レシピトップ > 料理から探す > 野菜料理
レシピトップ > 材料から探す > オリーブオイル
レシピトップ > 目的から探す > お子様に人気
夏野菜たっぷり。焼きラタトゥイユ
夏になると時々作る南フランスのお惣菜。イタリアではカポナータ、生ハムをのせればスペインのフラメンカ・エッグ。ポルトガルなら真っ赤なトマトのオリーブ油炒めと卵という赤と白の組み合わせ。
実は、今まで作っていたラタトゥイユは、野菜が水っぽい感じがしてすぐに飽きてしまっていました。そこで「蒸し煮」主体の調理から、先にオリーブ油でしっかり炒めて野菜の甘みを引き出し、トマトの水分を飛ばしながら煮るとずっと味が濃くなりました。
写真のように卵を落として焼くと、栄養も味もバランスのよい一品に。バゲットを焼いてラタトゥイユをのせ、オリーブ油をたらすとワインによく合うオードブルにもなります。
赤唐辛子の適度な辛味が食欲をそそりますが、小さなお子さんがいらっしゃる場合は除いて下さい。
材料(4人分)
玉ねぎ | 1個 |
---|---|
なす | 3本 |
ズッキーニ | 2本 |
赤・黄パプリカ | 大各1個 |
水煮トマト | 200g(1/2缶) |
卵 | 4個 |
オリーブオイル | 大さじ4 |
ニンニク | 1かけ |
赤唐辛子 | 1本 |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
作り方
- 野菜は全部1.5cm角くらいに切り、ニンニクはみじん切り、赤唐辛子は種を取る。トマトは細かく切ってジュースも使う。
- 鍋にオリーブ油と玉ねぎ、ニンニク、塩小さじ1/2を入れて焦がさないように柔らかくなるまで炒める。
- 残りの野菜を全部加えてオイルが全体に行き渡るように炒める。
- トマトと赤唐辛子を加え、蓋をして中火で15分煮る。焦がさないように時々まぜながら水分を飛ばし、塩、こしょうで味を調える。
- ラタトゥイユを耐熱皿に盛り付け、中央をくぼませて卵を割り入れる。
- オーブントースターで数分焼いて卵が半熟状になったら出来上がり。卵をくずしながら野菜とからめて食べるとおいしい。
レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。