オークール(ヨハネス) Haucourt, Johannes
| 生没年 | 1390-1416 | 国 | |
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| 辞書順 | 「オ」 | NML作曲家番号 | 286378 |
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大いなる災厄
管楽合奏による、狂王シャルル6世と百年戦争期の音楽 [イントゥ・ザ・ウィンズ]発売日:2025年11月07日
NMLアルバム番号:RIC476CD価格:3,075円(税込、送料無料)
爽快ファンファーレから典雅なリコーダー合奏まで、これぞ本物の「中世の城の音楽」!英仏百年戦争(1337~1453)の最中に精神の均衡を崩し「狂王」と呼ばれたフランス王シャルル6世(1368~1422)の時代に光を当て、この時期に記された楽曲を丹念に集めて王の生涯を辿りながら、ショーム(オーボエに似た中世のダブルリード楽器)やリコーダー、スライド・トランペットなどの管楽合奏で王室音楽を再現したアルバム。 父シャルル5世の死により11歳の若さで王位を継承、20歳で親政を始めるも数年後には行軍中に発作を起こし精神錯乱となったシャルル6世の治世は、有力諸侯同士の権力抗争の末にフランス王位継承権を宿敵イングランド王に譲り渡してしまうなど政治史・社会史的に波乱の連続でしたが、その傍ら芸術音楽は各地で大躍進。アルス・ノーヴァの多声芸術が極限まで複雑化、マショーとデュファイを繋ぐ世代が注目すべき音楽語法を模索していました。 新世代の名手が集うピリオド管楽器集団イントゥ・ザ・ウィンドはゴシック期そのままの再現古楽器を用い、金管も木管も驚くほど巧みな吹奏で「王城の音楽」を再現。リコーダー合奏で曲の機微に迫る重唱作品アレンジを程よく交え、時に打楽器も盛り込みながら、陰謀と戦乱に揺れる王室に響いた生々しい音響の魅力に迫ります。 一部には大御所中世音楽人ピエール・アモンもバグパイプで参加。隅々まで痛快な中世サウンドをどうぞ。
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『古き広間に響き合うもの』
~オールドホール写本に記された英仏14、15世紀の多声音楽~ [ゴシック・ヴォイシズ]Vocal Ensemble Concert: Gothic Voices - DAMETT, T. / DUFAY, G. / DUNSTABLE, J. / FOREST, J. / POWER, L. (Echoes of an Old Hall)
発売日:2021年06月11日
NMLアルバム番号:CKD644CD価格:2,475円(税込)
百年戦争期における英国と大陸のつながりを、名門ゴシック・ヴォイシズとともにアルバムタイトルは英国の中世末期を代表する手稿譜集『オールドホール写本』に光をあてていることを示すダブルミーニング。1973年、サザビーズのオークションをへて英国図書館(ブリティッシュ・ライブラリー)の収蔵品となった美しい彩色装飾つきのこの楽譜集は、ロンドンとケンブリッジのほぼ中間、オールドホール・グリーンという場所にあるカトリック寄宿学校が長く所有していたため、専門家たちの間でそう呼ばれるようになりました。 そこには14〜15世紀、すなわち英仏百年戦争の時代に活躍したヨーロッパ大陸と英国の作曲家たちによる多声音楽が集められており、ブルゴーニュ楽派のデュファイやバンショワのかたわら英国のパワーやダンスタプルの作品が並ぶという、様式比較の上でも極めて興味深い選曲が音楽史家たちの関心を集めてきました。 初期ネーデルラント楽派と、当時の音楽大国だった英国の巨匠たちがどれほど近い関係にあったか、英国古楽界の名門ゴシック・ヴォイシズの精鋭による絶妙な和声感覚で味わえるのはこのうえない贅沢。21世紀に満を持しての新録音、中世ポリフォニーがルネサンス期へ新たな一歩を踏み出す時代ならではの高雅な音楽をじっくりお楽しみ頂けます。
