、ストレートにサフランの香りが出ます。改めて、エキゾチックな香辛料の効果に気がつかれることと思います。

きのこはレシピのもの以外にも、マイタケやヒラタケなども旨みがしっかり出ます。3種類くらい入れてそれぞれの歯ざわりをお楽しみ下さい。

材料(4人分)

米(洗わない) 2カップ
鶏もも肉 1枚
ベーコン 2枚
エリンギ 1パック(約100g)
しいたけ 1パック(約100g)
しめじ 1パック(約100g)
オリーブオイル 大さじ2
野菜コンソメ 4カップ(野菜コンソメ小さじ1を熱湯で溶かしておく)
サフラン 2つまみ
少々
こしょう 少々
●ソフリト(パエリャ2回分)
にんにく(みじん切り) 1かけ
玉ねぎ(みじん切り) 1個
ピーマン(みじん切り) 2個
トマトの水煮(粗みじん切り) 1缶(内容量400g)
小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ3

作り方

【ソフリトを作る】
  1. 鍋にオリーブオイル大さじ3とトマト以外の材料を入れて炒める。玉ねぎがやわらかくなったら、トマトを入れて半量になるまで煮詰める。
【パエリアを作る】
  1. サフランは温めた野菜コンソメに入れて15分以上置き、色を出しておく。
  2. 鶏肉は一口大に切り塩、こしょうする。ベーコンは細切にする。きのこ類は石づきを取り除いて食べやすい大きさに切るかほぐす。
  3. 鍋にオリーブオイル大さじ1を入れて火にかけ、きのこをさっと炒めて塩、こしょうして取り出す。次に、残りのオリーブオイルを足して、鶏肉とベーコンを加え、鶏肉がきつね色になるまで炒める。
  4. ソフリト1/2量と1を1/2カップ残して加え沸騰させる。米を振り入れて火を弱め、塩、こしょうで味を整える。
  5. 水分が少なくなってきたら(中火で10分くらい。焦げそうなら、様子を見て残りのコンソメを足す)、上にきのこをのせる。蓋をして弱火にし、米の芯がなくなるまで10分程度煮る。火を止めて10分蒸らし、器に盛り付ける。

*パエリャ鍋で作る場合は、コンソメは最初から4カップ加えて下さい。
*時間に余裕があれば、きのこはほぐして広げて3~4時間干すと歯ごたえがよくなります。

*残ったソフリトは、パスタソースやトマト煮などの料理にも使えますし、冷凍もできます。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

丹田さんの著書のご紹介
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