ファフシャン(ジャン=リュック) Fafchamps, Jean-Luc
生没年 | 1960- | 国 | |
---|---|---|---|
辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 135251 |
-
『Carnets de voyage 旅のノート』
ファフシャン(1960-):
弦楽四重奏のための作品全集 [MP4四重奏団、ジャン=リュック・ファフシャン]発売日:2022年05月27日
CD価格:2,475円(税込)
ベルギーの作曲家・ピアニスト、ジャン=リュック・ファフシャンの作品集。
収録作曲家:
-
STILL SCHUBERT
シューベルト(1797-1828):
弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」 D810
シューベルト&ファフシャン(1960-):
歌曲集 [アルバノ・カレール、アルファマ四重奏団]発売日:2019年07月26日
CD価格:2,475円(税込)
気鋭の弦楽四重奏団が挑むシューベルト2005年ブリュッセルで結成されたアルファマ四重奏団。これまで6枚のアルバムをリリースしており、中でも「大作曲家の弦楽四重奏曲集」(FUG582)が大きな話題となった彼らのシューベルト。冒頭からぐっと掴まれる「死と乙女」ですが、鋭い切れ味と爽やかさを湛えた豊かな歌心で定評のある彼ららしい、美しくも勢いのある素晴らしい演奏を聴かせます。 カップリングはウィーン生まれのフランス系メゾ・ソプラノ歌手カレールを迎え、1960年ブリュッセル生まれのファフシャンによる、シューベルトの歌曲を元に声楽と弦楽四重奏のために自由に編曲(作曲)した作品7曲を収録。曲が進むにつれて前衛さを増していく作りですが、どこかシューベルトの原曲と対話をしながら発展していくかのような構成を持つ、興味深い作品です。
-
パリのキキ [アルバーヌ・カレール、エルザ・デ・ラセルダ、マガリ・リシェット]
発売日:2024年11月01日
CD価格:2,775円(税込)
「モンパルナスのキキ」に捧ぐ、時代を超えたフランス歌曲集モンパルナスのキキ(本名アリス・プラン〔1901-1953〕)は恋人であったマン・レイによる「アングルのヴァイオリン」(当ジャケット)や「ヴェールをかぶったキキ」で知られる女性。他にも藤田嗣治、キスリング、ユトリロ、モディリアーニらのモデルを務めたほか、コクトーやデスノスなどと交流、歌手としてナイトクラブのステージに立ち、女優としても活動し、さらに自身も画家としてデビューしていたという才女でした。しかしながら後半生は波乱に満ち、不遇の晩年を送ったことでも知られます。 このCDは、ウィーン生まれで現在はフランスを中心に活躍するメゾ・ソプラノ、アルバーヌ・カレールとベルギーの作曲家ジャン=リュック・ファフシャンらによる、キキへのトリビュート・アルバム。19世紀末から20世紀初頭にかけての歌曲のほか、ピアフなどのシャンソン、ホシなど近年のポップ・ソング、トランペット奏者で詩人でもあったボリス・ヴィアンの詩にファフシャンが曲を付けたオリジナルまで、幅広いフランスの歌を収録。後半にはドラムやベースによるビートや多重録音も導入し、昔日のミューズへの思いを歌い上げています。
-
発売日:2023年03月10日
CD価格:2,475円(税込)
-
『Change』
ヴァイオリンとピアノによる変革の音楽 [エルザ・デ・ラセルダ、ピエール・ソロ]発売日:2023年01月27日
CD価格:2,475円(税込)
世界を変えた歌の数々をヴァイオリンとピアノのために再構築世界的パンデミックに見舞われた2020年3月、ともすれば無力感に沈んでしまいそうな中、ベルギーのヴァイオリニスト、エルザ・デ・ラセルダと、同じくベルギーのピアニスト、ピエール・ソロの二人は、世界を変えてきた人々に思いを馳せ、現代ベルギーとフランスの作曲家たちに、民衆の力や強さといったものを歌った数々の歌を、ヴァイオリンとピアノのために新しい解釈で昇華させた作品を依頼しました。 ブラジルの国民的歌手によるプロテスト・ソングである「Apesar de você」、ポルトガルのカーネーション革命の”のろし”となった「Grândola、 Vila Morena」、ドイツのロック・バンド、スコーピオンズがソヴィエトのグラスノスチを歌った「ウインド・オブ・チェンジ」、アメリカ南部の黒人差別の惨状を描いたルイス・アレンの歌をビリー・ホリディが歌い、現在まで様々な歌手に歌い継がれている「奇妙な果実」、『オズの魔法使い』でジュディ・ガーランドが歌い、現在ではLGBTの連帯を示す意味合いも帯びている「虹の彼方に」、アパルトヘイト活動家でもあったジョニー・クレッグが”私たちには彼を見ることが出来ない”と、当時獄中にあったネルソン・マンデラを歌った「Asimbonanga」、チリのヌエバ・カンシオン(社会変革の歌)として最も有名であり、フレデリック・ジェフスキーによる変奏曲でも知られる「不屈の民」、革命の歌として世界中で歌われた「インターナショナル」、ミュージカル『ヘアー』のナンバーをニーナ・シモンがメッセージ・ソングとして定着させた「Ain't Got No, I Got Life」、コンゴ音楽の父といわれるグラン・カレの大ヒット曲「アンデパンダンス(独立)・チャ・チャ」などを収録。 中には元のメロディが分からないくらいの新解釈も含みますが、作曲家一人一人、そして演奏する二人がそれぞれの方法論で偉大な音楽へのオマージュを捧げており、聴き応えのアルバムに仕上がっています。
-
『それは幻なのか』 近現代歌曲集 [アルバーヌ・カレール、ニコラス・クリューガー、セバスティアン・ワルニエ]
発売日:2022年06月17日
CD価格:2,475円(税込)