ロット(ハンス) Rott, Hans
生没年 | 1858-1884 | 国 | オーストリア |
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辞書順 | 「ロ」 | NML作曲家番号 | 17689 |
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Nicht Wiedersehen!
二度と会えない
R.シュトラウス、ロット、マーラー:
歌曲集 [ギュンター・グロイスベック(バス)/マルコム・マルティノー(ピアノ)]Vocal Recital (Bass): Groissböck, Günther - STRAUSS, R. / ROTT, H. / MAHLER, G. (Nicht Wiedersehen!)
発売日:2022年11月18日 NMLアルバム番号:Gramola99280
CD価格:2,550円(税込)
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-★『レコード芸術』特選盤(2021年4月号)★-
ロット(1858-1884):
〈管弦楽作品集 第2集〉
交響曲 第1番
弦楽オーケストラのための交響曲
交響的断章 [クリストファー・ウォード(指揮)/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団]ROTT, H.: Orchestral Works (Complete), Vol. 2 (Cologne Gürzenich Orchestra, Ward)
発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:C5414
CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,750円(税込)
幻の天才、ハンス・ロットの代表作「交響曲ホ長調」、シリーズに登場!「彼と私は、同じ木から採れた2個の果物のように、同じ土によって生育し、同じ空気を採り入れていた」とマーラーが語ったというハンス・ロット。2人は同じようにブルックナー、ワーグナーの作風を継承した作品を書きましたが、25歳でこの世を去ったロットの作品は長い間認められることがありませんでした。20世紀後半になってようやく注目された彼の交響曲第1番は、長い間「マーラーのエピゴーネン(亜流)」と言われていましたが、最近の研究では、マーラーがロット作品からの引用を行っていたことがわかり、ロットの独自性が注目される契機となりました。 このCapriccioのシリーズは、再構築版を含むロットのオーケストラ作品を録音することで、ロットの魅力的な遺産を後世に残すことを目指しています。第2集には彼の代表作である「交響曲ホ長調」を中心に、交響曲への導入作でありブルックナーへの賛辞が表現された「交響的断章」、1874年から1875年にかけて作曲されたメンデルスゾーン風の味わいを持つ「弦楽オーケストラのための交響曲」の3曲を収録。若きロットの才能が開花していく様をありありと体感できる選曲です。 *国内仕様盤には広瀬大介氏による解説が付属します。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年12月号)★-
ロット(1858-1884):
〈管弦楽作品集 第1集〉
「ハムレット」序曲/牧歌風前奏曲
「ジュリアス・シーザー」のための前奏曲
組曲/管弦楽のための前奏曲 [クリストファー・ヴァルト(指揮)/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団]ROTT, H.: Orchestral Works (Complete), Vol. 1 (Cologne Gürzenich Orchestra, Ward)
発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:C5408
CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,750円(税込)
幻の天才、ハンス・ロットの管弦楽作品シリーズ、始動!ウィーン近郊に生まれ、ウィーン音楽院で学んだハンス・ロット。音楽院ではマーラーと机を並べる傍ら、ブルックナーにオルガン演奏を学び、音楽家の道を志しました。しかし1878年には音楽院の作曲コンクールに「交響曲第1番」の第1楽章を提出するも、審査員たちに酷評されてしまいます。唯一、彼の師であったブルックナーは擁護しましたが、結果は落選。卒業後はブラームスに作品を見せるなど再起をはかりましたが、ここでも酷評され、ついには精神を病んでしまったロットは25歳の若さでこの世を去ってしまいます。 20世紀後半になってようやく注目された彼の交響曲第1番は、長い間「マーラーのエピゴーネン(亜流)」と言われていましたが、最近の研究では、マーラーがロット作品からの引用を行っていたことがわかり、彼の独自性が評価され始めました。 このCapriccioのシリーズは、再構築版を含むロットのオーケストラ作品を録音することで、ロットの魅力的な遺産を後世に残すことを目論んだもの。第1集には世界初録音となる「ハムレット」序曲を含む全6作品が収録されています。師ブルックナーを思わせる厚みのある響きが存分に楽しめるロットの作品をお楽しみください。
収録作曲家:
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■声楽曲
発売日:2014年07月23日
CD価格:2,475円(税込)
以前は「マーラーのエピゴーネン(亜流)」として認識されていたハンス・ロット(1858-1884)。しかし最近の研究により、実は彼は「マーラーの先駆者」であったことが明らかになり、それに連れて演奏の機会や録音も増えてきたようです。しかし現在でも、彼の名前を口にする時、なんとなく躊躇ってしまうのはなぜでしょう? それは彼が自身の運命を呪いながら悲劇的な死を迎えたからでしょうか? そんな彼の意思を現代に蘇らせようと試みたのが、このE.シュニーダーが再構築した歌曲集です。ロットが残したいくつかの歌曲の中から5曲を選び出し、各々の曲間を現代的なイディオムを用いたフレーズで繋いでいくというものです。この方法は、かのハンス・ツェンダー「冬の旅」に行った再構築(reconstruction)にも似たものであり、元の曲に溢れかえる「音にならない狂気と叫び、感情の爆発」を丁寧にトレースして、改めて見せてくれるものと言えるでしょう。ただ、どのような方法を試みたとしても、ロットの深層心理を100%描き出すことは永遠に不可能なのですが・・・。 最近大人気の「交響曲」も併せて、この現実と狂気の境界に漂う作曲家の音楽を、名手ハンスイェルク・アルブレヒトの的確なる指揮で心行くまでお楽しみください。
収録作曲家:
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マーラーと同時代作曲家の歌曲集 [ペトラ・フレーゼ/フェリックス・ルンプ/テレサ・モヴァコヴァ/ラディスラヴァ・ヴォンドラスコヴァ]
発売日:2019年04月26日
CD価格:1,650円(税込)
2014年、“イフラヴァ”で開催された「グスタフ・マーラー音楽祭」のライヴ録音。カールスバート国際コンクールの受賞者たちが、マーラー生誕の地であるイフラヴァの教会で歌うコンサートを収録。彼と同時代の作曲家たちによるあまり知られていない歌曲を収録しています。 1曲目の「フェルステル:スターバト・マーテル」のみ合唱で、他は全て独唱曲。一口にマーラーと同世代と言っても、その作風は様々。民謡風の簡素な作品があれば、ロマンティックで重厚な作品もあり、作曲家の個性を存分に楽しむことができます。ライバルと称されるハンス・ロットの愛らしい歌曲やフェルステルの個性的な歌曲が聴きもの。