Kitzler, Otto
生没年 | 1834-1915 | 国 | |
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辞書順 | NML作曲家番号 | 358556 |
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〈ブルックナーの手紙と音楽 第1集〉
ピアノ曲、歌曲とブルックナーの手紙の朗読 [ヴォルフガンク・ベック(朗読)/エリザベート・ヴィンマー(ソプラノ)/ダニエル・リントン=フランス(ピアノ)]Letters and Music - BRUCKNER, A. / KITZLER, O. / SCHUMANN, F. (Böck liest Bruckner I) (Böck, Wimmer, Linton-France)
発売日:2020年01月17日 NMLアルバム番号:Gramola99195
CD価格:2,175円(税込)
この「ブルックナーの手紙と音楽」のシリーズは、1850年から1868年までの彼の活動の軌跡を彼自身の手紙を朗読しながら追っていくという興味深い内容です。朗読の合間にはあまり耳にすることのないピアノ曲や歌曲が置かれており、ブルックナーの「交響曲作曲家」とは違う一面を探ることもできます。 リンツ大聖堂のオルガニストを務め、生活も安定していたブルックナーが、1855年に突然「作曲を学びたい」と思い立ち、厳しい勉強を始めたというエピソードはよく知られていますが、彼がさまざまな友人や教師たちに送った手紙には、折々の心の動きと自己表現が記されています。 朗読はドイツの名俳優ヴォルフガンク・ベックが担当。味のある語りはブルックナーの朴訥とした姿を連想させます。