ブレシャネッロ(ジュゼッペ・アントニオ) Brescianello, Giuseppe Antonio
生没年 | 1690-1758 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 58553 |
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ブレシャネッロ(1690-1758):
歌劇「ティスベ」3幕 [ベルンシュタイナー/フェッリ=ベネデッティ/プファイファー/ベッロット/シュトゥットガルト・バロック管/ハルベック]BRESCIANELLO, G.A.: Tisbe [Opera] (Bernsteiner, Ferri-Benedetti, Pfeifer, Bellotto, Il Gusto Barocco, Halubek)
発売日:2014年11月26日
NMLアルバム番号:777806-2
2CD価格:5,216円(税込、送料無料)
ボローニャ出身の作曲家、ヴァイオリニスト、ブレシャネッロ(1690-1758)の名前は、1715年にミュンヘンのバイエルン選帝侯、宮廷楽団のヴァイオリニストになったことで知られています。その翌年、クリストフ・ペツの死去により彼が仕えていたシュトゥトガルトのヴュルテンベルク公の宮廷楽団の上級カペルマイスターに任命されますが、当時隆盛を誇っていたラインハルト・カイザーがその地位を望んだため、熾烈な権力闘争が行われたといいます。結局、ブレシャネッロがこの地位をつかんだのですが、15年ほど経過した後、残念なことに財政難のため、スタッフは解雇され、もちろんブレシャネッロもその例に漏れず、それ以降は作曲家として活躍しました。 このオペラは、そんなヴュルテンベルク公に仕えはじめた頃の作品で、当時人気があった物語に基づいた壮大な内容を持ったものです。この時代は優れたカストラートが活躍しており、この作品もそんなカストラートの技巧を存分に引き出すための、見事なコロラトゥーラの技術が使われていますが、現在ではアルト歌手が代わりに歌い上げています。この世界初録音のために、ヴュルテンベルク州立図書館に保存されていたスコアを用い、素晴らしい演奏で作品を甦らせています。
収録作曲家:
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イタリアのギター音楽秘曲集
マリピエロ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ベッティネッリ、ブレシャネッロ、パガニーニ、ジュリアーニ [ジュゼッペ・ブシェミ(ギター)]Guitar Music (Italian) - BETTINELLI, B. / BRESCIANELLO, G.A. / CASTELNUOVO-TEDESCO, M. / GHEDINI, G.F. (Italian Guitar Rarities) (Buscemi)
発売日:2022年06月24日
NMLアルバム番号:8.574400
CD価格:1,600円(税込)
バロックから現代の巨匠まで、イタリア音楽にとって重要な役割を担ってきたギターのために書かれた珠玉の作品を集めた1枚。 最も時代が古いのはブレシャネッロの「パルティータ第7番」で、こちらは、もともとリュートに似た弦楽器“コラシオーネ”のために書かれた『18の組曲』の中の1曲。複雑な装飾と抒情的な曲調は多くのギタリストたちの注目を集めています。このアルバムではブシェミ自身がギター用にアレンジ、作品の素晴らしさを伝えています。 他にはヴァイオリンと同じくギターを愛したパガニーニの作品やジュリアーニの見事な「ロッシーニアーナ」、イタリアの現代作曲家ベッティネッリの荘厳な前奏曲の他、カステルヌオーヴォ=テデスコ、マリピエロ、ゲディーニの技巧的、かつ珍しい作品を聴くことができます。
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『ヴェネツィアとその彼方』
18世紀ヴェネツィア、
木管楽器のための室内協奏曲と協奏的ソナタ [古楽アンサンブル アフィニタ(古楽器使用)]Chamber Music (Winds) - CALDARA, A. / FERRANDINI, G.B. / GALUPPI, B. / LOTTI, A. / VIVALDI, A. (Venice and Beyond) (Affinità)
発売日:2020年09月25日
NMLアルバム番号:A119
CD
通常価格:1,425円→ 特価!:1,190円(税込)木管楽器のための知られざる18世紀作品を携え、精鋭による古楽アンサンブル『アフィニタ』デビュー!「バロックオーボエ奏者エリザベト・バウマーにより、オーストリアとイタリアで活躍する古楽奏者の精鋭たちを集めて2012年に結成されたアンサンブル『アフィニタ』のデビューアルバムは、『ヴェネツィアとその彼方』。18世紀に活躍した、ヴェネツィアと深く関係を持った7人の作曲家たちによる、木管楽器のために書かれた室内楽作品が選ばれました。ロッティのソナタにおけるファゴットの超絶技巧、世界初録音となったフェランディーニのオーボエ・ソナタで聴かれる深い叙情性や爆発的な感情の起伏、そして、プラッティのオーボエとチェロのためのトリオ・ソナタにおける二つの独奏楽器の間で行われるスリリングな音楽的対話など、多くの聞きどころを含みます。演奏家たちは、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、アカデミア・ビザンチナ、エウロパ・ガランテ、などで活躍する演奏家たちからなり、音楽家としてだけではなく、良き友人として尊敬し合うメンバーの『アフィニタ=親和性』も録音から感じていただくことができるでしょう。」 ―――アフィニタ、チェンバロ奏者・渡邊孝