アルメイダ(フランシスコ・アントニオ・デ) Almeida, Francisco Antonio de
生没年 | 1722-1752 | 国 | ポルトガル |
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辞書順 | 「ア」 | NML作曲家番号 | 95944 |
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アルメイダ(1702–1755):
「愛の勝利」 2部からなる6声のスケルツォ・パストラーレ [キンタンス/メーナ/シアラ/ヴォーチェス・チェレステス/オス・ムジコス・ド・テージョ/マガリャアエス]ALMEIDA, F.A. de: Trionfo d'Amore (Il) [Scherzo pastorale] (Quintans, C. Mena, Seara, Voces Caelestes, Os Músicos do Tejo, Magalhães)
発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:8.573380-81
CD 2枚組価格:2,900円(税込)
以前発売された歌劇「スピナルバ、または狂気の老人」(8.660319-21)の作曲家であるアントニオ・デ・アルメイダ(1702頃-1755頃)の音楽劇「愛の勝利」は、当時のポルトガル国王ジョアン五世の命名日を祝うために作曲されたものです。彼は王を賞賛するための歌劇をいくつか作曲していますが、その生涯について詳しいことはわかっていません。 ジョアン五世は当時発見されたダイヤモンド鉱脈や、ブラジルから産出される金などの富を背景に、絶対王政を敷いて、ポルトガルの国際的威信を回復しました。王権の象徴的表現の場として教会を選び、常に宗教的な儀式を行い、そのためにイタリアから名歌手を呼んだことで音楽的水準も飛躍的に高くなったのです。 この「愛の勝利」は1729年12月27日にリベイラ宮殿で初演が行われた作品で、典型的なバロックの様式で書かれており、少し教訓的な内容で神への賞賛(王の賛美)が描かれています。いたるところに劇的で崇高なアリアが散りばめられた充実の歌劇です。
収録作曲家:
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バロックからファドへ
ポルトガル音楽を通じる旅 [キンタンス/リベイロ/アマラル/オリベイラ/オス・ムジコス・ド・テージョ/マガリャインス]FROM BAROQUE TO FADO - A Journey Through Portuguese Music (Quintans, Ribeiro, Amaral, Oliveira, Os Músicos do Tejo, M. Magalhães)
発売日:2017年12月22日 NMLアルバム番号:8.573875
CD価格:1,900円(税込)
リスボンの有名な“カルースト・グルベンキアン財団”の壮麗なホールで開催されたユニークな演奏会のライヴ録音。バロック時代の響きとポルトガル独特のギターのサウンドの融合、この地の音楽に影響を与えたアラビア、ガリシアの音楽、そして中世13世紀のカンティガや、民族歌謡“ファド”まで、ポルトガルのありとあらゆる音楽が詰め込まれた1枚です。 参加しているのはポルトガル屈指のバロック歌手、クィンタンスと、ファド歌手のリベイロを中心とした演奏家たち。バッハのシンフォニアが1曲含まれていますが、こちらも通常の響きとは全く違う、エスニックで力強い味わいとなっています。音で綴るポルトガルの歴史です。