パエール(フェルディナンド) Paer, Ferdinando
生没年 | 1771-1839 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 18077 |
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チマローザ(1749-1801):
歌劇《宮廷楽士長》
パエール(1771-1839):
歌劇《宮廷楽士長》 [フェルナンド・コレーナ(バス)/ジャクリーヌ・マルテル(ソプラノ)/ルイジ・ポンティッジャ(テノール)/スイス・イタリア語放送管弦楽団/レオポルド・カゼッラ(指揮)]CIMAROSA, D.: Maestro di cappella (Il) / PAER, F.: Le maître de chapelle [Opera] (Sung in Italian) (Corena, Martel, Pontiggia, L. Casella)
発売日:2021年12月24日
NMLアルバム番号:MGB-6155
CD価格:2,250円(税込)
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パエール(1771-1839):
歌劇《レオノーラ》 [エロノーラ・ベルロッチ(ソプラノ)/パオロ・ファナーレ(テノール)/レナート・ジローラミ (バリトン) 他/インスブルック音楽祭管弦楽団/アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)]PAĚR, F.: Leonora, ossia L'amore conjugale [Opera] (Bellocci, Fanale, Girolami, Lys, Innsbruck Festival Orchestra, De Marchi)
発売日:2021年08月27日
NMLアルバム番号:555411-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
2020年8月、新型コロナ感染症(COVID-19)のパンデミック下、行われたインスブルック古楽音楽祭。ベートーヴェン生誕250周年を記念して用意された演目は、パエールの《レオノーラ》の演奏会形式上演でした。 パエールはベートーヴェンと同世代の1771年生まれのイタリア出身の作曲家。この《レオノーラ》は1804年の作品で、忠実な妻が不当に投獄された夫を地下牢から救うという筋書きは、ベートーヴェンの《フィデリオ》と同じであるものの、パエール作品では政治的な要素は薄められ、個人の愛と正直さが称賛されています 。また台本はイタリア語であり、この言葉の違いが音楽に表現方法やリズムなどのかなりの違いをもたらしています。 構成はハッセやポルポラ、モーツァルトなどの影響を受けたイタリア・オペラの形式に則っており、リズミカルなレチタティーヴォやコロラトゥーラを駆使した聞かせどころの多いアリア、カバレッタ、そしてまろやかな二重奏などが次々と登場します。 イタリア・バロック・オペラの指揮で名高いアレッサンドロ・デ・マルキによる精彩に富んだ音楽と、題名役を歌うベロッキの見事にコントロールされた高難度のコロラトゥーラが聴きどころです。
収録作曲家:
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パエール(1771-1839):
歌劇《アニェーゼ》 [マリア・レイ=ジョリー(ソプラノ)/マルクス・ウェルバ(バリトン)/エドガルド・ロチャ(テノール) 他ディエゴ・ファソリス(指揮)/ トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団(指揮アンドレア・セッキ)]発売日:2020年02月21日
Blu-ray日本語字幕付き
通常価格:3,675円→ 特価!:2,490円(税込)モーツァルトとロッシーニの間の時期にオペラを数多く書き名声を博したパエールの名作
『アニェーゼ』の復活上演若い娘アニェーゼは恋人エルネストと駆け落ちを画策し行方不明になってしまい、彼女の父親ウベルトは錯乱、「娘は死んでしまった」と精神を病んでしまいます。病院では彼の正気を取り戻すために様々な治療が行われますが、一向に恢復の兆しをみせません。その頃、アニェーゼはエルネストに裏切られてしまい、生まれた娘とともに父親の元に戻ります。そして彼女が歌う「Come la nebbia al vento(風の中の霧のように)」を聴いた父ウベルトは正気を取り戻し、赦しを請うために戻ってきたエルネストも含め三人は和解、娘を抱きしめてハッピーエンドを迎えます。 フェルディナンド・パエールは1771年にパルマで生まれ、彼の父から最初の音楽の手ほどきを受けました。彼は同時代に活躍したシモン・マイールとともにその時代の「重要なオペラ作曲家」に位置付けられ、50作以上のオペラを残しています。この《アニェーゼ》は最初、1809年にアマチュア歌手のプライベート上演用に作曲されパルマの劇場で上演されましたが、大好評を博したため1824年に改編、コミカルな要素とシリアスな要素がバランスよく統合されたオペラとして、パエールの代表作と呼ばれています。 この上演では、可動式の装置を用い様々な場面を展開、登場人物の心理を的確に描写していきます。歌手たちの優れた歌唱、とりわけ狂気に陥った父ウベルトを歌うマルクス・ウェルバの見事な歌いまわしが印象的。バロック作品に鋭い解釈を披露するディエゴ・ファソリスの卓越した指揮による、トリノ王立歌劇場管弦楽団のきびきびした演奏も聴きどころです。収録作曲家:
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パエール(1771-1839):
独唱、合唱と管弦楽のためのオラトリオ
「イエス・キリストの受難」 [コラドナート/クツァロヴァ/スカラ/ロツァーノ/ラ・ストラジョーネ・アルモニカ合唱団/パドヴァ・ヴェネト管/バレストラッチ]PAĚR, F.: Passione di Gesu Cristo (La) (Coladonato, Kutzarova, Seala, Lozano, La Stagione Armonica Choir, Padova e del Veneto Orchestra, Balestracci)
発売日:2015年05月27日
NMLアルバム番号:777698-2
CD価格:2,608円(税込)
イタリア、パルマ出身の作曲家パエール(1771-1839)は、16歳のときに最初のオペラを出版したほどの早熟な天才で、いくつかのオペラの成功により、その名はイタリア全土に知れ渡ります。ドレスデン宮廷劇場の専属作曲家や、ルイ18世の宮廷作曲家などを務めますが、ロッシーニの台頭とともに、少しずつ忘れられてしまいました。若きフランツ・リストを指導したことでも知られています。 そんな彼が作曲したこの「イエス・キリストの受難」は、当時人気を博していたメスタージオのテキストを用いたもので、劇的な場面と静謐な場面のコントラストが美しい、優れた作品となっています。この演奏は世界初録音となります。
収録作曲家:
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パエール(1771-1839):
オラトリオ「聖なる墓碑」 [ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/ハウク]PAER, F.: Santo Sepolcro (Il) (The Holy Sepulchre) [Oratorio] (Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)
■声楽曲 ■合唱曲 ■宗教曲
発売日:2013年01月23日
NMLアルバム番号:8.572492
CD価格:1,600円(税込)
フェルディナンド・パエール(1771-1839)は1771年にパルマで生まれ、彼の父から最初の音楽の手ほどきを受け間ました。彼は同時代に活躍したシモン・マイールとともにその時代の「重要なオペラ作曲家」に位置付けられ、数多くのオペラを残しています。 この作品はオペラではなくオラトリオであり、しばしば2つの作品であると伝えられているものです。1803年にウィーンで初演された時は、ぶっきら棒にキリストの死から始まり、天使たちの合唱が続きます。受難の部分ははりつけの描写、復活、最後の審判に協力で表現的な音楽が与えられています。この盤では、マイールの書いた序曲を付けることで、この音楽を比類なき物語へと昇華させています。 演奏はマイールの一連の演奏でおなじみのフランツ・ハウク。共感と緊張に満ちた名演を聴かせています。