ピアソン(マーティン) Peerson, Martin
| 生没年 | 1571/73-1650/51 | 国 | |
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| 辞書順 | 「ヒ」 | NML作曲家番号 | 16082 |
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困難にみまわれた時代の音楽
1600年前後の英国音楽を中心に [ドミトロ・ココシンシキー]発売日:2026年05月22日
NMLアルバム番号:FUG867CD価格:3,300円(税込、送料無料)
繊細なタッチで引き出されてゆくエリザベス朝期の鍵盤音楽の魅力英国音楽が洗練の極みをみせたエリザベス朝末期から17世紀初頭にかけての鍵盤作品を中心に、当時の一流工房が手がけ現存するモデルに基づく精巧な再現古楽器でその真価を味わう1枚。 演奏者ドミトロ・ココシンシキーはキーウ出身のウクライナ人で、バーゼルでフランチェスコ・コルティに師事、ベアトリス・マルタンやオルガ・パシチェンコの薫陶も受け、ミラノ、ライプツィヒ、ブリュッヘ(ブルージュ)などの世界的な古楽コンクールで入賞経験を重ねています。自然な佇まいでしなやかに繰り出されるそのタッチは、鋭角的でありながら温もりに満ちたテーウェス・モデルでも、深い響きと圧倒的な美音が光るリュッケルス・モデルでも聴き応えある解釈を導き出します。 そうした昔日の英国音楽に漂う憂愁を、チェンバロならではの古楽的音使いを活かして現代流に読み替えたかのような「ホラ」の作曲者シャリーギンは、同じウクライナからオランダに移り住んだ作曲家=映像作家。指摘されなければこの曲だけ現代曲と気づかないくらい、ココシンシキーの細やかな演奏で400年前の音楽世界に馴染むその音世界も本盤の魅力の一つと言えるでしょう。
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『落葉の頃』
英国ルネサンス末期の鍵盤楽曲を、16世紀イタリアのオリジナル・ヴァージナルで [ジュリア・ヌーティ]Virginal Recital: Nuti, Giulia - BYRD, W. / CACCINI, G. / DOWLAND, J. / HARDING, J. (The Fall of the Leaf)
発売日:2022年08月26日
NMLアルバム番号:A532CD価格:3,075円(税込、送料無料)
芳醇な美音!
イタリア音楽の影響を受けつつあったルネサンス末期の英国音楽を、当時の響きのままに『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』や『パーシニア』など重要な曲集の存在もあり、イギリスは16世紀エリザベス朝時代から17世紀初頭にかけて鍵盤音楽発展の重要な拠点だったことが知られています。 同時代のイタリアやドイツ語圏の一部とは違い、バロックの作法にあまり影響を受けないまま、ルネサンス様式が17世紀もかなり遅くまで保たれていたのがこの時期の英国音楽の特徴ですが、やがて音楽史研究が進むにつれ、ダウランドの交流やフェラボスコ1世の渡英など、この時期の英国音楽にもさまざまなかたちでイタリア音楽からの影響が見て取れることも分かってきました。 このアルバムではArcanaですでに何作かのアルバムをリリースしているイタリア古楽新世代の名手ジュリア・ヌーティが、フィレンツェのルチェッライ宮の天井裏から見つかった16世紀末イタリア製のヴァージナル(卓上に置く小さなチェンバロの一種で、イタリアではスピネットともアルピコルドとも呼ばれていました)という貴重なオリジナル楽器で演奏。当時エリザベス1世もイタリア製の鍵盤楽器を所有していたことが判っており、英国人たちが南国の銘器で心ゆくまで愉しんだであろう響きを当時のままに味わえます。 イタリア式のチェンバロから聴こえてくることの多い鋭角な響きよりも、むしろ一音一音に豊かさが宿る芳醇な音色が特徴的で、これら英国人作曲家たちの小品群のイメージの知られざる一面に触れることができるでしょう。 400年以上の年月を越え、昔日の南北交流に思いを馳せたい一枚です。
