タカーチ(イェネ) Takacs, Jeno
生没年 | 1902-2005 | 国 | オーストリア |
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辞書順 | 「タ」 | NML作曲家番号 | 24155 |
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イェネー・タカーチ(1902-2005):
作品集 [ニナ・カルモン(ヴァイオリン)/オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/インゴルシュタット・ジョージア室内管弦楽団/エヴァン・アレクシス・クリスト(指揮)]TAKÁCS, J.: Piano Concerto No. 2 / Rhapsody / Passacaglia / Serenade (Karmon, Triendl, Ingolstadt Georgian Chamber Orchestra, E.-A. Christ)
発売日:2022年04月15日 NMLアルバム番号:C5438
CD価格:2,100円(税込)
ハンガリー系オーストリアの作曲家イェネー・タカーチ(タカーチュ・イェネー)の作品集。ウィーン国立音楽大学でヨーゼフ・マルクスに作曲を学び、ウィーン大学ではハンス・ガルに対位法を、グイード・アードラーに音楽学を学んだ後、1920年からピアニストとしてドイツ、ハンガリー、ユーゴスラビアでコンサート・ツアーを開催、絶賛されました。1926年にバルトークと知り合ったことで、作品に自身のルーツであるハンガリーの要素を取り入れるとともに、彼が訪れたエジプト、アラブの音楽の影響も反映するなど、コスモポリタンな作風による作品を多数発表します。 このアルバムには5つの作品を収録。耳なじみのよい旋律に終始する「セレナード」、ヴァイオリンが哀愁たっぷりの旋律を歌い上げるラプソディ「ハンガリーの旋律」、オーケストラとパーカッション、ピアノが競い合うように激しい演奏を繰り広げ、バルトークを思わせる「ピアノ協奏曲」、うなるような低弦の旋律が様々に変容していく前衛的な作風を持つ「パッサカリア」、それぞれケルト、ハンガリー、アメリカの民謡をもとにした「3つの小品」と、タカーチの広範囲な作風を楽しめます。
収録作曲家: