ジュライ(ヴィト)
| 生没年 | 1979- | 国 | |
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| 辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 238026 |
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〈musica viva #50〉
ベリオ(1925-2003):
コーロ
ジュライ(1979-):
オートマトーンズ [サイモン・ラトル、バイエルン放送交響楽団&合唱団]発売日:2025年11月07日
NMLアルバム番号:900650CD価格:2,550円(税込)
ラトル&バイエルンの「コーロ」、驚愕のライヴがCD化!現代音楽への志向が強いラトルのレパートリーの中でも演奏頻度が高いべリオの作品。「コーロ」は2010年にベルリン・フィル、2014年にはルツェルン音楽祭でも指揮しています。ここに収録されたのはラトルがバイエルン放送交響楽団と合唱団の首席指揮者として始動した2023年秋のライヴですが、これまでにCD化されたマーラーの第6番、ハイドンの天地創造、モーツァルトのイドメネオも同年9月から12月の間の収録であることを思うと、その仕上がりの見事さには驚嘆するばかりです。 「コーロ」は、ノーベル賞詩人パブロ・ネルーダの詩と世界各地の民族音楽から引用されたメロディやリズムが組み合わされた作品で、ここでは31のエピソードによる改訂版を演奏しています。きわめて複雑に込み入った作品ですが、複雑な曲ほど強みを見せるのもラトルの特徴。合唱団員とオーケストラ奏者それぞれ1名ずつがペアになって並ぶ(計40組)という配置は演奏場も録音面でも困難が大きかったはずですが、その掌握力と、オケ&合唱団のアンサンブル能力の高さが相まって見事な出来となりました。 スロヴェニアの作曲家ヴィト・ジュライの「オートマトーンズ Automatones」はバイエルン放送の委嘱作で、これは初演のライヴ録音です。オートマトーンズとはギリシア神話に出てくる人工の人物像や動物たち。非常に精巧に作られ、あたかも命を持つかのようにふるまったとされています。ジュライはこれをAIに喩え、上昇を続ける音型や加速していくリズムによってAIの加速度的な進化を描き、破局に至る危険をはらんだ世界を提示しようとしています。
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KARLSRUHER SCHULE
カールスルーエ音楽大学の50年 [ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ)/マルティン・オステルターク(チェロ)/ローラン・ブロイニンガー(ヴァイオリン)/クララ・シューマン弦楽四重奏団 他]Instrumental and Ensemble Music - VELTE, E.W. / RIHM, W. (Karlsruher Schule: 50 Years of the University of Music Karlsruhe) (S. Speidel, M. Ostertag)
発売日:2021年04月09日
NMLアルバム番号:C7367CD 3枚組価格:3,525円(税込、送料無料)
1812年から機能していた民間の教育機関を、1971年に正式な州立音楽大学として認可。現在6つの学科プログラムと3つの研究機関を持つドイツの名門「カールスルーエ音楽大学」。この大学の初代学長を務めたオイゲン・ヴェルナー・ヴェルテは優れた教育者であるとともに作曲家でもありました。 教育プログラムは、クラシック音楽の器楽(鍵盤楽器、管楽器、打楽器、弦楽器)、声楽、オペラ、音楽理論、作曲、指揮など多岐にわたり、ここで学ぶ学生たちは、型にはまった教育を受けるのではなく、自主的な研究と自由な創作に励むことができます。また1990年には現代音楽、コンピュータ音楽に重点を置くために「InMM=Institut für neue Musik und Medien」という研究機関が設置され、作曲家ヴォルフガング・リームが所長を務めています。 このアルバムではヴェルテとリームの作品に加え、イェルク・ヴィトマンやレベッカ・ソーンダースら「InMM」の卒業生たちの作品を収録。現代音楽の方向性と理想が示された作品群を楽しめます。
