パワー(レオネル) Power, Leonel
生没年 | 1370-1445 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 23400 |
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『喜びの光』
ルネサンス初期のフェラーラ宮廷における
マリア信仰と多声音楽 [ラ・レヴェルディ]Vocal Ensemble Concert: Reverdie (La) - BINCHOIS, G. de Bins dit / DUFAY, G. / DUNSTABLE, J. (Lux Laetitiae)
発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:A526
CD価格:2,475円(税込)
中世音楽のプロフェッショナルたちが読み解く「その先」、
生の15世紀イタリア多声音楽の世界20世紀以来、中世後期からルネサンス初期を重点的に追い続けてきたイタリアの精鋭古楽アンサンブル、ラ・レヴェルディ。テーマ性の高いプログラム、独特の選曲と抜群の音楽性あふれる演奏でその深い魅力を伝えます。 今回のテーマは、15世紀前半~中盤のフェラーラ。北イタリア屈指の文化的宮廷をこの地に築いたエステ家は、才人レオナルド・ダ・ヴィンチや詩人タッソなど多くの文化人を擁護下に迎えるよりずっと前から、多岐にわたる芸術従事者たちを後援していました。15世紀にそこで記された写本(現在はモデナの図書館に収蔵)には、アルプスを越えた遥か北のブルゴーニュやイングランドの宮廷で活躍した一流音楽家たちの作品が記されており、歴代のフェラーラ公がいかに明敏な芸術的審美眼の持ち主であったかを伝えてくれます。 本盤はこの写本を底本に、当時の音楽先進地として知られた英国やネーデルラントの4人の重要作曲家たちが残した多声音楽に焦点を絞って厳選。ア・カペラ重唱にこだわらず、むしろ当時の宮廷音楽の習慣を検証しながら様々な弦楽器や管楽器を適切に盛り込み、さながら丁寧に洗浄されたルネサンス期の油彩絵画のように鮮やかな当時流儀の音色美の真相に迫ります。ラ・レヴェルディの確かなキャリアに裏打ちされた、清らかな古楽歌唱と抜群の妙技による古楽器サウンドの交錯の心地良さをお楽しみください。 ミラノ大学の音楽学者ダヴィデ・ダオルミによるライナーノート(英・仏・伊語)も充実。 -
『古き広間に響き合うもの』
~オールドホール写本に記された英仏14、15世紀の多声音楽~ [ゴシック・ヴォイシズ]Vocal Ensemble Concert: Gothic Voices - DAMETT, T. / DUFAY, G. / DUNSTABLE, J. / FOREST, J. / POWER, L. (Echoes of an Old Hall)
発売日:2021年06月11日 NMLアルバム番号:CKD644
CD価格:2,475円(税込)
百年戦争期における英国と大陸のつながりを、名門ゴシック・ヴォイシズとともにアルバムタイトルは英国の中世末期を代表する手稿譜集『オールドホール写本』に光をあてていることを示すダブルミーニング。1973年、サザビーズのオークションをへて英国図書館(ブリティッシュ・ライブラリー)の収蔵品となった美しい彩色装飾つきのこの楽譜集は、ロンドンとケンブリッジのほぼ中間、オールドホール・グリーンという場所にあるカトリック寄宿学校が長く所有していたため、専門家たちの間でそう呼ばれるようになりました。 そこには14〜15世紀、すなわち英仏百年戦争の時代に活躍したヨーロッパ大陸と英国の作曲家たちによる多声音楽が集められており、ブルゴーニュ楽派のデュファイやバンショワのかたわら英国のパワーやダンスタプルの作品が並ぶという、様式比較の上でも極めて興味深い選曲が音楽史家たちの関心を集めてきました。 初期ネーデルラント楽派と、当時の音楽大国だった英国の巨匠たちがどれほど近い関係にあったか、英国古楽界の名門ゴシック・ヴォイシズの精鋭による絶妙な和声感覚で味わえるのはこのうえない贅沢。21世紀に満を持しての新録音、中世ポリフォニーがルネサンス期へ新たな一歩を踏み出す時代ならではの高雅な音楽をじっくりお楽しみ頂けます。
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『ノエルを歌おう』
中世イギリスのクリスマス音楽 [ゴシック・ヴォイセズ]発売日:2019年12月20日
CD価格:2,475円(税込)