トゥーマ(フランティシェク・イグナーツ・アントニン) Tůma, František Ignác Antonín
生没年 | 1704-1774 | 国 | |
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辞書順 | 「ト」 | NML作曲家番号 | 57977 |
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トゥーマ(1704-1774):
スターバト・マーテル
ビーバー(1644-1704):
レクイエム他 [プルートアンサンブル、ハトホル・コンソート]TŮMA, F.I.A.: Stabat Mater / BIBER, H.I.F. von: Requiem (Animam gementem cano)
発売日:2020年08月28日
NMLアルバム番号:RAM1914
CD価格:2,475円(税込)
トゥーマの新発見『スターバト・マーテル』世界初録音!18世紀ボヘミア前古典派の作曲家で、古典派への重要な橋渡しとして知られるトゥーマが残した5つの『スターバト・マーテル』のうちの一つ、マルニクス・デ・カートがバイエルン州オットーボイレンの修道院で発見した作品の世界初録音です。トゥーマの活動後期の作品とみられ、バロックの枠からは大きく進んだ和声でテキストの悲痛さをよく反映しており、テノールとバスのデュオで開始されるのもこのジャンルとしては珍しいと言えるでしょう。 アルバムはトゥーマの1世紀前のボヘミア、オーストリアの作品と組み合わされ、ビーバーの傑作『レクイエム』や器楽合奏曲と並べることで、トゥーマが継承した伝統と先鋭性どちらも感じ取ることの出来る構成となっています。デ・カートが主宰する合唱団「プルートアンサンブル」による美しく溶け合うハーモニーを堪能できるほか、器楽にはロミーナ・リシュカ率いる「ハトホル・コンソート」が参加し、しめやかな中にも各パートが波打つようなバランスが心地よいアンサンブルを聴かせます。 第2ヴァイオリンはバッハ・コレギウム・ジャパンなどでも活躍する、中丸まどかが担当。