ストラティコ(ミケーレ) Stratico, Michele
生没年 | 1728-1782以降 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ス」 | NML作曲家番号 | 195431 |
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〈タルティーニの弟子たち 第3集〉
ストラティコ、ジルメン、
モリージ、ナウマンのヴァイオリン協奏曲 [チュルトミル・シシュコヴィッチ(ヴァイオリン)、アンサンブル・ディソナンス]発売日:2024年07月19日
CD価格:2,175円(税込)
1726年にパドヴァでジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)が開いたヴァイオリン教室は「諸国民の学校」と呼ばれるほど、国際色豊かな弟子たちが集まりました。ここで学んだ彼らはフランス、ドイツ、イタリア、オランダなど、それぞれの出身国に戻り、タルティーニの教えを守りながら数多くの作品を生み出し、故郷の音楽的発展に貢献していきます。 このシリーズでは、彼の弟子たちの中でも傑出した才能を発揮した作曲家たちの作品を収録しており、この第3集では4人の作曲家の協奏曲を聴くことができます。どの曲もこのジャンルの先駆者であるヴィヴァルディの伝統を継承しながらも、タルティーニ独自の抒情性と技巧が反映されたギャラント様式による美しい作品です。 シリーズを通じてソロを務めるチュルトミル・シシュコヴィッチの優れた技巧と、スロベニアで活躍するアンサンブル・ディソナンスの巧みな伴奏が聴きどころです。
収録作曲家:
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18世紀ヴェネツィアのチェロ・ソナタ
~ ヴィヴァルディの影で [ガエターノ・ナジッロ(チェロ)、アンナ・フォンターナ(チェンバロ)、サラ・ベンニーチ(チェロ/通奏低音)、エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)]Cello Music (Venetian) - VIVALDI, A. / MARCELLO, B. / PLATTI, G.B. / VANDINI, A. (Under the Shade of Vivaldi) (Nasillo, Fontana, Bennici, Mascardi)
発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:A465
CD価格:2,475円(税込)
音楽大国ヴェネツィア共和国は、チェロ史上も「ヴィヴァルディだけ」ではなかったキアラ・バンキーニやエンリーコ・ガッティらが絶大な信頼を置くバロック・チェロ奏者であり、イタリア17-18世紀のチェロ音楽史についての該博な知識をソリストとしての活動で活かしてきたガエターノ・ナジッロ。2015年にはチェロ先進地としての18世紀ナポリに光をあてた2枚組アルバムが話題を呼びましたが、今度のテーマはヴェネツィア。「水の都」たる首都の活況だけでなく、内陸のパドヴァやアドリア海沿岸の現クロアチア領も含めたヴェネツィア共和国領内で、古典派時代初期へ向けてどれほど豊かなチェロ音楽が発達してきたか……入念な解釈、闊達にして味わい深い古楽器演奏で明らかにしてゆきます。 18世紀ヴェネツィアのチェロ音楽といっても、多くの場合はヴィヴァルディの作品ばかりが注目されてきたところ。しかしオペラや合奏など音楽目当ての観光客も詰めかけた当時のヴェネツィアだけに、低音を支えるチェロ奏者にも事欠きませんでした。ヴィヴァルディが指揮したピエタ養育院でも教鞭をとった名手たちには、チェロ音楽揺籃の地ボローニャから来たヴァンディーニの姿も。 古典派への一歩をみせる作品も少なくなく、リ・インコーニティの鍵盤奏者フォンターナら頼れる通奏低音陣の活躍とあいまって、発見に満ちたガットの中低音世界に興味がつきません。