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ただ煮るだけの簡単サムゲタン
サムゲタンは、鶏のお腹にもち米やなつめ、栗、朝鮮人参などを詰めてじっくり煮込んだ韓国のスープです。鶏のうまみと漢方食材が溶け合って、いかにも滋養がつきそうですね。夏バテや風邪の予防にもなるそうで、韓国にはサムゲタン専門店がたくさんあります。
本格的に作ると大掛かりな料理になりそうですが、韓国風簡単サムゲタンなら、鍋に水と材料を全部入れてただ煮るだけでできます。味付けは塩で薄くつける程度。足りなければ食卓で塩やこしょうなどで好きな味にして下さい。
サムゲタンのメイン素材は、鶏肉とお米です。これは、ポルトガルのチキンスープ、カンジャと同じですね。ポルトガル風になると、レモンとミントが入り、南欧の味に。国が違っても鶏のスープの栄養は万国共通です。このスープは、翌日になるとコラーゲンプルプルでさらにおいしくなります。
材料(4人分)
鶏骨付きもも肉 | 2本 |
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手羽先 | 4本 |
米 | 1/2合 |
長ねぎ | 1本 |
しょうが | 1かけ |
にんにく | 4かけ |
プレミアムシーソルト | 小さじ2 |
こしょうや一味唐辛子 | 少々 |
なつめ | 4個 |
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むき栗 | 4個 |
作り方
- 鶏骨付きもも肉と手羽先は水で洗う。長ねぎは葉の青い部分はそのままスープに入れ、後は薄切りにする。
- 鍋に水10カップを入れて、長ねぎの薄切り以外の材料を全部加えて強火にかける。沸騰したら弱火にして、あくを取りながら1時間煮る。
- ねぎの葉と鶏肉を取り出す。鶏肉は骨をはずして食べやすい大きさに裂き、身だけ鍋に戻す。白ねぎの薄切りを加えて一煮たちする。あつあつを器に入れて、こしょうや一味唐辛子、塩を添える。
この料理に使っている食材はこちら
レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。