ドッカー(ロバート) Docker, Robert
生没年 | 1918-1992 | 国 | |
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辞書順 | 「ト」 | NML作曲家番号 | 27163 |
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〈ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第7集〉
ドッカー(1918-1992):
管弦楽作品集
3つのコントラスト
舞踏会の情景/パスティーシュ変奏曲 他 [ウィリアム・デイヴィス(ピアノ)/デイヴィッド・プレスリー(オーボエ)/RTEコンサート・オーケストラ/バリー・ナイト(指揮)]DOCKER, R.: Orchestral Works - 3 Contrasts / Scènes de Ballet / Pastiche Variations (W. Davies, D. Presley, RTÉ Concert Orchestra, Knight)
発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:8.574322
CD価格:1,900円(税込)
1945年生まれ、ロバート・ドッカーは英国のライト・ミュージックの作曲家、ピアニスト。アレンジャーとしてもさまざまな作品をオーケストラのために編曲しています。 パディントンの労働者家庭に生まれた彼は、ロンドン議会の奨学金の助けを借り、王立音楽院でヴィオラ、ピアノ、作曲を学びました。第二次世界大戦にライフル隊の軍曹として従軍、その後は結婚しサフォークに住み、作曲活動に励みながら、晩年の20年間には多くのコンサートやテレビ番組に出演しました。 最高傑作とされるピアノとオーケストラのための「伝説」と各々の変奏曲が異なる作風によって書かれた「バスティーシュ変奏曲」は、彼の存命時にアディンセルの「ワルソーコンチェルト」と並ぶ人気を博しました。また機知に富んだ旋律が楽しい「タバリナージュ」もドッカーの優れたオーケストレーションの妙が味わえます。 「オーボエと弦楽のための3つのコントラスト」はBBCコンサート・オーケストラの首席奏者リンデン・ハリスのために5年ほどの間に書いたコンチェルト・スタイルの3つの曲を集めたもの。「カンブリアの魂」はウェールズの伝統的な4つの旋律をアレンジしたもの。ここでもドッカーのアレンジャーとしての才能が強く発揮されています。
収録作曲家:
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Hail Caledonia - ヘイル・カレドニア
音楽によるスコットランド [グラスゴー市バグパイプ・バンド/グラスゴー市合唱団/グラスゴー市フィルハーモニー管弦楽団/イアン・サザーランド(指揮)]HAIL CALEDONIA - Scotland in Music (City Of Glasgow Philharmonic Orchestra, City of Glasgow Chorus and Pipe Band, I. Sutherland)
発売日:2022年03月11日 NMLアルバム番号:ARIADNE5014
CD価格:2,250円(税込)
1995~96年にライヴ録音され、今回新しくリマスターされたイアン・サザーランドとグラスゴー市フィルハーモニー管弦楽団による「スコットランド」を礼賛する音楽集。この快活なパフォーマンスには、グラスゴーを代表する2人のバグパイプ奏者をはじめ、グラスゴー市の合唱団やバグパイプ・バンドが集結、この土地ならではの音楽を存分に聴かせます。 収録曲は誰もが知っている「アメイジング・グレイス」やスコットランドの伝承曲、マルコム・アーノルドの「スコットランド舞曲」をはじめ、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」のスケルツォから、スコットランドの人気テレビ・ドラマのテーマ曲まで多岐にわたっており、スコットランドの音楽を知るための格好の入門アルバムにもなっています。