ティエリオ(フェルディナント) Thieriot, Ferdinand
生没年 | 1838-1919 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「テ」 | NML作曲家番号 | 83980 |
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ティエリオ(1838-1919):
〈室内楽作品集 第3集〉
ピアノ四重奏曲 第3番・第4番 [アマデウス・チェンバー・プレイヤーズ]THIERIOT, F.: Chamber Music, Vol. 3 (Amadeus Chamber Musicians)
発売日:2024年09月20日 NMLアルバム番号:TOCC0739
CD価格:2,175円(税込)
フェルディナント・ティエリオの室内楽作品集、第3集には2つのピアノ四重奏曲が収録されています。 彼はブラームスの師でもあったエドゥアルト・マルクスセンの弟子で、同じく弟子であったラインベルガーと生涯親しい友人関係にあり、彼の作品にはブラームス風の緻密な対位法が随所に見られます。また、ティエリオ自身が優れたチェリストでもあったためか、チェロが美しい旋律を歌う場面が多く、どれも聴きごたえのある作品となっています。
収録作曲家:
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ティエリオ(1838-1919):
〈室内楽作品集 第2集〉
五重奏曲 ト長調/2つのアダージョ Op.41
4つの幻想曲 Op.28/ラルゲット/組曲 [ハンブルク・チェンバー・プレイヤーズ]THIERIOT, F.: Chamber Music, Vol. 2 (Hamburg Chamber Players)
発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:TOCC0101
CD価格:2,175円(税込)
ハンブルク生まれのフェルディナント・ティエリオ。彼はブラームスの師でもあったエドゥアルド・マルクスセンの弟子で、同じく弟子であったラインベルガーと生涯親しい友人関係にありました。 ティエリオの室内楽作品集シリーズ第1集(TOCC-80)に続くこの第2集では、5つの作品を収録。どの曲もブラームスを思わせる慎ましくも情熱的な雰囲気を持っていて、聴きごたえのあるものばかりです。 なかでも2003年に初めて出版された「組曲」は優れたチェリストでもあったティエリオの面目躍如といえる作品。抒情的な旋律でチェロを存分に歌わせることで、深みある楽器の音色を存分に生かした曲に仕上がっています。
収録作曲家:
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シューマン(1810-1856):
ピアノ四重奏曲 ハ短調
ティエリオ(1838-1919):
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 [ヴァレンティン・ピアノ四重奏団]SCHUMANN, R.: Piano Quartet in C Minor (completed by J. Draheim) / THIERIOT, F.: Piano Quartet, Op. 30 (Valentin Piano Quartet)
■室内楽
発売日:2014年06月25日 NMLアルバム番号:777843-2
CD価格:1,824円(税込)
1829年に作曲された若きシューマンによるピアノ四重奏曲。こちらは一応、全曲の構想は出来たものの、ピアノパートを完成させることなく、そのまま出版もすることなかったという幻の作品です。この曲を完成させる試みは、何度か行われており、このドラハイム版よりも以前には、W.ベッティヒャーが補筆を試み、こちらは1979年にアンドレ・プレヴィンらが録音していたりもします。このドラハイム版は、オリジナルの自筆楽譜を綿密に調査した上で、左手パートを書き加え、彼なりに満足の行くものを作り上げたようです。このスコアは2010年のシューマン記念年に出版され、今回が初録音となります。もう一人の作曲家ティエリオはハンブルク生まれの作曲家で、シューマンよりもブラームスに影響を受けた人です。今ではほとんど忘れられてしまったこの作曲家の作品も、このアルバムでシューマンの四重奏と共に蘇ることでしょう。