ダイソン(ジョージ) Dyson, George
生没年 | 1883-1964 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「タ」 | NML作曲家番号 | 15959 |
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ダイソン(1883-1964):
The Open Window
ピアノ曲全集 [サイモン・キャラガン(ピアノ)/クリオナ・シャナハン(ピアノ)]発売日:2020年11月20日
CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)
イギリスの作曲家ジョージ・ダイソン。英国王立音楽大学で学び“メンデルスゾーン遊学奨学金”を獲得。イタリアとドイツに留学し研鑽を積み、帰国後は教師として活躍。1937年に王立音楽大学学長に任命され英国音楽界の発展に貢献した人です。 この2枚組には、世界初録音を含むダイソンのピアノ作品を全曲収録。彼の7歳の時の作品である「題名のないピアノ小品」からドビュッシー風の雰囲気を漂わせる「プリムローズ・マウント」、西部戦線での経験を生かした「3つの戦時のエピグラム」など様々な作品を聴くことができます。 ブックレット(英語)には、ダイソンの伝記作家ポール・スパイサーの文章を掲載。作曲家の生涯が丹念に綴られています。
収録作曲家:
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ダイソン(1883-1964):
〈合唱曲集〉
聖パウロのメリタへの旅
連作詩「クオ・ヴァディス」より夜想曲
アジンコート [ヴァーノン・ハンドリー(指揮)/デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)/王立音楽大学室内合唱団/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/ボーンマス交響合唱団]DYSON, G.: St. Paul's Voyage to Melita / Nocturne / Agincourt (Mackie, Bournemouth Symphony Chorus and Orchestra, Handley)
発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:SOMMCD234
CD-R価格:2,160円(税込)
英国王立音楽大学に学び、奨学金を得てイタリアとドイツに留学、教師として後進の指導に当たりながら作曲活動を続けたジョージ・ダイソン。同世代の英国作曲家たちと同じく、抒情的な作風による数多くの壮麗な合唱作品を残した人です。 このアルバムには彼の代表作の一つ「聖パウロのメリタへの旅」と、シェイクスピアの“ヘンリー五世”に登場するエピソードを描いた「アジンコート(アジャンクールとも)」、長編叙事詩「クォ・ヴァディス」から美しい「夜想曲」の3曲を収録。どれも勇壮で劇的、一度聴いたら忘れられないほどの魅力を備えています。
収録作曲家:
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ダイソン(1883-1964):
合唱作品集 [ディヴィッド・ウィルコックス(指揮)/王立音楽大学合唱団/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団]DYSON, G.: Choral Music (Royal College of Music Chamber Choir, Royal Philharmonic, Willcocks)
発売日:2019年03月29日 NMLアルバム番号:SOMMCD014
CD-R価格:2,160円(税込)
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ダイソン(1883-1964):
合唱交響曲
聖パウルのメリタへの旅 [ワッツ/ハルカップ/エリコット/ウィリアムズ/バッハ合唱団/ボーンマス響/ヒル]DYSON, G.: Choral Symphony / St Paul's Voyage to Melita (E. Watts, Hulcup, Ellicott, R. Williams, The Bach Choir, Bournemouth Symphony, D. Hill)
発売日:2017年11月29日 NMLアルバム番号:8.573770
CD価格:1,600円(税込)
イギリス、ハリファクスで労働者階級の家庭で生まれたジョージ・ダイソン。彼の才能が顕在化したのは幼いころに通ったバプテスト教会であり、そのまま奨学金を得てロンドン王立音楽学校に入学。最初はオルガンを学び、作曲をスタンフォードに師事、その後イタリアとドイツで学び、着々とキャリアを重ね、最終的には19世紀から20世紀の「イギリスで最も重要な作曲家」の一人になりました。 学生時代に書かれた「合唱交響曲」は“ユダヤ人追放とイスラエルへの帰郷”を描いた詩篇107番を用いた大規模なメンデルスゾーン風の作品。序曲で提示されたテーマが発展し、最後はヴォーン・ウィリアムズを思わせる海の情景が華々しく描かれます。もう1曲の「聖パウルのメリタへの旅」も海の情景が描かれており、こちらも鮮烈なイメージが広がる美しい作品です。
収録作曲家:
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Rosa Mystica - 奇しき薔薇の聖母
聖母マリアの音楽ポートレイト [カラム・アルジャー(オルガン)/イサベッラ・アボット(ソプラノ)/イモジェン・ラッセル(ソプラノ)/ロイヤル・バーミンガム音楽院室内合唱団/ポール・スパイサー(合唱指揮)]Choral Concert: Royal Birmingham Conservatoire Chamber Choir - BRITTEN, B. / BRUCKNER, A. / RÜTTI, C. / TAVENER, J. (Rosa Mystica)
発売日:2020年07月17日 NMLアルバム番号:SOMMCD0617
CD価格:2,025円(税込)
いつの時代も、聖母マリアの献身的な愛は永遠の魅力として人々の心を捉えてきました。このアルバムは、古くは1485年生まれの荘厳なポリフォニーが特徴的なラドフォードの作品から、ドラマティックなブルックナー、ブリテン、そして現代の作曲家の作品まで、様々な時代の聖母マリアをテーマとした合唱曲を集めています。 20世紀イギリスを代表するタヴナーの「神の御母よ、我ここに立ち」は、レールモントフの詞による神秘的な癒しの雰囲気をもつ楽曲。他には聖母マリアがキリストの母であることを神に感謝する内容の「マニフィカト」他、時代によって異なる表現方法で聖母を讃える全14曲です。またアルバム・タイトルは、ブリテンの「奇しき薔薇の聖母」から採られています。 演奏は、ロイヤル・バーミンガム音楽院の室内合唱団と、イギリスでも屈指の合唱指揮者スパイサー、そしてオルガンは、現在ウェストミンスター大聖堂でオルガン研究をしているアルジャーです。