パラディーノ(ジョヴァンニ・パオロ) Paladino, Giovanni Paolo

生没年 -1565
辞書順 NML作曲家番号 21448
  • 商品番号:RIC446

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    『夜が来るたび』
    独唱とリュートによるルネサンス世俗声楽曲 詳細ページ
    [ドゥルセス・エクスヴィエ (ロマン・ボクレール、ボル・ズリヤン)]

    TOUTES LES NUITS (Dulces Exuviae)

    発売日:2023年01月20日 NMLアルバム番号:RIC446

    CD価格:2,475円(税込)

    多声の綾を独唱とリュートの美音で綴る、16世紀流儀のリュート歌曲集16世紀には、パレストリーナやラッススらによる教会音楽はもとより、ヴェルドロやジャヌカンらの世俗音楽も、多くの場合は3~5声が別々のメロディを歌いあわせるポリフォニー楽曲として作曲されました。しかし当時のさまざまな史料から、そうした歌もリュート1挺を従えた独唱で演奏される機会が少なからずあったことも判っています。 既にジョスカン・デプレの世俗歌曲群をその手法で、多くの声部をリュートで受け持って見事なアルバム(RIC403/国内仕様盤NYCX-10071)を制作している、スロヴェニア出身の新世代名手ボル・ズリヤンとフランスの古楽歌手ロマン・ボクレールのタッグは今回、たった一人で過ごす夜に去来する恋の悩みを歌ったイタリア語マドリガーレやフランス語シャンソン、およびスペイン語歌曲を集め、黄昏から夜明けまでの時の流れを追ったプログラムを二人だけでじっくり解釈。幾人もの歌手が歌うよりも現代人の感覚に近いと言ってもよい孤独感を鮮やかな演奏に結晶させました。 温もりあるボクレールの美声もさることながら、ジェズアルドのマドリガーレをリュート独奏で演奏した驚くべきアルバム(RIC434/NYCX-10311『レコード芸術』誌特選)で新たに注目を浴びたズリヤンの細部まで行き届いた解釈も見事なもの。一連の切ない詩句による歌の末、不意にアンコールのように盛り込まれたビートルズの「ブラックバード」もあまりに自然な美しさではっとさせられます。

  • 商品番号:A905

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    パラディーノ(1540-60頃活躍)
    リュートのための作品集 詳細ページ
    [ウジェーヌ・フェレ]

    PALADIN, G.P.: Lute Works (Tablature de Luth) (Ferré)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:A905

    CD価格:1,425円(税込)

    ARCANAレーベルの「作品1」は、南フランスに花開いたルネサンスのリュート芸術Astréeを立ち上げた伝説的プロデューサーのミシェル・ベルンステンが、そのNAÏVEへの発展的解消に際し再独立、1993年に立ち上げたArcana。記念すべきリリース番号1を冠されているのが、この味わい深いリュート録音です。 ミラノ出身のリュート奏者パラディーノは16世紀中盤、その頃イタリア人が多く暮らしていたフランス南部リヨンで活躍しました。当地で刊行された2編の作品集は、イタリアの器楽作法がフランスへもたらされた貴重な例です。ジャヌカンらの多声シャンソン全盛期と同時代であることを示す編曲例も興味深い一方、ファンタジアや舞曲の数々にはフランチェスコ・ダ・ミラノらに通じる深みもあります。 名手フェレの確かな解釈は、その魅力を存分に伝えています。