ウィプラッド(セオドール) Wiprud, Theodore
生没年 | 1958- | 国 | |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 143747 |
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『It Takes One To Tango タンゴはひとりで』
ナチスに迫害された作曲家と現代の作曲家による、タンゴにインスパイアされたピアノ作品集 [ジーニ・ゴラン]Piano Recital: Golan, Jeanne - ORTIZ, P. / GROSZ, W. / SCHULHOFF, E. (It Takes One to Tango - Works of Contemporary and Recovered Voices Composers)
発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:Steinway30164
CD価格:2,250円(税込)
20世紀から現代の作品を得意とし、AlbanyやSteinwayから多数のCDをリリースしているアメリカのピアニスト、ジーニ・ゴランによるアルバム。現代の作曲家たちと、ナチスに退廃音楽の烙印を押されるなど窮地に追い込まれたのち、現在では再評価されている作曲家たちによる、タンゴにインスパイアされた作品が集められています。 注目はモシュコフスキに作曲を師事したという、チェンバロ復権の立役者ワンダ・ランドフスカの作品。彼女も第一次大戦で捕虜となり、第二次大戦では身一つでアメリカに逃げるなど多難な人生を送りましたが、世界初録音となるこちらはシャンソンを連想するモダンなロマン性を帯びた美しい曲です。ラストに収められたトワイニングの作品はピアノと同時にトイ・ピアノも弾くというもので、「ブルータンゴ」の異名を持つアンニュイな雰囲気が実に魅力的な一曲です。 なおタイトルは英語のことわざ“It Takes Two To Tango(タンゴは二人で踊るもの=起こってしまったことは二人の責任)”をもじっています。