ロンバルディーニ・シルメン(マッダレーナ・ラウラ) Lombardini Sirmen, Maddalena Laura
生没年 | 1745-1818 | 国 | |
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辞書順 | 「ロ」 | NML作曲家番号 | 59675 |
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ロンバルディーニ=ジルメン(1745-1818):
6つの弦楽四重奏曲 [ロンバルディーニ四重奏団]発売日:2022年05月27日
CD価格:1,800円(税込)
イタリアの女性作曲家・ヴァイオリニスト、マッダレーナ・ロンバルディーニ=ジルメンの弦楽四重奏曲集。 ヴェネツィアで貴族の家に生まれるも幼くして両親を亡くし、7歳でヴェネツィア女子孤児院に引き取られました。そこで音楽教育を受けた彼女はヴァイオリン演奏の才能を見出され、ジュゼッペ・タルティーニに師事し研鑽を積みました。その後、ヴァイオリニストのルドヴィコ・ジルメンと結婚、夫婦で演奏旅行に出かけるなど、18世紀にプロの音楽家として活躍した数少ない女性の一人として名を遺しています。 「最初に弦楽四重奏曲を作曲した女性」とも言われる彼女の6つの四重奏曲はどれも2つの楽章で構成されており、豊かな情感が感じられます。 演奏は作曲家の名を冠した「ロンバルディーニ四重奏団」が担当、共感溢れる演奏を聴かせます。
収録作曲家:
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〈タルティーニの弟子たち 第3集〉
ストラティコ、ジルメン、
モリージ、ナウマンのヴァイオリン協奏曲 [チュルトミル・シシュコヴィッチ(ヴァイオリン)、アンサンブル・ディソナンス]発売日:2024年07月19日
CD価格:2,175円(税込)
1726年にパドヴァでジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)が開いたヴァイオリン教室は「諸国民の学校」と呼ばれるほど、国際色豊かな弟子たちが集まりました。ここで学んだ彼らはフランス、ドイツ、イタリア、オランダなど、それぞれの出身国に戻り、タルティーニの教えを守りながら数多くの作品を生み出し、故郷の音楽的発展に貢献していきます。 このシリーズでは、彼の弟子たちの中でも傑出した才能を発揮した作曲家たちの作品を収録しており、この第3集では4人の作曲家の協奏曲を聴くことができます。どの曲もこのジャンルの先駆者であるヴィヴァルディの伝統を継承しながらも、タルティーニ独自の抒情性と技巧が反映されたギャラント様式による美しい作品です。 シリーズを通じてソロを務めるチュルトミル・シシュコヴィッチの優れた技巧と、スロベニアで活躍するアンサンブル・ディソナンスの巧みな伴奏が聴きどころです。
収録作曲家: