スラットキン(フェリックス)

生没年 1915-1963
辞書順 NML作曲家番号 59616
  • 商品番号:8.574352

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    スラットキン・コンダクツ・スラットキン
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    [レナード・スラットキン(指揮)/デトロイト交響楽団/マンハッタン音楽学校交響楽団 他/エーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴールド(指揮)/フェリックス・スラットキン(ヴァイオリン)/エレノア・アラー(チェロ)]

    SLATKIN, L.: Raven (The) / Endgames / Kinah / In Fields (Slatkin Conducts Slatkin) (A. Baldwin, Manhattan School of Music Symphony, L. Slatkin)

    発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:8.574352

    CD価格:1,600円(税込)

    アメリカを代表する指揮者レナード・スラットキンは、著述家・作曲家としても多作で高い評価を得ています。このアルバムにはスラットキンの自作自演に加え、息子の作品と両親の歴史的音源も加わり、スラットキン・ファミリーの音楽による肖像となっています。 1971年の『カラス』はナレーションが加わる25分あまりの大作。2014年のエンドゲームズはソリストのヴィルトゥオジティをフィーチャーした華麗な作品。 2015年作のキナーは両親の思い出に捧げたエレジー。スラットキンの父フェリックスと母エレノアは1963年にブラームスの二重協奏曲をソリストとして初共演する予定でしたが、コンサート前夜にフェリックスが心臓発作で急逝し、共演は果たせぬままに終わりました。曲は二重協奏曲第2楽章の音形を主題にし、曲の終わり近くで舞台外に置かれたチェロの孤独なモノローグが印象に残りますが、この録音ではスラットキンの弟フレドリックが母の形見のチェロを弾いています。 トラック8の「イン・フィールズ」は1994年生まれの息子ダニエルの作品。またトラック9と10はそれぞれ彼の父フェリックス・スラットキンと母エレノア・アラーがソリストを務めた録音。エレノアが弾くハイドンで指揮者を務めているのは当時アメリカで活躍していたコルンゴルトであることにも注目。 アルバムの最後にはフェリックスの手によるカルメン作品のオマージュが添えられています。代々続く音楽一家ならではの見事な系譜を知る1枚。