ピサドール(ディエゴ) Pisador, Diego
生没年 | 1509-1557 | 国 | スペイン |
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辞書順 | 「ヒ」 | NML作曲家番号 | 21179 |
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『夜が来るたび』
独唱とリュートによるルネサンス世俗声楽曲 [ドゥルセス・エクスヴィエ (ロマン・ボクレール、ボル・ズリヤン)]TOUTES LES NUITS (Dulces Exuviae)
発売日:2023年01月20日 NMLアルバム番号:RIC446
CD価格:2,475円(税込)
多声の綾を独唱とリュートの美音で綴る、16世紀流儀のリュート歌曲集16世紀には、パレストリーナやラッススらによる教会音楽はもとより、ヴェルドロやジャヌカンらの世俗音楽も、多くの場合は3~5声が別々のメロディを歌いあわせるポリフォニー楽曲として作曲されました。しかし当時のさまざまな史料から、そうした歌もリュート1挺を従えた独唱で演奏される機会が少なからずあったことも判っています。 既にジョスカン・デプレの世俗歌曲群をその手法で、多くの声部をリュートで受け持って見事なアルバム(RIC403/国内仕様盤NYCX-10071)を制作している、スロヴェニア出身の新世代名手ボル・ズリヤンとフランスの古楽歌手ロマン・ボクレールのタッグは今回、たった一人で過ごす夜に去来する恋の悩みを歌ったイタリア語マドリガーレやフランス語シャンソン、およびスペイン語歌曲を集め、黄昏から夜明けまでの時の流れを追ったプログラムを二人だけでじっくり解釈。幾人もの歌手が歌うよりも現代人の感覚に近いと言ってもよい孤独感を鮮やかな演奏に結晶させました。 温もりあるボクレールの美声もさることながら、ジェズアルドのマドリガーレをリュート独奏で演奏した驚くべきアルバム(RIC434/NYCX-10311『レコード芸術』誌特選)で新たに注目を浴びたズリヤンの細部まで行き届いた解釈も見事なもの。一連の切ない詩句による歌の末、不意にアンコールのように盛り込まれたビートルズの「ブラックバード」もあまりに自然な美しさではっとさせられます。
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Per voi ardo -
愛しき女性、私はあなたゆえに身を焦がす
イタリアからスペインに来たマドリガーレ集 [カルロス・メナ(カウンターテナー)/マヌエル・ミンギロン(ビウエラ)]Vocal Music (Italian) - ARCADELT, J. / MUDARRA, A. / PISADOR, D. / WILLAERT, A. / VERDELOT, P. (Per voi ardo) (C. Mena, Minguillon)
発売日:2021年04月30日 NMLアルバム番号:IBS-12021
CD価格:2,250円(税込)
このアルバムには、16世紀中頃のスペインで活躍した作曲家たちが編纂した「ビウエラのための曲集」に掲載された“マドリガーレ”が収録されています。中心をなすのは、1547年にバルデラーバノが編纂した171曲からなるビウエラ曲集、1552年にピサドールが編纂した95曲からなる曲集、1554年にフエンリャーナが編纂した182曲からなる曲集に含まれるマドリガーレで、アルカデルトのようなイタリア語のテキストを使用したものから、スペインのオリジナルのものまでさまざまな曲が紹介されています。 これらはどれもオリジナルのタブ譜(弦を抑える箇所を指定する譜面)で書かれており、スペインでのアレンジを示す重要な資料にもなっています。 演奏しているカルロス・メナは来日経験もあるスペインのカウンターテナー。澄み切った美しい声が高く評価されています。ギタリスト、マヌエル・ミンギロンは通奏低音とソロのどちらも得意としており、さまざまな古楽系オーケストラと共演しています。
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彼らが私の名を呼ぶならば [エル・コルテサノ]
Vihuela and Vocal Music (16th Century) - PISADOR, D. / MUDARRA, A. / WILLAERT, A. / FUENLLANA, M. de (Si me llaman) (El Cortesano)
■室内楽
発売日:2012年11月21日 NMLアルバム番号:CD-16276
CD価格:2,475円(税込)