ランペ(ジョン・フリードリヒ) Lampe, John Friedrich
生没年 | 1703-1751 | 国 | |
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辞書順 | 「ラ」 | NML作曲家番号 | 62979 |
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ランプ(ランペ)(1703-1751):
歌劇《Dragon of Wantley ウォントリーの竜》 [メアリー・ベヴァン(ソプラノ)/キャサリン・カービィ(メゾ・ソプラノ)/マーク・ワイルド(テノール)/ジョン・サヴォーニン(バリトン)/ジョン・アンドルーズ(指揮)/ブルック・ストリート・バンド]発売日:2022年09月23日
CD 2枚組価格:3,075円(税込、送料無料)
ドイツ、ザクセンで生まれヘルムシュタットで音楽を学んだジョン・フレデリック・ランプ(ドイツ名:ヨハン・フリードリヒ・ランペ)。1725年頃に渡英した後、コヴェント・ガーデン劇場の支配人ジョン・リッチと契約。劇音楽の作曲家として活動をはじめます。 この頃のイギリスではジョン・ゲイの《ベガーズ・オペラ(乞食オペラ)》 が1728年に大ヒット。1732年には、トマス・アーンが英語のオペラを公演するための「イギリス・オペラ」を創始し、わずか10カ月の間に7作ものオペラが上演されました。しかし、そのほとんどはイタリアのオペラセリアの様式をそのままに、歌詞を英語にしただけのもので興業的には失敗、『英語オペラ』の定着にはいたらなかったようです。 その中で《ウォントリーの竜》は、騎士によるドラゴン退治という英国人好みのストーリーもあって、1737年にコヴェント・ガーデンで上演されると人気となり、69回も上演されたということです。 指揮者ジョン・アンドルーズはマルコム・アーノルドの『ダンシング・マスター』(RES10269)の録音でBBCミュージックマガジン・オペラ部門賞を受賞した経験を持ち、今作でも巧みな演奏を聴かせています。
収録作曲家:
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シュポア・コレクション Vol.3
18世紀製オリジナル楽器によるフルート作品集 [アシュリー・ソロモン、フロリレジウム]Flute Recital: Solomon, Ashley - BACH, W.F. / LOCATELLI, P.A. / MOZART, W.A. / VIVALDI, A. (The Spohr Collection, Vol. 3)
発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:CCS46024
CD価格:2,475円(税込)
古典派の到来を準備したフルート芸術を、当時から現存するオリジナル楽器で!歴史的フルートのコレクターとして世界的に有名なフランクフルトの蒐集家ペーター・シュポアのコレクションから、貴重な18世紀製のオリジナル楽器を厳選、それぞれの楽器が出来た地域と時代に合った名曲を通じてその魅力を紹介してゆくシリーズ第3弾。 第1弾のソナタ集(CCS43020)も第2弾の協奏曲集(CCS45323)もバロック寄りの選曲でしたが、今回はモーツァルトの時代に至るロココ~古典派の作品を演目に選び、18世紀後半製の楽器も選ばれている点が目を引きます。 21世紀では考えられない総象牙製の楽器も何本か登場。温もり豊かな音色から芯のある頼もしい響きまで、楽器それぞれの特質と音域ごとの魅力を最大限に引き出すアシュリー・ソロモンの妙技は今回も惚れ惚れするばかり。英国屈指の古楽器楽団フロレジウムの層の厚い共演陣も、それぞれに随所でセンス良いアンサンブルを聴かせてくれます。ソナタの形式による収録作品群の合間で、18世紀にも広く愛されたスコットランド民謡の気品ある素朴さが興を添える曲順も絶妙。 ライナーノート(英・仏・独語)には各楽器の詳述も掲載されています。末永く味わい続けたい奥深い1枚です。